少年野球のバッティングにおいて、速球に対応できずに、振り遅れて空振りばかりして悩んでいるという選手も多いのではないでしょうか。
特に少年野球では、体格差が大きくでやすく、体格の大きい選手で、小学生離れをしたスピードボールを投げるピッチャーが増えてきています。
ですので、そのようなスピードボールを投げるピッチャーに対応するのに、苦労している小学生が多いのも仕方ありません。
そこで、今回は「少年野球の空振りの多い原因を分析した上で、速球に振り遅れないコツや上達方法」について、お伝えしていきたいと思います。
空振りが多い原因とは?
(出典:https://g-advice.jp/)
先ほどもお伝えしたように、少年野球では体格差が大きくでやすく、同じ学年であっても、身長差が20センチ以上ある場合もあります。
20センチの身長差があれば、筋力、パワーの差は歴然とします。
しかし、同じ学年であるが故に、そのような速球を投げるピッチャーと絶対に対戦しなければなりません。
そうなれば、空振りしてしまう原因を分析し、速球に振り遅れないように対策をねらなければなりません。
前おきが長くなりましたが、
空振りが多い原因として、考えられるのは、
①バッティングの時の始動が遅れているため
②自分のバットスイングができていないため
これらが原因として、考えられます。
そこで、その空振りが多い原因の裏返しである、その原因に対する対策やコツについても、合わせてお伝えしていきたいと思います。
①バッティングの時の始動が遅れているため
①は、ピッチャーのスピードボールに遅れる原因として、
そもそもピッチャーのスピードボールに遅れているのではなく、
自分自身のバッティングの始動に問題があるのではないかと思います。
もう少し具体的に説明しますと、
ピッチャーが投球モーションに入って、実際の投球になったときに、
バッター自身が、構えからバックスイング、そして、ステップという動きに至るまでがそもそも遅いことが振り遅れの原因として考えられます。
これを「始動が遅れている」と言います。
それでは、どうすればその始動の遅れをなくすことができるのか?
それは、
あらかじめ始動を早くすれば良いでしょう。
始動を早くするとは、
ピッチャーが投球モーションに入ったと同時に、
バッターは、早めにバックスイングをし、ピッチャーの投球に、すぐにスイングができるような状態にすることで、スピードボールへの対応しやすくなります。
なぜなら、バッターによっては、ピッチャーが投球モーションに入っても、バックスイングをとらずに、自分の近くにピッチャーの投球がきてから、急いでバックスイングをする選手も多いです。
そのような始動であれば、絶対にスピードボールに対応できずに、空振りしてしまいます。
ですので、始動を早くすることが、速球への振り遅れの対処法の一つとなります。
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②自分のバットスイングができていない
(出典:http://blogs.yahoo.co.jp/)
②は、バットをスイングする際に、バットの重さに負けてしまって、バットを振りこなせていないために、
ピッチャーのスピードボールに対応できず、スピードボールに振り遅れて、空振りをしてしまうことです。
これは、スピードボールに対応できない選手のほとんどの選手の原因として考えられます。
その対処法とは、2つ考えられます。
1つは、今使っているバットより軽いバットを使用することです。
軽いバットでスイングすることにより、自分の思っているスイングができるため、振り遅れにくくなります。
もう1つは、バットを短くもって打つことです。
今使用しているバットを短くもつことで、振り遅れにくくなります。
例えば、日本ハムファイターズの大谷翔平投手が、マウンドに上がると、160キロ以上のスピードボールを投げるため、
そのスピードボールに振り遅れないように、ほとんどの選手がバットを短くもってスイングしています。
このように、スピードボールに振り遅れないようにするためには、
今使っているバットより軽いバットを使用したり、今使用しているバットを短くもつことで対処できるでしょう。
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まとめ!
このように、空振りが多い原因がわかってきたと同時に、その対処方法もわかってきたのではないでしょうか。
もう一度、スピードボールに振り遅れる原因を上げてみますと、
①バッティングの時の始動が遅れているため
②自分のバットスイングができていないため
これらがスピードボールに振り遅れる原因として挙げられますが、
その対処法としては、
①あらかじめ始動を早くすれば良い
②今使っているバットより軽いバットを使用したり、今使用しているバットを短くもつ
このようにすれば、スピードボールに振り遅れることがなくなるでしょう。
スピードボールに振り遅れることで、自らのもっている能力が発揮できないのはもったいないと思います。
ですので、振り遅れる原因を考えた上で、その対策をしていきましょう。
今回は「少年野球の空振りが多い原因と速球に振り遅れないコツや上達法」について、お伝えしました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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