少年野球では、どのような走塁練習をしているのでしょうか。

 

私が小学生の時は、打った後の1塁へのかけ抜け方くらいしか知らなかったような気がします。

 

実は、野球において、走塁は非常に重要なものなのです。

 

なぜなら、バッティングと異なり、波がなく磨けば磨くほど、そのまま成果として、結果に現れるからです。

 

そこで、今回は「少年野球の上達する走塁のコツ」について、お伝えしていきたいと思います。

 

走塁の重要性とは?

 

先ほどもお伝えしたように、走塁は、バッティングと異なりまして、安定感があるので、練習し、磨けば磨くほど、チームの総合力が上がります。

 

ですので、走塁練習に力を入れることをオススメします。

 

また、プロ野球においても、走塁練習をたくさんして、隙があれば、次の塁を狙うような機動力を生かした野球をしているチームも多いです。

 

例えば、元楽天イーグルスの野村克也さんが、阪神タイガースで監督に就任されたときに、まず始めに力を入れ始めたのが走塁です。

 

なぜなら、走塁練習は打撃とは違い、練習すればするほど、その分だけ確実に試合で活きるからです。

 

打撃は、よく水物といわれ、よく打つバッターであっても、3割しか打てません。

 

しかし、走塁に関しては、相手の隙をつくことができるようになれば、100パーセントに近い確率で、実戦で大きく活かすことができます。

 

しかも、その走塁によって、相手チームをかき回すことができ、相手チームは動揺し、本来の力を発揮できないようになったりする効果もあります。

 

ですので、走塁には、力を入れて練習する必要があります。

 

また、少年野球であれば、バッティングや守備が、中学野球や高校野球に比べると、ややもろいため、仮にバッティングに自信がないチームであっても、走塁を磨けば、各地区の優勝も可能でしょう。

 

このように、走塁がいかに重要なものであるのか、わかっていただけたでしょうか。

 

それでは、次に走塁のコツについて、お伝えします。

 

走塁のコツとは?

(出典:http://info-atoz.com/)

走塁のコツとは、

 

①相手の隙をついて、常に前の塁を狙う

②積極的な姿勢

③常に状況把握すること

 

これら3つが、走塁において、重要なコツになります。

 

それでは、個別に説明していきたいと思います。

 

①相手の隙をついて、常に前の塁を狙う

 

これは、走塁において重要なコツになります。

 

とにかく、常に相手の隙を狙うことが必要です。

 

例えば、ランナーが1塁の場面を想定します。

 

そこで、ピッチャーが投球したボールが、ワンバウンドしてしまい、キャッチャーが少しだけ逸らした時、逸れ具合にもよりますが、2塁に走って下さい。

 

その時のランナーですが、ピッチャーがワイルドピッチをするのでは、ということを常に考えながら、すぐに2塁にスタートが切れるように準備をしておきましょう。

 

結局は、走塁はスタートが一番重要なので、いくら足が遅い選手であっても、良いスタートさえ切れれば、次の塁に簡単に到達することができます。

 

ですので、仮に足の自信がない選手であっても、良いスタートさえ切れれば、セーフになるので、次の塁を狙ってくださいね。

 

これは、練習において、いつも次の塁を狙った走塁をすることで磨くことができるでしょう。

 

②積極的な姿勢

(出典:http://www.nikkan-gendai.com/)

この積極的な姿勢とは、①と少し重なりますが、

 

走塁に関しては、絶対に失敗を恐れない積極的な姿勢が非常に重要です。

 

例えば、元読売ジャイアンツの走塁のスペシャリストの鈴木尚広選手は、どんなとき、どんな状況でも積極的な姿勢で次の塁を狙っていました。

 

鈴木選手のように、盗塁してくると相手チームがわかっているプレッシャーの中でも、盗塁を成功させます。

 

それは、常に積極的な姿勢があるからでしょう。

 

ですので、走塁に関しては、アウトかセーフの紙一重のケースであれば、絶対に次の塁を狙いましょう。

 

そのためにも、練習のときから、試合を想定して、積極的な走塁を心がけましょう。

 

③常に状況把握すること

 

常に状況把握することとは、

 

例えば、長打コースのタイムリーを打った場合を想定します。

 

そのタイムリーを打った選手は、タイムリーヒットを打ったことに満足してしまい、次の塁を狙えたにも関わらず、次の塁を狙っていない選手が多いです。

 

しかし、その場面でも、走塁の良い選手であれば、常に状況把握し、

 

タイムリーヒットを打った際に、相手の守備に隙があったときは、必ず次の塁に到達しています。

 

その走塁は、さらにチャンスを生む形となるので、相手チームからすれば、精神的にかなり辛くなるでしょう。

 

ですので、どんな場面であっても、練習の時から、冷静に常に状況把握をして、相手の隙があれば、次の塁を狙いましょう。

 

まとめ!

 

このように、少年野球での走塁のコツについて、少しずつわかってきたのではないでしょうか。

 

走塁のコツをまとめてみますと、

 

①相手の隙をついて、常に前の塁を狙う

②積極的な姿勢

③常に状況把握すること

 

これら3つを、マスターすると良いでしょう。

 

これらは、練習において、常に意識的に練習することで磨くことができます。

 

ですので、チーム力を上げるためにも、走塁のレベルアップをはかりましょう。

 

今回は、「少年野球の走塁のコツ」について、お伝えしました。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。