少年野球のバッティングの構え方や立ち位置は、どのような指導をされているのでしょうか。
初めてバッターボックスに立つ小学生は、そのバッティングにおいての構え方や立ち位置を知らないので、教える必要があります。
私の少年野球の過去を思い出してみると、バッターボックスの立ち位置については、少年野球では指導してもらっていなかったような気がします。
そこで、今回は、「少年野球のバッターボックスにおいての、構え方や立ち位置」について、できるだけわかりやすくお伝えしていきたいと思います。
バッターボックスにおいての構え方とは?
(出典:http://ayngsm.com/)
先ほどもお伝えしたように、初めてバッターボックスに立つ小学生は、バッターボックスに立ったことがないので、
何も知らないと思っていただいた方が良いと思います。
ですので、少年野球のコーチや監督が指導する必要があります。
それでは、本題のバッターボックスでの構え方ですが、
身体の上から順に、説明したいと思います。
①両目でピッチャーを見るようにする。
②あごは、引く。
③両肩は、必ず地面と平行になるようにする。
④ピッチャー側の脇(右バッターなら、左脇)をしめる。
⑤バットは、力を抜いてリラックスして握る。
⑥膝は軽く曲げて、内ももにやや力を入れる。
⑦軸足となる足(右バッターなら、右足)に、体重をややのせておく。
このように構えるのが、バッターボックスでの構え方の基本となるでしょう。
特に重要なのは、
④、⑤、⑦ではないでしょうか。
④の「ピッチャー側の脇(右バッターなら、左脇)をしめる」は、
少年野球で多いのが、脇の開いている選手が多いので、注意が必要です。
脇が開いてしまうと、どうしても力が入らないので、必ず脇をしめるようにしなければなりません。
⑤の「バットは、力を抜いてリラックスして握る」は、
小学生で多いのが、打ちたいという意識がどうしても強すぎて、打つ前からバットに力を入れすぎて握る選手が多いです。
そうすれば、どうしても力み過ぎて、一番重要なインパクトの瞬間(バットがボールに当たる瞬間)に力が入らないので、構えの段階では、リラックスするようにしなければなりません。
⑦の「軸足となる足(右バッターなら、右足)に、体重をややのせておく」は、
これは、あらかじめ構えの段階から、体重を軸足にのせておくことで、ピッチャーが投げる投球に少しでも対応しやすくするためです。
もし、両足に体重をのせている状態で構えていれば、ピッチャーが投げるときに、バッターは軸足に体重をのせることになるため、どうしても、ピッチャーの投球に、遅れが生じる可能性があるからです。
そうなれば、振り遅れてしまって、本来自分がもっている力を発揮することができないので、もったいないです。
ですので、構えの段階から、軸足に体重をややのせておくことで、ピッチャーの投球に遅れないようにしましょう。
バッターボックスでの立ち位置とは?
(出典:http://plaza.rakuten.co.jp/)
このバッターボックスでの立ち位置は、いろんな考え方があると思います。
これらが、基本的なバッターボックスでの立ち位置です。
①バッターボックスの後ろ方に立つ。
②ホームベースの真横に立つ。
③バッターボックスの前の方に立つ。
これらは、それぞれの立ち位置に意図があります。
しかし、少年野球で、小学生がバッターボックスに立つのであれば、②のホームベースの横に立つ方が良いでしょう。
なぜなら、ストライクとボールの判断がしやすいからです。
小学生の立場から考えると、バッターボックスの後ろの方に立ったり、前の方に立つよりも、
ストライクとボールの判断能力がしやすいホームベースの真横に立つ方が、良いでしょう。
まとめ!
このように、少年野球のバッティングでの構え方や立ち位置については、基本的な方法を身につける必要があります。
構え方や立ち位置について、まとめてみますと、
構え方については、
身体の上から順に、
①両目でピッチャーを見るようにする。
②あごは、引く。
③両肩は、必ず地面と平行になるようにする。
④ピッチャー側の脇(右バッターなら、左脇)をしめる。
⑤バットは、力を抜いてリラックスして握る。
⑥膝は軽く曲げて、内ももにやや力を入れる。
⑦軸足となる足(右バッターなら、右足)に、体重をややのせておく。
特に④、⑤、⑦が重要です。
バッターボックスの立ち位置については、
ホームベースの横に立つ方が良いでしょう。
その根拠は、ストライクとボールの判断がしやすいからです。
このように、まずは基本的な構え方や立ち位置についてマスターしてから、将来的には、自分にあった構え方など探していくとよいでしょう。
今回は、少年野球のバッティングの構え方や立ち位置について、お伝えしました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。