(出典:http://headlines.yahoo.co.jp/)
足の速い人にとって、盗塁は最大の武器だと思います。
マーリンズのイチロー選手のように盗塁すれば、必ず成功するくらいの成功率であれば、
自信をもって盗塁を試みることができると思います。
しかし、盗塁を成功するには、足がいくら速くても、なかなか簡単には成功できません。
それでは、どうすれば盗塁の成功率を上げることができるのか?
盗塁を成功する確率を上げるには、タイミング良くスタートを切れれば、盗塁は成功しやすいと思います。
それでは、今回は、どうすればタイミングよくスタートを切れるのかについて、お伝えしていきたいと思います。
タイミングよくスタートを切るために必要なものは?
私は、足にはかなりの自信があったので、中学くらいまでは、特に何も考えずに盗塁を試みて、たまたま運良く成功していました。
しかし、高校に入ると、そんなにうまくはいかず、盗塁がことごとく失敗しました。
自分の中では、盗塁には自信をもっていたのですが、高校に入ってから、急に自信がなくなったのです。
どうすれば、成功することができるのか?
いろいろと悩みました。
そして、たまたまテレビで、当時ロッテの西村徳文選手が盗塁の極意をお話しされていたので、それを聞いてみると、あるヒントをもらえたのです。
それは、
「盗塁をするには、足の速さがもちろん重要ですが、それ以上に大切なのは、タイミングよくスタートを切ることが大切」
とおっしゃっていたのを今でも覚えています。
西村徳文選手といえば、元ロッテの一番バッターで、4年連続盗塁王を獲得するなど、盗塁のスペシャリストとして活躍されたのですが、
盗塁はスタートが一番重要、というのも説得力があって、なるほどって当時の私も思いました。
前置きが長くなりましたが、
そこで、どうすれば、タイミング良くスタートを切れるのか?
自分自身のセールスポイントが足の速さ、しかなかったので、盗塁に磨きをかけるしかなかったんです。
そして、自分なりに試行錯誤を繰り返しました。
また、自分なりに研究もしました。
そして、タイミングよくスタートを切るには、いろんなもの必要なことがわかりました。
①ピッチャーのクセを頭にいれておくこと
②キャッチャーの肩の強さを確認しておくこと
③積極的な気持ちが大切
以上の3点が大切だと思います。
①ピッチャーのクセを頭にいれておくこと
ピッチングフォームについては、ベンチででも、確認できるので、
ランナーが出た際に、どのような感じでバッター投げているのかをしっかりと確認する必要があります。
どんなピッチャーでもそうですが、人には必ず癖があるので、
その癖をしっかりと見ておくことで、自分がランナーに出た際に、タイミングよくスタートを切りやすくなると思います。
ですから、相手のピッチャーがどうすれば、バッターに投げ、どのような仕草をすれば、牽制球を投げているのかをしっかりと確認することが必要です。
②キャッチャーの肩の強さを確認しておくこと
これは、毎イニング、相手キャッチャーが2塁に送球する肩を事前に確認しておく必要があります。
また、肩の強さだけでなく、コントロールの良さも同時に確認する必要があると思います。
そうすることで、自分は絶対成功することができそうと思えるようなら、自信をもって、思い切ったスタートを切ることができると思います。
そうすれば、タイミング良くスタートが切れると思います。
③積極的な気持ちが大切
(出典:http://okutta.blog.jp/)
この考え方は、おそらく一番大切だと思います。
以前、群馬の健大高崎高校が甲子園で、走りに走って、盗塁で旋風を巻き起こしましたが、
その際の監督のインタビューでは、
盗塁は、走る勇気が必要っておっしゃってました。
要するに、積極的な気持ちが大切だということだと思います。
また、健大高崎高校の盗塁の練習では、失敗をしても絶対に叱らないそうです。
なぜなら、叱ることで、盗塁への気持ちが消極的になる可能性があり、いい結果が生まれないからだそうです。
たしかにこの考え方は大切だと思います。
盗塁というのは、盗塁への意識が強ければ強いほど成功する確率も上がると思います。
ですから、失敗を恐れずに勇気をもってスタートを切ることが大切だと思います。
まとめ!
このように、盗塁でタイミングよくスタートを切るには、
①ピッチャーのクセを頭にいれておくこと
②キャッチャーの肩の強さを確認しておくこと
③積極的な気持ちが大切
などが重要なポイントとして挙げられますが、その中でも一番重要なのは、
勇気をもってスタートを切ることが、結果的には、タイミングよくスタート切るためのポイントではないかと思います。
盗塁には、その他にも技術的に必要なこともありますが、盗塁成功させるには、スタートをうまく切れるかどうかが一番のポイントになってくると思います。