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(出典:http://thanks-mlb.com)

ピッチャーにおいて、ストレートが物凄く速いというのは、もちろん大きな武器でしょう。

 

しかし、コントロールの良さは、ストレートが速いということよりも重要だと思います。

 

たしかに、ストレートが速いというのは、誰もが憧れるものではあります。

 

しかし、コントロールはピッチャーの生命線と言われるくらいコントロールが良いだけでも、バッターを打ち取ることができるからです。

 

そこで、今回はピッチャーの生命線ともいえる、コントロールを磨く投げ方、コツをお伝えしたいと思います。

 

コントロールを磨くためには?

 

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(出典:http://daliosite.com/)

コントロールは、先ほどもお伝えしたように、ストレートの速さよりも重要です。

 

なぜなら、いくら速いストレートを投げられるようになったとしても、

 

自分が思っているように、意図しているところにコントロールができず、甘いボールになってしまっては、簡単に打たれてしまうからです。

 

また、特にひどい場合には、ストライクすら投げられなくなってしまって、ファーボールを連発してしまって、自滅してしまうことすらあります。

 

しかし、ストレートがそんなに速くなくても、自分が思っているようにピンポイントで投げることができるコントロールがあれば、バッターの苦手とする高さ、コースにいつでも投げることができるため、バッターを打ち取りやすくなるからです。

 

例を挙げるのであれば、

 

ボストン・レッドソックスの上原浩治投手でしょう。

 

上原投手は、140キロにも満たないストレートですが、絶妙なコントロールを武器に、メジャーリーガーをことごとく打ち取ります。

 

このことからも、ストレートが速いというのは魅力ですが、コントロールが良いというのは、それを超えるくらい重要だと言えます。

 

少し前置きが長くなりましたが、

 

そこで、「コントロールを磨くためにどのように投げればよいのか」ですが、

 

①下半身主動で投げる

②リリースポイント

 

これら2つに、凝縮されるのではないでしょうか。

 

それでは、順に解説していきたいと思います。

 

①下半身主動で投げる

 

これは、非常に重要でしょう。

 

基本的には、「ピッチャーは下半身でボールを投げなさい」という指導をされていることでしょう。

 

実は、そこには大きなヒントが隠されていると思います。

 

これはみんな知っていると思うので、下半身を使って投げているのはわかります。

 

しかし、実際のところ、コントロールがあまり良くないピッチャーに共通しているのが、

 

下半身を使って投げているのは投げているのですが、

 

腕をしっかりと振ろうとする思いが強くなることで、下半身と上半身がうまく連動していないため、上半身主動になっている傾向が多いです。

 

その結果、細かいコントロールができていないように思います。

 

ですから、コントロールを磨くためには、下半身でボールを投げるようなイメージをもつことが大切です。

 

あくまでも、下半身から連動してくれて、投げようと思わなくても、勝手に下半身が連動して上半身はついてくるので、

 

腕をしっかりと振ろうという意識を持ちすぎるは止めた方がよいでしょう。

 

下半身主動でボールを投げるようにすると、コントロールが物凄く安定するでしょう。

 

このように、コントロールを磨くためには、下半身主動でボールを投げる意識をもつことが大切です。

 

②リリースポイント

 

これは、コントロールが良くない人のほとんどが、悩んでいることでしょう。

 

リリースポイントは、いつでも同じ位置でボールを放せるようにすることが重要です。

 

コントロールが良くない人は、一球一球のリリースポイントがバラバラになっていることが、原因のことが多いです。

 

いくら速いストレートをもっていても、このリリースポイントがバラバラなら、ホントもったいないですね。

 

ですから、練習のキャッチャボールの時から、リリースポイントを一定にできるように確認しながら投げる必要があります。

 

このように、リリースポイントをいつでも同じ位置で、ボールを投げられるようになれれば、コントロールは良くなるでしょう。

 

普段のキャッチボールから意識しながら、練習することで、リリースポイントが一定になるようにしましょう。

 

まとめ!

 

このように、コントロールを磨くためには、

 

①下半身主動で投げる

②リリースポイント

 

以上の2つのポイントが非常に重要でしょう。

 

コントロールは、努力次第で、誰でも上達します。

 

ですので、普段の練習では、意識しながら練習することが大切です。

 

今回は、ピッチャーの生命線であるコントロールを磨く投げ方、コツをお伝えしました。

 

少しでも、コントロールが良くなれば、うれしく思います。