(出典:http://metoo.seesaa.net/)

野球において、肩痛や肘痛は、ピッチャーだけが、気をつけなければいけないわけではありません。

 

プロ野球選手であっても、ピッチャーだけでなく、野手の選手も肩痛や肘痛の選手はいます。

 

ですから、肩や肘に負担のかかる投げ方をしているのであれば、早急に投球フォームを修正した方が良いでしょう。

 

そこで、今回は「肘痛や肩痛にならない投球フォーム」について、お伝えしていきたいと思います。

 

肘や肩に負担のかかりにくい投球フォームとは?

 

先ほどお伝えしたように、ピッチャーだけでなく、野手の選手も投球フォームに問題があれば、

 

肩痛や肘痛になってしまいます。

 

ですので、野手の選手も投球フォームに問題がないのか注意をする必要があります。

 

それでは、まずは、投球フォームのポイントをお伝えします。

 

①軸足に体重をしっかりとのせる

②真っすぐステップをする

③脇90度、肘90度で、肘が下がらないようにする

④踏み出した足に体重がしっかりとのっている

 

これらが、故障しにくい投球フォームのポイントとなります。

 

それでは、個別に説明していきたいと思います。

 

①軸足に体重をしっかりとのせる

(出典:http://www.nikkansports.com/)

これは、投げる際に、軸足(右投げなら、右足)となる足に、しっかりと体重をのせることです。

 

軸足にしっかりと体重をのせるのは、ピッチャーだけではありません。

 

例えば、内野手であっても、素早い動作の中でも、しっかりと軸足を体重をのせましょう。

 

また、しっかりと軸足に体重をのせることのメリットとしては、

 

力強いスローイングができるようになります。

 

もし、内野手で、ファーストへのスローイングの際に、スローイングの途中でボールが沈んでしまうという選手は、軸足に体重がのっていない可能性があります。

 

要するに、手投げの状態で、スローイングしている可能性があります。

 

ですので、しっかりと軸足に体重をのせて、怪我を防ぐとともに、力強い伸びのあるスローイングができるように心がけましょう。

 

②真っすぐステップをする

(出典:http://blogs.yahoo.co.jp/caesar_)

これは、相手に投げる際に、相手の方向に、ステップする足の方向を真っすぐに向けるようにするということです。

 

このステップが真っすぐできていない選手は、ほとんどクロスぎみにステップしています。

 

また、右投げの選手でステップする左足が、左側をむいている場合、力が逃げてしまうので、早急に、修正した方がよいでしょう。

 

ですので、ステップする足先の方向は、必ず、投げる相手の方向になるようにしましょう。

 

③脇90度、肘90度で、肘が下がらないようにする

 

これは、トップの位置の時に、脇が90度で肘が90度になるようにしてください。

 

また、同時に、肘の位置を下げないようにしてください。

 

これらに注意をするだけで、肘への負担が大幅に小さくなります。

 

ですので、トップの位置の際は、脇が90度で肘が90度になるようにして、肘の位置を下げないように注意しましょう。

 

④踏み出した足に体重がしっかりとのっている

 

これは、踏み出した足にしっかりと体重をのせてから、腕をしっかりと振って投げてください。

 

そのように、踏み出した足に体重をのせて投げれば、肩や肘の負担がかかりにくいからです。

 

かりに、踏み出した足に体重をしっかりとのせずに投げるとすれば、上半身だけで投げることになるので、肩や肘への負担が大きいです。

 

ですので、踏み出した足にしっかりと体重をのせてから、投げるように意識しましょう。

 

まとめ!

 

このように、肩や肘に負担のかかりにくいフォームが少しずつわかってきたのではないでしょうか。

 

投球フォームのポイントをまとめてみますと、

 

①軸足に体重をしっかりと乗せる

②真っすぐステップをする

③脇90度、肘90度で、肘が下がらないようにする

④踏み出した足に体重がしっかりとのっている

 

これらのポイントに注意しながら、投げるようにすれば、肩や肘への負担が小さくなります。

 

肩や肘は、痛めてしまうことになれば、直すにも時間がかかってしまいます。

 

ですから、肩や肘が故障しないようにするためにも、自分の投球フォームに負担がかかっていないのか、確認をすることも大切です。

 

今回は「肘痛や肩痛にならない投球フォーム」について、お伝えしました。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。