2016年の秋季地方大会、そして地区大会も終わり、いよいよ2017年(平成29年)の第89回春の選抜大会まで近くなってきました。
ご存知の人が多いと思いますが、春の選抜大会は前年の秋季大会の成績をもとに、21世紀枠を含め、2017年の1月27日にセンバツ選考委員会によって決まります。
ですので、すでにその参考となる成績が、そろっていることになります。
それでは、今回は、「選抜高校野球の出場校の予想や開催日程や組み合わせ抽選会の日程」をお伝えしたいと思います。
目次
大会日程は?
(出典:https://gunosy.com/)
第89回選抜高校野球大会は、
2017年3月19日(日)~3月30日(木)の12日間(休養日を含む)で開催されます。
春の選抜大会の特徴としては、
出場校が、夏の選手権と比べ少ないので、その分日程も短くなっています。
また、夏に比べ、気温の寒暖差が大きいので、厚着での観戦をオススメします。
(出典:http://trans-arrow.com/)
組み合わせ抽選会は、2017年の3月10日(金)に行なわれます。
選抜大会は、夏の選手権の毎試合ごとに抽選をするのとは異なり、初めに抽選をした組み合わせにより、全ての対戦相手が決まります。
ですので、全国制覇をするためには、その抽選会でのくじ運も非常に重要なポイントとなってきます。
2017年の選抜大会の各地区の出場枠とは?
(出典:http://www.nikkansports.com/)
選抜大会は、先ほどお伝えしたように、出場校がセンバツ選考委員会によって決めれ、32校が選抜されます。
また、その32校は、各地区ごとに出場枠が決められていますので、その出場枠を見てみたいと思います。
北海道 1枠
東北地区 2枠
関東、東京地区 6枠
北信越地区 2枠
東海地区 2枠
近畿地区 6枠
中国地区 2or3枠
四国地区 2or3枠
九州地区 4枠
21世紀枠 3枠
以上の31枠に加えて、各地区大会の優勝校同士で日本一を争う、明治神宮大会の優勝校の地区は、1枠増加されます。
これを見てみると、
北海道は、夏の甲子園では、北北海道と南北海道に分かれて1校ずつの出場になりますが、北海道地区で1校となります。
また、関東+東京は、東京を合わせての6枠なので、かなりの激戦地区と言えるでしょう。
それでは、これらの枠に沿って、各地区の予想をしてみたいと思います。
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北海道 1枠
優勝 札幌第一 当確
準優勝 札幌日大 △
優勝校の札幌第一高校は、当確でしょう。
したがいまして、
北海道地区は、札幌第一高校が選抜されると予想します。
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東北地区 2枠
優勝 仙台育英(宮城県) 当確
準優勝 盛岡大付(岩手県) 当確
ベスト4
聖光学院(福島県)
酒田南(山形県)
優勝校の仙台育英高校、準優勝校の盛岡大付高校は当確でしょう。
したがいまして、
東北地区は、仙台育英高校、盛岡大付高校が選抜されると予想します。
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関東・東京地区 6枠
関東地区
優勝 作新学院(栃木県) 当確
準優勝 東海大市原望洋(千葉県) 当確
ベスト4
前橋育英(群馬県) 当確
高崎健康福祉大高崎(群馬県) 当確
ベスト8
慶応(神奈川県) 〇
山梨学院(千葉県) △
横浜(神奈川県)
中央学院(千葉県)
東京都
優勝 早稲田実業 当確
準優勝 日大三 〇
当確以外の1枠は、慶応高校か日大三校のどちらかになるでしょう。
地域性などを考慮すると、慶応高校が選ばれる可能性が高いと思われます。
慶応高校は、神奈川県大会で優勝し、
関東地区大会の準々決勝では、前橋育英に3-4と善戦したので、地域性と成績を考慮して選ばれる可能性が高いでしょう。
したがいまして、
関東地区に関しては、早稲田実業高校、作新学院高校、東海大市原望洋高校、前橋育英高校、高崎健康福祉大高崎高校、慶応高校の以上の6校が選抜されると予想します。
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北信越地区 2枠
優勝 福井工大福井(福井県) 当確
準優勝 高岡商(富山県) 当確
ベスト4
日本航空石川(石川県)
日本文理(新潟県)
北信越地区は、2枠なので、優勝校、準優勝校が順当に選抜されるでしょう。
したがいまして、
北信越地区に関しては、福井工大福井高校と高岡商業高校が選抜されると予想します。
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東海地区 2枠
優勝 静岡(静岡県) 当確
準優勝 志学館(愛知県) 当確
ベスト4
中京大中京(愛知県)
三重(三重県)
順当に優勝校の静岡高校、準優勝校の志学館高校が選抜されるでしょう。
したがいまして、
東海地区は、静岡高校、志学館高校が選抜されると予想します。
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近畿地区 6枠+1枠
(出典:http://www.nikkei.com/)
優勝 履正社(大阪府) 当確
準優勝 神戸国際大付(兵庫県)当確
ベスト4
滋賀学園(滋賀県) 当確
大阪桐蔭(大阪府) 当確
ベスト8
智辯学園(奈良県) 当確
報徳学園(兵庫県) 当確
高田商業(奈良県) △
上宮太子(大阪府)
1回戦
京都翔英 △
ベスト4以上は、順当に選抜されるでしょう。
また、履正社高校が、明治神宮大会の決勝戦で、東京地区代表の早稲田実業と対戦し、11-6の乱打戦を制し、近畿勢では初の優勝をしました。
これにより、近畿地区に1枠が追加され、6枠から7枠となりました。
したがって、べスト8の中でも、智弁学園高校、報徳学園高校が頭一つ出た形となり、ほぼ確実になりました。
智弁学園は、準々決勝で、大阪桐蔭に4-6で敗れはしたものの、
奈良県大会で優勝したこと、
そして、その他のベスト8の高校が、大阪府、兵庫県で、選抜すれば重複してしまうので、その残りの高校の中では、智弁学園が成績が良かったからです。
また、報徳学園高校は、
他のベスト8の高田商業高校や上宮太子高校が、準々決勝で、大敗をしていることにより、選ばれるでしょう。
最後の1校は、
かなり難しいですが、
ベスト8の上宮太子高校は、仮に選ぶと、大阪府から3校目となるので、選ばれることはないでしょう。
そうであれば、
ベスト8の残りの1校、高田商業高校が選抜されるいうことですが、
高田商業高校は準々決勝で、履正社高校が相手ですが、0-7と完敗していますので、ちょっと厳しいかもしれません。
そうなれば、1回戦敗退の中でも、地域性、成績を考慮すれば、京都翔英高校が選ばれる可能性が出てきます。
基本的には、ベスト8の中から選ばれると思いますので、高田商業高校かと思われますが、
京都翔英高校が選抜される可能性も少しはあると思います。
したがいまして、
近畿地区は、履正社高校、神戸国際大付高校、滋賀学園高校、大阪桐蔭高校、智弁学園高校、報徳学園高校、高田商業高校の7校が選抜されると予想します。
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中国地区 3枠
優勝 宇部鴻城(山口県) 当確
準優勝 呉(広島県) 当確
ベスト4
創志学園(岡山県) 当確
鳥取城北(鳥取県)
中国地区は、順当に、宇部鴻城高校と呉高校が決まるでしょう。
また、中国地区か四国地区のどちらかが3枠となりますが、
四国地区の準決勝での試合の内容よりも、中国地区の準決勝での試合の方が濃い内容だったので、中国地区から3枠決まると仮定します。
そうすれば、おそらく創志学園高校が選抜されるでしょう。
創志学園高校は、準決勝で地区大会優勝の宇部鴻城高校を相手に、2-3と惜しい試合だったので、もし枠が増えれば、選ばれる可能性がかなり高いと思われます。
したがいまして、
中国地区からは、宇部鴻城高校、呉高校、創志学園高校が選抜されると予想します。
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四国地区 2枠
優勝 明徳義塾(高知県) 当確
準優勝 帝京五(愛媛県) 当確
ベスト4
英明(香川県) △
済美(愛媛県)
四国地区は、順当に明徳義塾高校と帝京五高校が選抜されるでしょう。
もし、四国地区から3校選抜されるのであれば、
準決勝での試合内容から、英明高校が選ばれる可能性が高いと予想します。
したがいまして、
四国地区からは、明徳義塾高校、帝京五高校が選抜されると予想します。
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九州地区 4枠
優勝 福岡大大濠(福岡県) 当確
準優勝 東海大福岡(福岡県) 当確
ベスト4
熊本工業(熊本県) 当確
秀岳館(熊本県) 当確
ベスト8
鹿児島実業(鹿児島県)△
九州地区は、4枠ですが、順当にいけば、福岡大大濠高校、東海大福岡高校、秀岳館高校、熊本工業高校の以上の4校が選抜されるでしょう。
ただ、1つ気がかりなのは、準決勝で敗れた、秀岳館高校が漏れる可能性があります。
なぜなら、
秀岳館高校は、準決勝で福岡大大濠高校に0-5と完敗したからです。
また、ベスト8の鹿児島実業高校は、準々決勝で同じ福岡大大濠高校と対戦し、0-2とかなりの善戦をし、惜しくも敗れたからです。
ですので、鹿児島実業高校が、成績と地域性を考慮して、もしかしたら選ばれるかもしれないということです。
したがいまして、
九州地区は、福岡大大濠高校、東海大福岡高校、熊本工業高校、秀岳館高校が選抜されると予想します。
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まとめ!
このように、各地区別に選抜される高校を予想しました。
これらに加えて、21世紀枠の3校を加えた、合計32校が春の選抜高校野球大会に出場します。
予想する29校は、
北海道 1枠
札幌第一
東北地区 2枠
仙台育英高校、盛岡大付高校
関東・東京地区 6枠
作新学園高校、東海大市原望洋高校、前橋育英高校、高崎健康福祉大高崎高校、慶応高校、早稲田実業高校
北信越地区 2枠
福井工大福井高校、高岡商業高校
東海地区 2枠
静岡高校、志学館高校
近畿地区 7枠
履正社高校、神戸国際大付高校、滋賀学園高校、大阪桐蔭高校、智弁学園高校、報徳学園高校、高田商業高校
中国地区 3枠
宇部鴻城高校、呉高校、創志学園高校
四国地区 2枠
明徳義塾高校、帝京五高校
九州地区 4枠
福岡大大濠高校、東海大福岡高校、熊本工業高校、秀岳館高校
以上の29校です。
秋季大会から春の選抜大会まで、半年近くの期間があるので、
その間に冬のトレーニングで、1回り大きく成長した高校生が選抜大会では見れると思います。
そして、春の選抜大会も、間違いなく数々の感動のシーンが生まれることでしょう。
それまで、待ち遠しいですが、楽しみに待ちましょう。
今回は、「2017年選抜高校野球の甲子園の出場校の予想や日程」などをお伝えしました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。