b9c622dcbea3bcd37a7f4b16fbdbc5a3_s

 

少年野球で使うバットは、今の小学生は身長差がかなりあるため、慎重に選ばなければなりません。

 

ですから、あるバットは反発力があるから、使った方がよいではなくて、一人一人に合ったバットを選ぶのが重要になってきます。

 

今回は、バットを選ぶ際に悩まれている人が、適切にバットを選べるように、バットの選び方をお伝えしたいと思います。

 

バットの長さは?

 

バットの長さは、目安とされているのが、

 

自分の腕の長さに応じて、長さを選ぶことです。

 

自分の腕の付け根から指先までの長さに1.3倍にした長さが適切なバットの長さになります。

 

例えば、腕の長さが、60センチの人であれば、

 

60センチ×1.3=78センチ

 

となり、バットの長さの目安は、78センチとなります。

 

小学生は、1年経てば、身長、体重が大きく成長しますので、1~2年に1回くらいは、使っているバットが本人に合ったバットなのか考える必要があります。

 

バットの重さは?

 

バットの重さは、重いバットの方が、飛距離が出ると思われがちで、重いバットを薦める人もいますが、

 

私は、重いバットは絶対に止めた方がよい思います。

 

なぜなのか、重いバットは、小学生自体、中学生、高校生のように筋力が発達していないので、

 

身体でバットを振りきることができないからです。

 

ですので、重いバットに身体がもっていかれて、バッティングフォームがめちゃくちゃになってくる恐れもあります。

 

その結果、打てる選手だったかもしれないのに、打てないようになる可能性すらあるからです。

 

ですから、本人に、先ほどの自分の身体に合うバットの長さで、

 

何種類か重さの違うものを実際に素振りをしてもらい決める方が良いでしょう。

 

その際ですが、本人に、重たいか重たくないのか確認して、「重たくも、軽くもない」と言うものを選ぶことが重要です。

 

重たくないものをあえて選択する理由は、

 

しっかりとバットを振りこなせることができるからです。

 

また、軽いバットを選ばない理由は、これから先、成長をしていくのが間違いないので、

 

今の状態で軽いのならば、1年経てば、軽くなりすぎてしまうからです。

 

バットの長さも重要ですが、重さの方がより重要になってくるでしょう。

 

ですから、重いバットは飛距離が出るからという安易な理由で、決してバットは選ばないでください。

 

その飛距離が出るという理由も間違いではありませんが、少しくらい軽くても、うまく打てれば、どんなバットでも絶対に飛距離は出ます。

 

それよりも、しっかりとスイングすることができるバットを使う方が、間違いなく野球が上達します。

 

グリップエンドは?

 

グリップエンドは、どのようなタイプが良いのか?

 

これも悩みますよね。

 

グリップエンドは、大きく分けますと、2つに分かれます。

 

細いタイプとやや太めのタイプです。

 

この違いは、

 

細いタイプのグリップは、長距離バッター向きの人が向いています。

 

また、握力の強い人も向いています。

 

やや太めのグリップは、ミート型のバッターや、握力の弱い方に向いています。

 

私は、かなりの非力だったため、やや太めのグリップエンドのバットを使っていました。

 

握力が弱い人でも、ボールにバットをぶつけにいく感じで打てば、かなりミートしやすいです。

 

ちなみに、やや太めのグリップエンドのバットを使うようになったきっかけですが、

 

当時大洋ホエールズの山崎賢一選手がコケシバットでヒットを量産されていたのをテレビで観ていて、

 

興味本位で、グリップの太めのバットを買ったところ、自分にマッチしました。

 

気持ちが良いくらい、良い当たりを連発できました。

 

ですので、私個人的な意見ですが、握力が弱めの人やミート中心の巧打者になりたい人は、やや太めのグリップのバットもオススメします。

 

まとめ!

 

少年野球で、バットを選ぶ際は、いろんなことを考えて選ぶ必要があります。

 

まとめますと、

 

①自分の身体に合う長さを選ぶこと

②①での長さのバットで、重さの違うバットを実際に振ってみて選ぶこと

③握力などでグリップを選ぶこと

 

このように、やはり小学生は、1年でかなりの成長が見込まれる分、

 

バットを選ぶのにも慎重になると思いますが、適切なバットを使うことで、野球の上達スピードが大きく変わってくると思います。

 

ですので、本人に一番合うバットを選ぶのが最善の選び方になるでしょう。

 

今回は、少年野球のバットの選び方についてお伝えしてきました。