(出典:https://twitter.com/)

2017年の福岡大大濠高校は、チームの完成度がかなり高く、2016年の秋季地区大会は圧倒的な強さを魅せました。

 

福岡大大濠高校は、投攻守のバランスがものすごく良く、秋季九州地区大会は、他校を寄せつけない力で、甲子園の出場の切符を確実なものにしました。

 

そこで、今回は「福岡大大濠高校野球部の成績や選手一覧や出身中学や監督」などについて、お伝えしていきたいと思います。

 

秋季九州地区大会の結果とは?

(出典:http://mainichi.jp/koshien/)

それでは、秋季九州地区大会の結果について、お伝えしていきたいと思います。

 

2回戦(10月24日)別大興産スタジアム

1 2 3 4 5 6 7 8 9 合計
福岡大大濠 0 0 0 0 2 3 1 0 0 6
大分商業 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

■福岡大大濠 三浦

■大分商業  池見-広川-古江-安藤

〇三塁打 久保田、華嶋(福岡大大濠)

△二塁打 稲本(福岡大大濠)、三代(大分商業)

 

福岡大大濠高校は、5回の表に、均衡を破る2点の先制点を挙げ、そのまま6回、7回にも点数を重ね、大分商業高校を寄せ付けず、快勝しました。

 

エースの三浦銀二投手は、4安打、12奪三振で、前評判通りの活躍で、完封を収めました。

 

 

 

準々決勝(10月25日)臼杵市民球場

1 2 3 4 5 6 7 8 9 合計
福岡大大濠 0 0 0 0 0 0 0 2 0 2
鹿児島実業 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

■福岡大大濠 三浦

■鹿児島実業 吉村-瀬川-吉村-瀬川

△二塁打 井戸田(鹿児島実業)

 

この試合は、1点を争う好ゲームとなりました。

 

その均衡を破ったのは、福岡大大濠高校。

 

福岡大大濠高校は、8回表に、鹿児島実業高校の守備の乱れが出て、2つのエラーとファーボールによって、ノーアウト満塁のチャンスを作りました。

 

そこで、2番の平野孝太郎選手が押し出しのファーボールを選び、1点を先制し、

 

そして、続く3番の古賀悠斗選手が、センターへの犠牲フライを放ち、追加点を奪い、

 

その2点をエースの三浦銀二投手が守り切り、辛くも勝利しました。

 

この日もエースの三浦投手が好投を魅せ、鹿児島実業高校打線を4安打に抑え込み、2試合連続の完封勝ちをおさめました。

 

三浦投手は、ほとんど失投がなく、制球力もかなり良くて、これで、秋季地区大会は、18イニング無失点となりました。

 

ホント凄いの一言です。

 

 

 

準決勝(10月27日)別大興産スタジアム

1 2 3 4 5 6 7 8 9 合計
秀岳館 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
福岡大大濠 0 0 0 3 0 0 2 0 × 5

■秀岳館   田浦-川端

■福岡大大濠 三浦

△二塁打 田浦(秀岳館)、斎藤、西(福岡大大濠)

 

福岡大大濠高校は、強豪の秀岳館高校を相手に、4回裏に2本のタイムリーヒットで、3点を先制し、

 

7回には、相手の守備の乱れにより、2点のダメ押し点を奪い、そのまま完勝しました。

 

この日も、エースの三浦銀二投手が、5安打と好投を魅せ、3試合連続の完封勝ちをおさめました。

 

三浦投手は、制球力はもう一つでしたが、ここ一番のピンチで、しっかりと抑えるところは、さすがに凄いと思いました。

 

次は、いよいよ決勝の東海大福岡高校(福岡2位)との対戦になります。

 

 

 

決勝(10月29日)別大興産スタジアム

1 2 3 4 5 6 7 8 9 合計
東海大福岡 0 0 0 0 0 0 3 0 0 3
福岡大大濠 0 2 0 0 1 0 0 0 4

■東海大福岡 安田

■福岡大大濠 三浦

〇三塁打 前原(東海大福岡)

△二塁打 西、斎藤、三浦(福岡大大濠)

 

福岡大大濠高校は、2回に2点を先制し、6回までは、3対0と試合を優位に進めましたが、7回表に3点を取られ、3対3の同点に追いつかれてしまいます。

 

しかし、9回の裏に、1アウト満塁のチャンスを作り、エースの三浦投手が、自らのバットでセンター前ヒットを放ち、サヨナラ勝ちをおさめ、九州地区大会の優勝を決めました。

 

福岡大大濠高校は、4試合の全試合で、三浦投手が試合を作り、また、打線もチャンスを確実にものにして、攻守にわたり、他校を圧倒しました。

 

優勝したことにより、福岡大大濠高校は、各地区大会の優勝チームで争う、明治神宮大会への出場が決まりました。

 

 

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明治神宮大会の結果とは?

(出典:https://twitter.com/)

それでは、明治神宮大会の結果について、お伝えしていきたいと思います。

 

準々決勝(11月13日)神宮球場

1 2 3 4 5 6 7 8 9 合計
明徳義塾 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
福岡大大濠 0 0 0 1 0 1 0 0 × 2

■明徳義塾  北本

■福岡大大濠 三浦

◇本塁打 古賀(福岡大大濠)

△二塁打 西(福岡大大濠)

 

福岡大大濠高校は、四国地区の覇者の強豪明徳義塾高校と対戦しました。

 

この試合は、両チームともピッチャーが安定感のあるピッチングをしましたが、4回裏に福岡大大濠高校が、プロ注目の3番キャッチャーの古賀悠斗選手のホームランで先制しました。

 

その後も、福岡大大濠高校は、6回裏にも追加点を奪い、そのまま2対0で、明徳義塾高校を振り切りました。

 

福岡大大濠高校は、エースの三浦銀二投手が、明徳義塾高校打線を4安打に抑え、強力打線を相手にしても、完封することができ、力のあるところを魅せました。

 

 

 

準々決勝(11月14日)神宮球場

1 2 3 4 5 6 7 8 9 合計
福岡大大濠 0 0 0 0 0 2 1 0 1 4
早稲田実業 1 0 2 0 1 0 2 0 × 6

■福岡大大濠 三浦

■早稲田実業 中川-赤嶺-服部

◇本塁打 野村(早稲田実業)

〇三塁打 野村(早稲田実業)

△二塁打 古賀(福岡大大濠)、西田、中川、 清宮(早稲田実業)

 

福岡大大濠高校は、この日も三浦銀二投手が先発しましたが、早稲田実業打線につかまり、12安打もあびて、6失点。

 

一方、打線は4点を奪い、2点差まで早稲田実業高校を追い詰めましたが、結局4対6で負けてしまいました。

 

早稲田実業高校の4番サードの1年生スラッガーの野村大樹選手は、それにしても凄いですね。

 

この日の野村大樹選手は、ホームランを含む3安打4打点と、孤軍奮闘の活躍でした。

 

ただ、三浦投手は、連投の疲れがあるのかもしれませんね。

 

そう考えると、連戦が予想される甲子園で全国制覇をするには、三浦投手に続く、2番手、3番手のピッチャーが必要になってきそうですね。

 

それにしても、三浦投手は、早稲田実業高校と対戦するまでは、好投を続け、春、夏が楽しみになってきますね。

 

 

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選抜高校野球大会の結果とは?

 

それでは、2017年の春の選抜高校野球大会の結果について。お伝えしていきたいと思います。

 

1回戦(3月22日)

1 2 3 4 5 6 7 8 9 合計
創志学園 0 0 0 0 0 2 0 1 0 3
福岡大大濠 0 2 2 1 0 0 0 1 × 6

■創志学園  秋山-難波

■福岡大大濠 三浦

◇本塁打 樺島2(福岡大大濠)

〇三塁打 稲本(福岡大大濠)

△二塁打 難波、小林、金山(創志学園)

 

福岡大大濠高校は、2回裏に、8番バッターの樺島竜太郎選手のレフトへの2ホームランで2点を先制しました。

 

また、3回にもヒットとファーボールなどをからめて、5番の稲本侑星選手のタイムリースリーベースヒットで、2点を追加しました。

 

そして、4回裏にも8番の樺島選手の2打席連続となるレフトへのソロホームランが飛び出し、5対0とさらにリードを広げました。

 

一方、福岡大大濠高校のエースピッチャーの三浦銀二投手は、6回と8回に点数を奪われますが、ピンチであっても、冷静かつ大胆な投球で、昨年の秋季大会と同様に、安定感のあるピッチングを続け、6対3と快勝しました。

 

三浦投手は、まだまだ本調子に程遠いものの、前評判通りの好投をして、さすが注目投手と言われるようなピッチングでした。

 

また、打線の方は、8番の樺島竜太郎選手が2打席連続となるホームランを放つ、3安打の大活躍で、終始危なげのない試合でした。

 

とにかく樺島竜太郎選手は、驚異の8番バッターです。

 

ほんと樺島選手は、今大会のキープレイヤーとなりそうですね。

 

 

2回戦(3月26日)

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 合計
福岡大大濠 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 1
滋賀学園 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1

延長15回で、再試合

■福岡大大濠 三浦

■滋賀学園  宮城-棚原

 

 

2回戦 再試合(3月28日)

1 2 3 4 5 6 7 8 9 合計
滋賀学園 1 1 0 0 1 0 0 0 0 3
福岡大大濠 2 1 0 0 2 0 0 0 × 5

■滋賀学園  光本-宮城-棚原

■福岡大大濠 三浦

◇本塁打 古賀(福岡大大濠)

〇三塁打 中西(滋賀学園)

△二塁打 稲本(福岡大大濠)

 

 

 

準々決勝(3月29日)

1 2 3 4 5 6 7 8 9 合計
福岡大大濠 0 0 0 0 1 1 1 0 0 3
報徳学園 1 0 3 0 2 1 0 1 × 8

■福岡大大濠 徳原-西-古賀

■報徳学園  西垣-池上

◇本塁打 岡本(報徳学園)

〇三塁打 篠原(報徳学園)

△二塁打 篠原2、小園(報徳学園)

 

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秋季大会のメンバーや出身中学とは?

(出典:http://koshienmatome.blog.jp/)

秋季地区大会のメンバーや出身中学について、お伝えしていきたいと思います。

 

◇背番号1 三浦 銀二 3年生 投手

福岡市筑紫丘中 福岡県出身 右投右打 175センチ70キロ

◇背番号2 古賀 悠斗 3年生 捕手

オール筑紫BBC 福岡県出身 右投右打 174センチ74キロ

◇背番号3 東 怜央 3年生 1塁手

宗像ボーイズ 福岡県出身 右投右打 181センチ88キロ

◇背番号4 斎藤 友哉 3年生 2塁手

福岡ボーイズ 福岡県出身 右投右打 169センチ65キロ

◇背番号5 稲本 侑星 2年生 3塁手

自由ヶ丘BBC 福岡県出身 右投左打 173センチ78キロ

◇背番号6 久保田 有哉 3年生 遊撃手

福岡市原中央中 福岡県出身 右投右打 174センチ65キロ

◇背番号7 樺嶋 竜太郎 2年生 左翼手

筑後サザンホークス 福岡県出身 右投右打 180センチ76キロ

◇背番号8 西 隼人 2年生 中堅手

糸島市前原西中 福岡県出身 右投左打 176センチ70キロ

◇背番号9 平野 孝太郎 2年生 右翼手

オール筑紫BBC 福岡県出身 右投左打 172センチ60キロ

◇背番号10 藤田 太斗 2年生 控え

白龍BBC 福岡県出身 左投左打 172センチ70キロ

◇背番号11 徳原 世羅 2年生 控え

城南サンボーイズ 福岡県出身 右投右打 185センチ80キロ

◇背番号12 矢野 貴大 3年生 控え

城南サンボーイズ 福岡県出身 右投右打 178センチ67キロ

◇背番号13 仲田 慶介 3年生 控え

白龍BBC 福岡県出身 右投左打 168センチ63キロ

◇背番号14 藤田 輝 3年生 控え

フレッシュ・筑紫野アローズ 福岡県出身 右投右打 173センチ70キロ

◇背番号15 阿具根 幹人 2年生 控え

フレッシュ・福岡アストロズ 福岡県出身 右投右打 174センチ65キロ

◇背番号16 和田 穣成 3年生 控え

福岡市金武中 福岡県出身 右投左打 164センチ65キロ

◇背番号17 今泉 翼 3年生 控え

福岡市原北中 福岡県出身 右投左打 176センチ67キロ

◇背番号18〇亀井 毅郎 3年生 控え

白龍BBC 福岡県出身 右投右打 175センチ70キロ

〇は、主将を表しています。

 

 

このように、全員が福岡県出身なので、地元のみのチーム構成となっています。

 

ですので、他府県からの選手が1人もベンチ入りしていないことを考えれば、福岡県の野球レベルは相当高いことがわかりますね。

 

また、7人もの2年生が、ベンチ入りしていることから、実力がなければ、いくら上級生であっても、ベンチ入りが難しいことがわかります。

 

2年生がたくさんベンチ入りしているということは、2年くらいは、今の戦力を維持できそうですね。

 

また、その2年生の選手がさらにレベルアップを図れば、全国制覇の可能性もありそうですね。

 

八木啓伸監督とは?

(出典:http://clipee.net/)

それでは、福岡大大濠高校の八木啓伸監督はどんな監督なのか、プロフィール交えて、お伝えしたいと思います。

 

■出身高校 福岡大大濠高校

■出身大学 立命館大学

■出身社会人 西日本銀行

■監督就任年 2010年

■指導方針  個性を重視

 

このように、八木啓伸監督は、もともと福岡大大濠高校を出身であり、立命館大学を経て、社会人の西日本銀行で硬式野球部に所属していました。

 

八木監督の指導方針として、選手1人1人の個性を考え、その個性に合わせて指導するスタイルです。

 

そのような指導により、個人の能力をより引き出そうとしているそうです。

 

たしかに、1人1人性格や考え方は異なるけれども、なかなか選手1人1人に合わせての指導は難しいので、ホント凄いと思います。

 

また、選手に「自ら考える」ということも指導しているそうです。

 

そのように、選手自身に考えることをさせて、何が「自分にとって、チームにとって」必要なのか、ということを指導するのはホント重要なことだと思います。

 

大学くらいになれば、自らが考えるということをしますが、高校生の時点で、「自ら考える」ということをすれば、成長のスピードも相当上がるのではないかと思います。

 

このように、八木監督は、選手の個性を重視する方向で、指導されています。

 

まとめ!

 

このように、福岡大大濠高校の成績や選手一覧や出身中学や監督などについて、お伝えしてきました。

 

2017年の福岡大大濠高校は、攻守にバランスのとれた非常に総合力の高いチームだと思います。

 

エースピッチャーの三浦銀二投手やプロ注目の古賀悠斗選手などタレント的な選手も揃っていることから、

 

2017年の福岡大大濠高校は、全国制覇を狙える位置にいるのではないかと思います。

 

2017年の福岡大大濠高校に、ご注目下さい。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。