清宮幸太郎選手が率いる早稲田実業高校が、2017年の選抜大会の出場を確定させ、遂に甲子園に帰ってきます。

 

清宮幸太郎選手は、1年生の夏以来の甲子園なので、どんな成長を甲子園で、みせてくれるのかが注目されるところです。

 

2017年の早稲田実業高校は、各選手の層が厚く、総合力の高い選手が集まっています。

 

そこで、今回は「早稲田実業高校の2016年の秋季地区大会での成績や選手一覧や注目選手」などについて、お伝えしていきたいと思います。

 

2016年の秋季大会での結果とは?

 

早稲田実業高校の2016年の秋季地区大会での成績をお伝えしていきたいと思います。

 

東京都大会

1回戦 日本学園高校戦 

1 2 3 4 5 6 7 合計
早稲田実業 0 5 1 3 0 1 0 10
日本学園 0 0 0 1 0 0 0 1

7回コールド勝ち

早稲田実業:服部-赤嶺

日本学園:小橋川-山口勝

本塁打:清宮幸太郎(早稲田実業)

 

早稲田実業高校は、終始試合を支配し、自力の強さを発揮し、初戦を勝利しました。

 

また、清宮幸太郎選手が、ホームランを放つなど試合の流れをつかみ、勝利に貢献しました。

 

清宮幸太郎選手は、新主将となり、今まで以上に気合の入った打席を魅せましたね。

 

投げては、エースの服部雅生投手と赤嶺大哉投手が好投し、日本学園打線を抑え込みました。

 

2回戦 日大一高校戦

1 2 3 4 5 6 7 8 9 合計
日大一 0 0 0 0 0 1 0 0 0 1
早稲田実業 1 0 0 3 1 0 0 2 × 7

日大一:下野-上原-新井

早稲田実業:中川-服部

本塁打:清宮2(早稲田実業)

 

早稲田実業高校は、清宮幸太郎選手の2本のホームランで、日大一高を突き放し、圧勝しました。

 

清宮幸太郎選手は、2試合連続のホームランで、遂に本格化したバッティングを魅せました。

 

 

3回戦 片倉高校戦

1 2 3 4 5 合計
片倉 0 0 0 1 1 2
早稲田実業 0 7 1 0 12

5回コールド勝ち

片倉:森田-高橋-森田-野田-石田-高橋-山岸

早稲田実業:中川-服部

 

早稲田実業高校は、自力の違いを魅せつけて、10安打12得点で2回戦に続き、圧勝しました。

 

清宮幸太郎選手の3試合連続ホームランはなりませんでしたが、

 

1安打を放ち、つなぐ野球に貢献しました。

 

次の準々決勝の試合は、宿敵関東一高戦となりました。

 

 

準々決勝 関東一高戦 10月29日 八王子球場

1 2 3 4 5 6 7 8 9 合計
早稲田実業 2 0 1 1 0 1 0 0 3 8
関東一 0 0 0 0 0 0 1 0 3 4

早稲田実業:中川-石井-服部-赤嶺

関東一:高橋-小川-平川

 

関東一高との戦いは、先制、中押し、ダメ押しと効率よく得点を挙げた早稲田実業高校が勝利しました。

 

最終回は、関東一高の粘りで4点差まで詰め寄られますが、赤嶺投手の踏ん張りで、なんとか振り切りました。

 

さすがの2016年の夏の覇者だけに、簡単には負けませんね。

 

ちなみに、清宮幸太郎選手は、ノーヒットに終わりましたが、4番の1年生のスーパールーキー野村大樹選手の2安打が、光っていました。

 

関東一高との試合は、夏の決勝戦での因縁の相手でもあったので、早稲田実業高校が、夏のリベンジを果たす形となりました。

 

 

準決勝 国士舘高校戦 10月30日 神宮第二球場

1 2 3 4 5 6 7 合計
国士舘 0 0 0 0 0 0 0 0
早稲田実業 0 2 5 2 0 0 × 9

7回コールド勝ち

国士舘:深沢-城田-井田-石井

早稲田実業:中川

本塁打:野村(早稲田実業)

 

早稲田実業高校が、10安打9得点で、強豪国士舘高校を圧倒しました。

 

投げては、1年生の中川広渡投手が、国士舘打線を4安打無失点に抑え、勝利に大きく貢献しました。

 

選手層の厚さが感じられますね。

 

次の決勝戦は、強豪の日大三高戦です。

 

 

決勝 日大三高戦

1 2 3 4 5 6 7 8 9 合計
日大三 1 0 0 0 3 0 0 0 2 6
早稲田実業 0 1 0 3 0 0 0 0 8

9回サヨナラ勝ち

日大三:桜井

早稲田実業:中川-赤嶺-石井

本塁打:金成(日大三)野村(早稲田実業)

 

早稲田実業高校は、決勝戦でも、準決勝で好投した中川投手が先発しました。

 

試合は終始、接戦で、点数を取られたら、取り返すという両チームでした。

 

そして、9回に勝ち越しに成功した日大三高でしたが、

 

その9回裏には、なんとか同点に追いつき、そして、1年生のスーパールーキーの野村大樹選手のライト方向への勝ち越しサヨナラホームランが飛び出し、決着がつきました。

 

野球は最後までわからないですね。

 

あきらめたら、そこで終わってしまいますが、最後は勝ちたい気持ちが早稲田実業高校の方が強かったのかもしれません。

 

それにしても、あっぱれの野村大樹選手です。

 

また、清宮幸太郎選手が、5打席連続三振にも関わらず、チームは勝つことができ、チームの総合力が上がってきたことを証明した試合でもありました。

 

 

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明治神宮大会の結果とは?

(出典:http://www.hb-nippon.com/)

東京都大会に優勝した早稲田実業高校は、各地区の優勝チームしか出場できない、明治神宮大会に出場しました。

 

その結果をお伝えしていきたいと思います。

 

準々決勝 静岡高校戦(東海地区優勝)11月12日 神宮球場

1 2 3 4 5 6 7 8 9 合計
静岡 1 0 0 2 0 0 0 0 0 3
早稲田実業 1 0 2 0 0 0 2 0 × 5

静岡:池谷

早稲田実業:池田-服部-赤嶺

 

早稲田実業高校は、静岡高校のエースで、プロ注目選手でもある左腕の池谷投手が、7四死球で乱調だったところにつけこみ、接戦をものにしました。

 

早稲田実業高校は、6安打しか打てませんでしたが、4番の野村大樹選手が、1人で4四死球を選び、選球眼の良さも魅せました。

 

また、打てなくても、点を重ねる早稲田授業高校は、やはり総合力の高さを証明しましたね。

 

トーナメントでは、打てない日もありますが、その試合でも、いかに得点を重ね、勝ちきることができるのかが、強いチームの証でもあると思います。

 

 

準決勝 福岡大大濠高校(九州地区優勝)11月14日 神宮球場

1 2 3 4 5 6 7 8 9 合計
福岡大大濠 0 0 0 0 0 2 1 0 1 4
早稲田実業 1 0 2 0 1 0 2 0 × 6

福岡大大濠:三浦

早稲田実業:中川-赤嶺-服部

本塁打:野村(早稲田実業)

 

早稲田実業高校は、先制、中押しと試合を優位に進めるも、中盤以降に福岡大大濠高校に1点差まで詰め寄られます。

 

しかし、7回裏に野村大樹選手の3点差に広げる2ランホームランが飛び出し、試合を決めました。

 

主砲の清宮幸太郎選手の後を打つ選手がいかに重要かが、この試合にも出ましたね。

 

清宮幸太郎選手は、マークがきつく、歩かされる場面も非常に多いですが、その後を打つ選手がキーポイントとなります。

 

そこで、この試合は、その後を打つ野村大樹選手、雪山幹太選手が2人で、チームの全得点(6点)を叩き出す形となり、チームの勝利に大きく貢献しました。

 

やはり早稲田実業高校は、清宮幸太郎選手だけでなく、チーム力が上がってきていますね。

 

 

決勝 履正社高校(近畿地区優勝)11月15日 神宮球場

1 2 3 4 5 6 7 8 9 合計
履正社 0 1 3 7 0 0 0 0 0 11
早稲田実業 1 0 5 0 0 0 0 0 0 6

履正社:松井-田中-竹田

早稲田実業:中川-赤嶺-池田-服部

本塁打:清宮(早稲田実業)、安田、片山(履正社)

 

早稲田実業高校は、初回に3番の主砲清宮幸太郎選手がライトスタンドに弾丸のソロホームランを打ち、幸先の良いスタート切りました。

 

しかし、2回に履正社高校に同点に追いつかれ、3回には、履正社高校のプロも注目するスラッガーの3番安田選手の3ランホームランにより、逆転を許しました。

 

その3回裏には、早稲田実業打線も奮起し、一時は逆転したが、4回の履正社高校の攻撃は早稲田実業高校を上回るビッグイニングとなり、

 

結局、早稲田実業高校は5点差をはね返すことができず、中盤で試合を決する形となりました。

 

両チームとも持ち前の打線が爆発しましたが、履正社高校が、早稲田実業高校を上回る形で打撃戦を制しました。

 

ホントみごたえのある試合でした。

 

春の選抜大会でも、甲子園で同じカードでの対戦が見てみたいですね。

 

次は、逆に早稲田実業高校が、リベンジを果たせるようにしてもらいたいです。

 

それにしても、両チームの主砲のホームランも飛び出し、観ている方も熱くなるゲームでした。

 

選抜高校野球大会の結果とは?

 

それでは、2017年の選抜高校野球大会の結果について、お伝えしていきたいと思います。

 

1回戦(3月24日)

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 合計
早稲田実業 0 1 0 0 0 0 1 0 2 1 5
明徳義塾 3 0 0 0 0 0 0 1 0 0 4

■早稲田実業 池田-服部-石井

■明徳義塾  北本

◇本塁打 谷合

〇三塁打 野田(早稲田実業)

△二塁打 福本、野村、橘内2(早稲田実業)、近本(明徳義塾)

 

 

 

2回戦(3月27日)

1 2 3 4 5 6 7 8 9 合計
早稲田実業 0 0 1 0 0 0 1 3 3 8
東海大福岡 0 0 3 1 0 5 0 2 × 11

■早稲田実業 服部-池田-赤嶺-石井

■東海大福岡 安田

〇三塁打 清宮(早稲田実業)、遠藤、安田(東海大福岡)

△二塁打 橘内、清宮、福嶋(早稲田実業)、遠藤、安田(東海大福岡)

早稲田実業高校の近畿秋季大会のメンバーの出身とは?

(出典:http://www.nikkei.com/)

早稲田実業高校の2016年の秋季地区大会でのメンバーの出身について、お伝えしていきたいと思います。

 

◆背番号1 服部 雅生 3年

福生シニア 東京都出身 右投右打 184センチ80キロ

◆背番号2 雪山 幹太 3年

神戸中央シニア 兵庫県出身 右投左打 169センチ75キロ

◆背番号3◎清宮幸太郎 3年

調布シニア 東京都出身 右投左打 184センチ97キロ

◆背番号4 橘内 俊治 3年

世田谷南ボーイズ 東京都出身 右投右打 178センチ75キロ

◆背番号5 野村 大樹 2年

大阪福島シニア 京都府出身 右投右打 172センチ80キロ

◆背番号6 白井 康 3年

岡山市立岡北中学 岡山県出身 右投右打 168センチ63キロ

◆背番号7 福本 翔 3年

富士見シニア 埼玉県出身 右投右打 176センチ66キロ

◆背番号8 西田 太燎 3年

調布シニア 東京都出身 右投右打 170センチ65キロ

◆背番号9 成田 璃央 3年

川口シニア 埼玉県出身 右投右打 178センチ74キロ

◆背番号10 赤嶺 大哉 2年

大矢ベースボールクラブ 沖縄県出身 左投左打 180センチ66キロ

◆背番号11 小野寺 広樹 3年

早稲田実業中等部 東京都出身 右投右打 177センチ72キロ

◆背番号12 高橋 広大 3年

つくば学園ボーイズ 茨城県出身 右投右打 174センチ68キロ

◆背番号13 須能 浩太郎 3年

友部シニア 茨城県出身 右投左打 172センチ80キロ

◆背番号14 小西 優喜 3年

調布シニア 東京都出身 右投右打 175センチ81キロ

◆背番号15 野田 優人 2年

早稲田実業中等部 東京都出身 右投右打 177センチ66キロ

◆背番号16 石井 豪 2年

千葉市シニア 千葉県出身 左投左打 179センチ71キロ

◆背番号17 池田 徹 2年

横浜青葉シニア 神奈川県出身 右投右打 182センチ75キロ

◆背番号18 中川 広渡 2年

枚方ボーイズ 京都府出身 右投右打 173センチ80キロ

◆背番号19 横山 優斗 2年

八千代中央シニア 千葉県出身 左投左打 174センチ72キロ

◆背番号20 板谷 竜太 2年

板橋シニア 東京都出身 右投左打 166センチ68キロ

◎が主将を表しています。

 

このように、早稲田実業高校は、全国から中学の時から有名な選手がたくさん集まっていることがわかります。

 

赤嶺大哉選手は、沖縄県から来られているのですね。

 

早稲田実業高校は、全国屈指の強豪校ですから、早稲田実業高校で野球がやりたいという思いで、早稲田実業高校に、やってきたのでしょう。

 

ほんと選手層も厚く、2017年の春の選抜大会が楽しみですね。

 

 

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注目選手とは?

(出典:http://www.sankei.com/)

早稲田実業高校の注目選手は、

 

もちろん清宮幸太郎選手ですが、実は、その他にも注目すべき選手がいるのです。

 

それは、1年生ながら4番を打つ野村大樹選手です。

 

まずは、清宮幸太郎選手ですが、

 

清宮選手は、1年生の夏に、1年生ながら早稲田実業高校の3番を任され、甲子園で大ブレイクを果たしました。

 

その勢いもあって、2015年の夏の甲子園では、ベスト4に進出の原動力となりました。

 

清宮選手は、その夏の甲子園の後の、高校日本選抜にも選出され、しかも1年生ながら、その日本選抜チームの4番に座り、活躍しました。

 

清宮選手の特徴といえば、規格外の飛距離でしょう。

 

また、バッティング技術も高校生ばなれしています。

 

高校通算ホームランは、現時点(2016年11月15日までの試合)で、75本のホームランを放っています。

 

このままいけば、3年生になった2017年には、大台の100本に到達する見込みです。

 

2017年の春の選抜大会では、清宮選手は、どれだけ成長した姿を見せてくれるのか楽しみですね。

 

(出典:http://www.sankei.com/)

次は、スーパールーキーの野村大樹選手です。

 

野村選手は、清宮選手と同様に、1年生の夏の大会からレギュラーとして、出場しています。

 

早稲田実業高校でレギュラーを獲得するだけでも凄いのに、1年生の春先から4番として活躍しています。

 

野村選手の特徴は、豪快なスイングで、飛距離も凄いですが、広角に長打が打てるところが一番の魅力です。

 

しかも、センターからライト方向への飛距離が、もの凄く伸びます。

 

普通の選手なら、センターからライト方向への飛距離は、あまり伸びないのでホームランが出にくいですが、

 

野村選手の場合、センターやライト方向にホームランが打てるのが、魅力的です。

 

しかも、ホームラン数が、1年の時の清宮選手を超えるホームラン数23本を打っています。

 

ですので、清宮選手が騒がれていますが、野村選手は清宮選手と同じくらい凄いことがわかります。

 

また、野村選手は、勝負強いところも特徴です。

 

1本がほしい場面では、必ずランナーを返すことができます。

 

特に目立っていたのが、東京都大会の決勝の日大三高戦で、9回裏に同点追いついてからの劇的な勝ち越しサヨナラホームランを打つなど清宮選手に引けを取らない活躍をしました。

 

この野村選手は、バッティングが非常に柔らかく、対応能力がものすごく高いので、初対決のピッチャーが相手でも、しっかりと自分のバッティングができます。

 

ですので、2017年の春の選抜大会では、どんな活躍を魅せてくれるのか楽しみですね。

 

春の選抜大会では、野村大樹選手に、ご注目下さい。

 

 

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まとめ!

 

このように、早稲田実業高校の秋季地区大会での結果やメンバーの出身や注目選手について、お伝えしました。

 

早稲田実業高校は、2017年の選抜大会では、1年半ぶりに甲子園に帰ってくるので、

 

高校野球ファンの期待が大きいと思います。

 

また、早稲田実業高校は、清宮幸太郎選手と野村大樹選手の2人にスラッガーがどんな活躍を魅せてくれるのかも楽しみですね。

 

対応力の高い2人が、全国の好投手を相手に、どんな対決を魅せてくれるのか期待しましょう。

 

今回は「早稲田実業高校野球部の結果やメンバーの出身や注目選手」などについて、お伝えしました。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。