(出典:http://www.glove-maniacs.com/)
少年野球の内野手の中でも、セカンドとショートの守備力の強化は、チームの強さに、かなり直結するのではないかと思います。
セカンドは、2塁に牽制に入ったり、ベースカバーに入ったりと、頭を使ったプレイも必要になってきます。
ただ、その前に、ピッチャーが打ち取った打球をいかに確実性のある守備ができるのかどうかが、もっと重要になってくるでしょう。
そこで、今回は「少年野球のセカンドの守備の動き」について、上達する練習のコツをお伝えしていきたいと思います。
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セカンドの守備とは?
先ほどもお伝えしたように、セカンドの守備範囲は相当に広く、いろんなことを考えてプレイすることが必要になってきます。
ただ、セカンドを守れば、ものすごく楽しく充実感があるので、おすすめのポジションです。
実際のセカンドの捕球は、
正面の打球
1塁側への打球
2塁側への打球
と大きく分けて3つの打球が想定されます。
しかも、ショートと同様に、広い守備範囲が要求されるため、ある程度の俊敏性や頭の使ったプレイが必要になってきます。
ただ、絶対に足が速くなければ、セカンドを守ることができないわけではありません。
もし足が速くなくても、バッターが打った後の反応の速さを磨けば、十分に対応できるので、
足が速い遅いということを理由にセカンドを守らないということだけはしないでください。
それでは、各打球への捕球方法を具体的に説明していきたいと思います。
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野球の内野守備で上達するコツ!練習から気をつける捕球方法とは?
正面の打球!
(出典:http://watchnow.blog.fc2.com/)
正面の打球がきたら、とにかくできるだけ前の方で、捕球するように心がけましょう。
横に動いての打球と違い、少し捕球しにくいかもしれませんが、セカンドは他の内野と比べ、ファーストまでの距離が近いので、落ち着いてプレイしましょう。
ただ、ここで気をつけるべき点としては、
いくらファーストまでの距離が近いからといって、上半身だけで、軽く投げるようなことはしないでください。
なぜなら、上半身だけで軽く投げると、暴投の恐れがあるからです。
これは、セカンドを守って、あまりにもファーストまでの距離が近いからといって、軽く投げて暴投してしまったという経験をした選手が多いのではないでしょうか。
この時のポイントは、下半身を使って、しっかり腕を振って投げるということが重要です。
例えば、広島東洋カープの菊池涼介選手は、ファーストまでの距離をしっかりと下半身を使いながら、投げています。
そうすることで、ファーストへのスローイングのミスが少なくなるでしょう。
ですので、正面の打球への対応はとにかく前に出て捕球することだけを気をつけて守ると良いでしょう。
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1塁側への打球!
1塁側への打球は、正面の打球に比べ、比較的処理しやすいでしょう。
1塁側への打球の処理は、ファーストに対し、どちらが処理するのか声を掛け合いましょう。
そうでないと、試合では、エラーにつながったり、ライト前へのヒットになり、無駄なランナーを出塁させてしまうことになります。
ですので、内野ノックの守備練習で、日頃からの声を出し、打球によって、ファースト、セカンドのどちらが処理をするのかを確認しながら練習する必要があります。
また、1塁側への捕球後のスローイングですが、1塁への流れながら、足を使って、スローイングをすると良いでしょう。
1塁側への打球は、ファーストとどちらが処理をするのか、しっかりと声を掛け合うことが重要でしょう。
2塁側への打球!
2塁側の打球は、逆シングルで捕球するのか、それとも、正面で捕球するかどうか、打球の強さによって判断する必要があります。
ただし、逆シングルでの捕球は、その後のスローイングが踏ん張っての送球になるので、ものすごく難しくなります。
ですので、打球にもよりますが、できるだけ回り込んで、正面で捕球するようにしましょう。
また、仮に、逆シングルで捕球した後のスローイングですが、
ファーストまでは、ノーバウンドでスローイングをする必要はありません。
ですので、できるだけ捕球したら、すばやくスローイングをするように心がけ、ワンバウンドやツーバウンドで送球すると良いでしょう。
2塁側への打球処理は、早くスローイングをしなければいけないという気持ちから、慌ててしまうこともあるとは思いますが、できるだけ落ち着いてプレイしましょう。
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まとめ!
少年野球のセカンドの守備の捕球から送球までの動きについて、少しずつわかってきたのではないでしょうか。
まとめますと、
セカンドの打球は、
正面の打球
1塁側への打球
2塁側への打球
と大きく分けて3つの打球が想定されます。
この中でも、特に、2塁側への打球処理が難易度が高いですが、繰り返し練習すれば、2塁側への打球の対応も自信が出てくるでしょう。
また、セカンドは、他の内野と比べ、ファーストまでの距離が近いですが、近い分、上半身のみのスローイングをする選手が多く、暴投につながる恐れがあります。
ですので、下半身をつかって、腕をしっかりと振ってスローイングをするように心がけましょう。
今回は「少年野球のセカンドの守備の動き」について、お伝えしました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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