野球において、盗塁と言えば、感覚的にそのまま読むと、塁を盗むということから、
足が速い選手のイメージがありそうですね。
盗塁→足が速い選手のイメージは、正解です。
ですが、野球の知らない初心者の人にとっては、具体的な意味がわからないと思います。
そこで、今回は、「野球のルールの盗塁の意味やプロ野球の歴代最高ランキング」をできるだけわかりやすくお伝えしていきたいと思います。
盗塁とは?
(出典:http://www.rakuteneagles.jp/)
「盗塁」は、先ほどもお伝えしたように、足が速いという感覚的なイメージはあっています。
そこで、「盗塁」の意味ですが、
「攻撃側のランナーの進塁方法の1つで、ランナーがヒット、エラー、フィルダースチョイス、暴投などによらないで、1個の塁に進んだときに記録されます」
これが、定義ですが、
もう少しかみ砕いてお伝えしますと、
一般的なケースで言えば、
例えば、
ランナーが1塁の場面で、ピッチャーが投球と同時に、ランナーが2塁に向けてスタートを切り、投球を捕球したキャッチャーの2塁への送球よりも、ランナーの方が、先に2塁に到達することを盗塁と言います。
その際に、スコア上、「盗塁」が記録されます。
ですので、盗塁は、いかにして次の塁に速く到達することができるかで、盗塁の成功確率が変わってきます。
ですので、盗塁は一般的には、足の速い選手が、盗塁が成功しやすいと言われています。
そういう意味で、盗塁できる選手のイメージとして、足の速い選手というのが定着しているのだと思います。
また、マメ知識ですが、
プロ野球でも、チームの戦略として、盗塁をたくさんしてくるチームがあると思います。
そういうチームを機動力野球と言います。
例えば、広島東洋カープは、足の速い選手は、もちろん次の塁を狙って盗塁を積極的に試みてきますが、足がそんなに速くない選手であっても、盗塁を試みてきます。
機動力野球をするチームの相手の守備側のチームのピッチャーは、どんな状況であっても、ランナーが出塁すると、盗塁をしかけてくるのではないかという焦りが生じて、バッターに集中できなくなり、バッターに対して
打ちやすいボールを投げてしまうということが多いです。
そして、場合よっては、バッターにホームランを打たれてしまうということもあります。
ですので、盗塁を使った機動力野球というのは、相手の守備のチームに与えるプレッシャーは、相当大きいものになるので、機動力野球は、大きな武器をいえるでしょう。
歴代通算盗塁ランキングとは?
(出典:http://fan.npb.or.jp/)
「歴代通算盗塁数」は、
1位 福本 豊 1065個(1969-1988)2401試合 阪急ブレーブス
2位 広瀬 叔功 596個(1956-1977)2190試合 南海ホークス
3位 柴田 勲 579個(1962-1981)2208試合 読売ジャイアンツ
4位 木塚 忠助 479個(1948-1959)1288試合 南海ホークス(他近鉄パールス)
5位 高橋 慶彦 477個(1976-1992)1722試合 広島東洋カープ(他2球団)
このように、世界の盗塁王と言われている福本豊さんがダントツのトップで1065個と2位以下に大きく差を広げています。
おそらくこの記録を抜くことは、かなり厳しいでしょう。
仮に、20年間、現役選手としてプレイしたとしても、年間50個の盗塁数でも1000個なので、足りません。
福本豊さんは、ある1シーズンで、なんと「106個」の盗塁を記録しました。
しかも年間出場試合数が122試合で、106個なので、恐ろしいとしか言いようがありません。
そう考えると、福本さんの記録は、ほぼ更新不可能な数字と言えます。
それだけ、福本豊さんは凄いということですね。
しかし、将来的に、この福本さんの大記録を更新するような選手が出てきてほしいというのが、私の願いです。
野球の基本的なルールについては、こちらの記事がオススメです。
野球のルールを知らない初心者に!簡単でわかりやすい説明とは?
まとめ!
このように、盗塁について詳しくなってきたのではないでしょうか。
まとめますと、
盗塁とは、
「攻撃側のランナーの進塁方法の1つで、ランナーがヒット、エラー、フィルダースチョイス、暴投などによらないで、1個の塁に進んだときに記録されます」
また、歴代通算盗塁数の1位は、
福本豊さんの1065盗塁です。
1065個とは、20年間、毎年50個以上の盗塁を記録しても更新することができないくらい凄い記録です。
福本豊さんが相当凄いことがわかったと思います。
将来的には、福本豊さんの記録を更新するくらいの選手が出てきてほしいと個人的には思います。
今回は、野球のルールの盗塁の意味や歴代通算記録をお伝えしてきました。
最後までお読みいただきありがとうございました。