(出典:http://harusen2016.blog.so-net.ne.jp/)

 

札幌第一高校は、強力打線を武器に、北海道地区を圧倒して、2017年の春の選抜大会の出場を当確させました。

 

2016年に春の選抜大会にベンチ入りしたメンバーが、7人も残り、地区大会では他校を寄せつけない形となりました。

 

2017年の札幌第一高校は、打撃力が自慢です。

 

そこで、今回は「2017年の札幌第一高校の成績や選手一覧や出身中学や監督」などについて、お伝えしていきたいと思います。

 

2016年の秋季地区大会の結果とは?

(出典:http://kousien1192.blog.so-net.ne.jp/)

 

それでは、秋季地区大会の結果について、お伝えしていきたいと思います。

 

1回戦(10月2日)札幌円山球場

1 2 3 4 5 6 7 8 9 合計
札幌第一 0 0 0 4 2 0 0 0 1 7
札幌南 0 0 2 1 0 0 0 0 0 3

■札幌第一 富樫

■札幌南  井沢

◇本塁打 今野(札幌第一)

△二塁打 今野、佐藤(札幌第一)

 

札幌第一高校は、札幌南高校に3回裏に先制されますが、4回表にすぐに試合をひっくり返し、5回にも追加点を奪い、結局そのまま札幌南高校を押し切りました。

 

札幌第一高校の5番センターの今野克則選手が、5打数2安打1本塁打2打点と大暴れました。

 

また、プロ注目のエースピッチャーの富樫颯大投手が、まずまずのピッチングで、札幌南高校打線を3失点に抑え込みました。

 

 

 

2回戦(10月3日)札幌麻生球場

1 2 3 4 5 6 7 8 9 合計
札幌第一 0 2 0 0 0 0 1 1 0 4
白樺学園 0 1 0 0 1 0 0 1 0 3

■札幌第一 前田-富樫

■白樺学園 牧野

△二塁打 中村(札幌第一)、棚橋、池田(白樺学園)

 

この試合は、白樺学園高校の牧野投手をなかなか攻略することができず、1点を争うゲームとなりました。

 

しかし、7回、8回に1点ずつを重ねた札幌第一高校に軍配が上がりました。

 

優勝候補とされた白樺学園高校を相手に、接戦をものにすることができるのは、やはり自力の強さではないかと思います。

 

 

 

準々決勝(10月5日)札幌麻生球場

1 2 3 4 5 6 7 合計
札幌第一 2 2 0 6 0 0 0 10
苫小牧中央 2 0 0 1 0 0 0 3

7回コールド

■札幌第一  富樫

■苫小牧中央 原-高橋-富沢

◇本塁打 沢田大(苫小牧中央)

△二塁打 中村2、柴田、西村(札幌第一)

 

札幌第一高校は、初回に2点を先制しますが、その裏に、苫小牧中央高校の3番の沢田大選手に2ランホームランで同点にされてしまいます。

 

しかし、札幌第一高校は、2回に2点、そして、4回にビッグイニングの6点を奪い、結局、10対3の7回コールドで圧勝しました。

 

札幌第一高校は、この日は打線が爆発し、15安打10得点と破壊力をみせつけました。

 

 

 

準決勝(10月7日)札幌円山球場

1 2 3 4 5 6 合計
札幌第一 0 0 7 0 4 7 18
遠軽 1 0 0 0 1 0 2

■札幌第一 富樫-如沢

■遠軽   伊藤遼-松浦-渡辺

〇三塁打 新山(遠軽)

△二塁打 宮沢、小川、高橋(札幌第一)、古間木(遠軽)

 

札幌第一高校は、初回に先取点を奪われますが、3回表に、この日もビッグイニングで7点を奪い、その後も攻撃の手を緩めることなく、18対2の6回コールドで圧勝しました。

 

札幌第一高校の打線は、2試合続けて、19安打18得点と大暴れでした。

 

しかも、送りバントを4つ決めていることから、得点を重ねても、確実に1点ずつ積み上げていることは、強いチームの試合の運び方ですね。

 

札幌第一高校が、強い理由は、このような戦術にあるのかもしれませんね。

 

 

 

決勝(10月8日)札幌円山球場

1 2 3 4 5 6 7 8 9 合計
札幌第一 2 0 0 3 0 3 0 0 0 8
札幌日大 0 0 0 0 0 1 0 1 0 2

■札幌第一 前田

■札幌日大 福内-木山-石井

〇三塁打 佐藤、宮沢(札幌第一)

△二塁打 高階(札幌第一)、高橋、稲童丸(札幌日大)

 

札幌第一高校は、初回に2点を先制し、4回、6回に中押しの3点ずつを奪い、8対2で完勝し、2年連続地区大会の連覇を飾りました。

 

この日の札幌第一高校は、終始危なげのない試合運びで、自力の強さを魅せました。

 

札幌第一高校は、地区大会を優勝したことにより、各地区大会の優勝チームで争う、明治神宮大会の出場が決まりました。

 

明治神宮大会の結果とは?

 

それでは、明治神宮大会の結果について、お伝えしていきたいと思います。

 

準々決勝(11月12日)神宮球場

1 2 3 4 5 6 7 8 9 合計
宇部鴻城 1 2 2 0 0 0 0 0 0 5
札幌第一 1 0 3 1 0 0 0 0 6

■宇部鴻城 早稲田-荒武

■札幌第一 富樫-前田

〇三塁打 古谷(宇部鴻城)

△二塁打 古谷、嶋谷(宇部鴻城)、岡、中村(札幌第一)

 

札幌第一高校の初戦は、中国地区大会の覇者の山口県の宇部鴻城高校が相手でした。

 

この日は、4回までに両チームが得点を奪いあう形となり、乱打戦が予想されましたが、5回以降はこう着状態が続き、

 

迎えた9回裏の札幌第一高校の攻撃、2アウト1、3塁の場面で、6番セカンドの佐藤真那人選手のセンター越えのヒットで、サヨナラ勝ちをおさめました。

 

最後まで、どちらに転ぶかわからない試合で、札幌第一高校が、しっかりとチャンスをものにしました。

 

 

 

準決勝(11月14日)神宮球場

1 2 3 4 5 6 7 8 9 合計
札幌第一 0 0 0 1 0 0 1 0 0 2
履正社 0 0 4 0 0 0 2 1 × 7

■札幌第一 前田-高田

■履正社  松井-田中-竹田

△二塁打 西村2(札幌第一)、浜内、松原、片山2、安田、白滝(履正社)

 

札幌第一高校の準決勝の相手は、近畿地区覇者の強豪履正社高校との試合となりました。

 

試合は、終始履正社高校のペースで、4回と7回に1点ずつを奪うも、結局、強豪の履正社高校に2対7で負けてしまいました。

 

しかし、札幌第一高校は、打線は9安打を放つなど、点差ほどに圧倒はされておらず、履正社高校が試合巧者であったため、結果的に大きく点差が開いた結果となりました。

 

ですので、2017年の春の選抜大会では、冬を越えて、一回り強くなった札幌第一高校が見られるのではないかと思います。

 

2017年の札幌第一高校に期待しましょう。

 

 

選抜高校野球大会の結果とは?

 

それでは、2017年の春の選抜高校野球大会の結果について、お伝えしていきたいと思います。

 

1回戦(3月22日)

1 2 3 4 5 6 7 8 9 合計
札幌第一 0 0 0 0 0 1 0 0 0 1
健大高崎 0 3 2 0 0 0 5 1 0 11

■札幌第一 富樫-前田-菅野

■健大高崎 伊藤-小野-竹本

◇本塁打 山下、上野(健大高崎)

△二塁打 宮沢(札幌第一)、渡口、高山、大越、伊藤(健大高崎)

秋季大会のメンバーのプロフィールや出身中学とは?

(出典:https://www.youtube.com/)

それでは、札幌第一高校の秋季大会のメンバーのプロフィールや出身中学について、お伝えしていきたいと思います。

 

◇背番号1 富樫 颯大 3年生 投手

札幌東BBC 北海道出身 左投左打 178センチ74キロ

◇背番号2 西村 壮真 3年生 捕手

札幌豊平東シニア 北海道出身 右投右打 167センチ70キロ

◇背番号3〇中村 泰賀 3年生 1塁手

札幌新琴似シニア 北海道出身 左投左打 166センチ66キロ

◇背番号4 佐藤 真那人 3年生 2塁手

中標津町中標津中 北海道出身 右投右打 173センチ72キロ

◇背番号5 柴田 颯 2年生 3塁手

小樽シニア 北海道出身 右投左打 173センチ75キロ

◇背番号6 宮沢 晃汰 3年生 遊撃手

札幌新琴似シニア 北海道出身 右投左打 174センチ76キロ

◇背番号7 高階 成雲 3年生 左翼手

札幌東BBC 北海道出身 右投左打 177センチ75キロ

◇背番号8 今野 克則 3年生 中堅手

恵庭シニア 北海道出身 右投左打 183センチ69キロ

◇背番号9 小川 柾 2年生 右翼手

札幌真駒内シニア 北海道出身 右投右打 178センチ78キロ

◇背番号10 前田 剛志 3年生 控え

札幌東BBC 北海道出身 左投左打 177センチ72キロ

◇背番号11 菅野 継叶 3年生 控え

札幌市向陵中 北海道出身 右投右打 187センチ79キロ

◇背番号12 三野 純生 2年生 控え

室蘭シニア 北海道出身 右投左打 176センチ63キロ

◇背番号13 牛田 賢汰 3年生 控え

札幌羊ヶ丘シニア 北海道出身 右投右打 172センチ75キロ

◇背番号14 宮坂 啓徳 3年生 控え

札幌市北辰中 北海道出身 右投右打 164センチ67キロ

◇背番号15 宮井 健男 3年生 控え

札幌豊平ボーイズ 北海道出身 右投右打 175センチ70キロ

◇背番号16 岡 優太 3年生 控え

札幌手稲ボーイズ 北海道出身 右投右打 178センチ78キロ

◇背番号17 福島 大翼 2年生 控え

札幌市羊丘中 北海道出身 右投左打 172センチ57キロ

◇背番号18 松下 航大 3年生 控え

札幌東BBC 北海道出身 右投右打 166センチ66キロ

 

〇が、主将を表しています。

 

札幌第一高校は、ベンチ入りメンバー全員が北海道出身です。

 

最近では、他府県からの選手が増えてきているのにもかかわらず、北海道出身者のみで、チームを構成されているのに、強いということは、ほんと凄いことだと思います。

 

また、背番号が1桁台の選手を見てみると、今野選手以外は、180センチ以下で、小柄の選手が多い印象です。

 

ただ、一冬越えれば、体格が大きくなりますので、2017年の春の選抜高校野球では、一回り成長した姿が見れそうですね。
野球のルールについてのこちらの記事がオススメです。

 

野球のルールを知らない初心者に!簡単でわかりやすい説明とは? 

 

札幌第一高校の菊池雄人監督とは?

(出典:http://www.hb-nippon.com/)

それでは、札幌第一高校の菊池雄人監督について、プロフィールを交えまして、お伝えしていきたいと思います。

 

■生年月日 1972年

■出身高校 札幌第一高校

■出身大学 北海道教育大学

■出身   札幌市

■ポジション 投手

■指導方針 守備重視

■監督就任年 2001年

 

菊池雄人監督は、もともと札幌第一高校出身です。

 

そして、自身がエースピッチャーで、1990年夏の南北海道大会で決勝まで進出しましたが、函館大有斗に1対2で敗北し、甲子園出場を逃しました。

 

しかし、2001年に母校の監督に就任し、夏は2002年、2009年、2012年の3回、そして、春は、2016年の1回で、合計4回の甲子園出場を果たしています。

 

指導方針としては、守備を重視する思考です。

 

また、バントも重視し、打てなくてもなんとかして、守り勝つ野球を目指されています。

 

ですので、秋季地区大会でも見られました、大きく点差が開いてもバントで、1点ずつしっかりと積み重ねる野球をすることから、しっかりと勝ちにつなげる野球をしています。

 

点差が開いても、バントをされると相手からすれば、ホント嫌なチームに感じてしまいます。

 

そういうことからも、菊池監督の確実に1点ずつ重ねて、守備を重視する指導方針は、

 

高校野球の「負ければ、その時点で終わり」という試合の戦い方からすれば、スキを作らないチームにつながると思います。

 

ですから、このような強いチームができているのだと思います。

 

2017年の春の選抜大会も楽しみですね。

 

菊池雄人監督が率いる、札幌第一高校に、ご注目ください。

 

 

 

内野の守備力アップのためのこちらの記事がおすすめです。

 

野球の内野守備で上達するコツ!練習から気をつける捕球方法とは?

 

まとめ!

 

このように、札幌第一高校にの成績や選手一覧や出身中学や監督などについて、お伝えしてきました。

 

札幌第一高校は、2016年の秋季地区大会を圧倒的な成績で優勝をおさめて、

 

2017年の春の選抜大会の出場を当確させていますが、札幌第一高校が強い要因がわかったのではないでしょうか。

 

菊池監督の指導で、2017年は札幌第一旋風が起こるかもしれませんね。

 

2017年の札幌第一高校に、期待しましょう。