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(出典:http://www.sankei.com/sports/)

プロ野球では、数年前とは異なり、1試合で完投するようなケースが少なくなり、セットアッパー(中継ぎ)とクローザー(抑え)による分業制がとられつつあります

 

この前まではクローザーが重要視されていましたが、今ではセットアッパーもクローザーにひけを取らないくらい重要な存在と評価されています。

 

そして、クローザー、セットアッパーともに、ある一定の条件を満たした場合に、セーブポイントやホールドポイントが記録されます。

 

そこで、今回は、その「ホールドポイントの意味や条件」をお伝えしていきたいと思います。

 

ホールドポイントとは?

 

先ほどお伝えしたように、セットアッパーがある一定の条件を満たした場合にホールドポイントが記録されますが、簡単にホールドポイントが採用された背景をお伝えしたいと思います。

 

実は、このホールドは、セーブポイントと異なり、まだ歴史自体が浅いです。

 

このホールドポイントは、1996年にまずパ・リーグで採用(セ・リーグでは、2004年まではリリーフポイントを採用)され、2005年からセ・パ両リーグで採用されました。

 

そして、リリーフの分業化が進み、本来は救援投手全体のための指標であったセーブポイントがクローザーに独占されたこともあり、抑え以外のセットアッパーにもチーム勝利への貢献度を客観的に評価する指標として、セットアッパーにある一定の条件を満たした場合に、ホールドポイントを記録するようになりました。

 

ほんとホールドポイントの制度ができて良かったと思います。

 

なぜなら、今までは、救援投手といえば、やはり抑えのクローザーが最後に試合を締めくくることもあり、重要視されていましたが、

それまで繋いできたセットアッパーが最後までつないできた、こその勝利だと思うので、セットアッパーも評価すべきだからです。

 

また、ホールドポイントを採用していなかったときは、1年間のシーズンで50試合の登板があったセットアッパーに対して、評価自体が低かったことがいえるからです。

 

そういう意味でも、まだ歴史自体は浅いですが、セットアッパーに記録されるホールドポイントの採用は、活気的な制度だと思います。

 

ホールドポイントの条件とは?

 

ホールドポイントの条件は、

 

次の4つの前提条件を満たすのがスタートラインとなります。

 

①先発投手、勝利投手、敗戦投手ではなく、セーブが記録されていないこと。

②自チームの最終イニングの3アウト目を取った投手ではないこと。

③アウトを1個以上取ること。

④降板した後、自身に記録された失点によって自チームが同点に追いつかれたり、逆転されていないこと。

 

これらを満たした状態で、次のいずれかに該当する場合にホールドポイントが記録されます。

 

1.自チームがリードしている状況で登板し、以下のいずれかの条件を満たし、リードを保ったまま降板する。

・3点以内のリードの場面で登板し、1イニング以上投げる。

・迎える2打者に連続本塁打を打たれたら同点または逆転される場面で登板する。

・点差に関わりなく、リードした状況で登板し、3イニング以上投げる。

 

2.同点の状況で登板し、以下のいずれかの条件を満たして降板する。

・同点のまま失点を許さずに降板する。

・登板中に自チームが勝ち越した場合、リードを保って降板する。

 

これらは、該当者が複数いる場合であっても、該当者全員にホールドが記録されます。

 

また、ホールドの条件を満たした後にチームが負けた場合であっても、そのピッチャーにホールドが記録されます。

 

以上がホールドポイントの条件となります。

 

ちなみに勝っている場面での登板でホールドポイントがつく条件は、セーブポイントが記録される条件とほぼ同じ条件です。

 

ただ、途中で交代するのか、最後に投げているのかが違うだけになります。

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(出典:http://www.yakyubu-koenkai.jp/)

まとめ!

 

このように、ホールドポイントの意味や記録される条件が少しずつわかってきたのではないでしょうか。

 

ホールドポイントは、まだ歴史的には新しいルールですが、

 

時代の流れである「分業化」によって採用され、今まで以上にセットアッパー(中継ぎ)が重要視されています。

 

今回は、ホールドポイントの意味や条件をお伝えしてきました。

 

 

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