野球のスイングで悩まれている方が多いスイングの一つとして、手打ちのスイングが挙げられると思います。

 

私も中学までは、自慢するのはおかしいですが、手打ちのスイングだったので、

 

手打ちのスイングで悩まれている人の気持ちはよくわかります。

 

しかし、手打ちのスイングも考え方などを意識すれば、直すことが可能です。

 

また、手打ちのスイングを改善することによって、バッティングが良くなるのは間違いないので、

 

今回は、手打ちのスイングをどのように直すのかについてお伝えしていきたいと思います。

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(出典:http://topicks.jp/)

なぜ手打ちのスイングになってしまうのか?

 

まずは、なぜ手打ちのスイングになってしまうのかを考えてほしいです。

 

なぜ手打ちのスイングになってしまうのかわかりますか?

 

打とうとする意識があまりにも強すぎるために、上半身の腕力だけで打ちにいってしまうからです。

 

この手打ちというのは、なかなか矯正するのが難しいと言われています。

 

ただ、打っている本人自体もその手打ちであることに気がついていないことも多いと思います。

 

第三者がその手打ちのスイングの人を見て発覚することが多いです。

 

では、手打ちスイングであるとなぜダメなのでしょうか?

 

バットコントロールしやすいから別に上半身中心でバットをスイングしてもいいんじゃないのかと思われる方もいると思います。

 

確かに、そういう理論もあるかもしれません。

 

しかし、その考え方は誤っています。

 

それは、上半身中心のバットスイングだと全くバットに力が伝わらないため、せっかく鍛え上げた下半身を一切活かしきれていないからです。

 

また、上半身中心のバットスイングだと肩、ひじ、手首などのケガの原因にもなる可能性があるからです。

 

私も中学までは完全に手打ちのスイングで、全然鋭い打球が飛ばなかったのは、自分にはセンスがないからと勝手に決めつけていました。

 

しかし、その考え方は、全く誤っていることに、高校で、個人指導していただいたことにより、気がつくことができました。

 

そこからは、おもしろいように鋭い打球が打てるようになり野球がますます楽しくなりました。

 

やはり指導者の影響って凄いと思います。

 

そのような指導者に巡り合うことができて、今では感謝しています。

 

まとめますと、

 

手打ちのスイングになってしまう原因としては、

 

上半身の意識が強いことから、上半身中心の手打ちのスイングになってしまう。

 

その結果、

 

上半身中心のスイングだと、下半身が活かしきれていないため、強い打球が打てない。

 

しかも、肩、ひじなどが故障する可能性がある。

 

以上のことが、手打ちのスイングの原因と結果であることから、手打ちのスイングを直していくこと必要です。

 

どうすれば手打ちスイングを直すことができるのか?

 

それでは、どうすれば手打ちのスイングを直していけるのか?

 

それは、

 

下半身主導の素振りを繰り返すことです。

 

ものすごく抽象的すぎて、ちょっとわかりにくいので、具体的に説明しますと、

 

意識的には、下半身、腰を回した後に、上半身がそれに伴って自動的についてくるイメージです。

 

ですから、上半身は始めは一切意識せずに、下半身でバットを振ろうとする感じでバットをスイングすれば良いと思います。

 

もう一度始めから説明しますと、

 

バックステップをして、腰を回して、それに伴って、自然と上半身がついてきて、スイングする

 

こんな感じでスイングすれば良いと思います。

 

決して、上半身で打つという意識は捨ててください。

 

素振りをして、フォームを固める際には、始めから強いスイングで振ろうとしなくても良いと思います。

 

まずは、バッティングフォームを固めることから始めましょう。

 

そして、下半身主導のバッティングフォームが身についてきたら、徐々にスイングスピードを上げていきましょう。

 

というか、下半身主導のスイングができるようになれば、自然とスイングスピードも以前のスイングスピードよりも上がってきているのを実感すると思います。

 

 

始めはなかなか難しいと思いますが、まずはじっくりと、バッティングフォームを固めるために素振りから始めていきましょう。