(出典:http://sportiva-new.mediagalaxy.ne.jp/)

野球のピッチャーの選手はもちろんのこと、野手の選手であっても、伸びのある速いボールを投げたいと思う人は多いのではないでしょうか。

 

具体的には、外野手であれば、タッチアップのランナーを矢のようなレーザービームで、アウトにしたいと思うでしょう。

 

そこで、今回は「ピッチャーの球速を上げる方法について、トレーニングや筋肉の重要性」をお伝えしていきたいと思います。

 

球速を上げる方法とは?

 

今まで球速を上げるために、どうすればよいのか悩んだ人も多いのではないでしょうか。

 

私は中学野球くらいまでは、どうしたら速いボールを投げることができるのか、わかりませんでした。

 

ですから、がむしゃらに、ただ腕を思い切り振って投げていただけでした。

 

しかし、投げるコツさえつかめば、誰でもある一定程度の速いボールを投げることができます。

 

その速いボールを投げる方法とは、

 

①下半身の強化

②上半身のインナーマッスル

③下半身主導のフォームを身につける

 

これら3つを身につければ、誰でもボールを速く投げることができます。

 

①下半身の強化

 

今までピッチャーをした経験のある人は、指導者からは、ランニングやダッシュをすることを口酸っぱく言われたことでしょう。

 

では、なぜランニングやダッシュをたくさんする必要があるのかわかりますか?

 

考えられることとしたら、下半身を鍛えることやスタミナをつけることなどが考えることと思います。

 

どれも正解です。

 

しかし、一番重要なものは、下半身を鍛えるためでしょう。

 

ですので、プロ野球のピッチャーの選手は、かなりの量の走り込みをしているので、下半身がかなり大きくなっています。

 

ですから、ランニングやダッシュというものは、いかに重要かわかりますね。

 

ただ、そのようなランニングやダッシュの重要性の話をすると、「毎日の練習で、ランニングやダッシュをしているけれど、速いボールが投げることができない 」と言ってくる人がいます。

 

しかし、その毎日の練習中にウォーミングアップなどで行っているランニングやダッシュは、あくまでも、身体をほぐすためにやっているだけなので、下半身を強化するための練習量とすれば、少なすぎるので、なかなか速いボールを投げることができないです。

 

ですので、野手であっても、速いボールを投げたいのであれば、練習後などに、30メートルから50メートルのダッシュを数十本繰り返すと良いでしょう。

 

ただ、この練習の量は、あくまで目安なので、ある大学の野球部などであれば、2時間とか時間単位で、ダッシュを繰り返すところもあります。

 

ですので、それなりの練習量をこなし、下半身を強化すれば、速いボールを投げることができます。

 

②上半身のインナーマッスル

 

ピッチャーは、外の筋肉よりも、インナーマッスルを鍛える方が良いでしょう。

 

その外の筋肉とは、例えば、ベンチプレスやショルダープレスなど外側につく筋肉です。

 

全くその外側の筋肉をつけない方が良いわけではなく、外側の筋肉をつけすぎると、肩の柔軟性が落ちる可能性があり、肩の可動域が狭くなる恐れがあるからです。

 

そのため、可動域が狭くなることによって、本来の力が出し切れないため、球が遅くなることも考えられます。

 

ですので、ピッチャーは、インナーマッスルを重点的に鍛えてください。

 

インナーマッスルを鍛える方法としては、ゴムのチューブや1キロや2キロのダンベルなどで鍛えることができます。

 

そのインナーマッスルをすることで、簡単に速いボールを投げることができるでしょう。

 

③下半身主導のフォームを身につける

(出典:http://www.sponichi.co.jp/)

つづいて、この③が、①から③の中で、特に重要だと言えるでしょう。

 

なぜなら、いくら速いボールを投げることができる筋力がついたとしても、ピッチングフォームが、固まっていなければ、絶対に速いボールが投げることができないからです。

 

ですので、必ず下半身主導で投げるようにして下さい。

 

例えば、読売ジャイアンツの杉内俊哉投手や千葉ロッテマリーンズの涌井秀章投手は、下半身主導のフォームとしては、特に良い例でしょう。

 

この下半身主導の投球フォームを意識的に心がけるだけで、大きくボールのスピードが変わってくると思います。

 

私も、意識的に下半身主導で投げるようにしたら、大きくボールのスピードが変わりました。

 

ですから、下半身の体重移動がスムーズに乗るようになるまで、タオルなどを用いてシャドウピッチングをしたり、短い距離で、何度もキャッチボールをするなどして、投球フォームを固めてください。

 

このように、下半身主導のピッチングフォームが固まれば、必ず伸びのある速いボールが投げることができるでしょう。

 

まとめ!

 

このように、速いボールを投げる方法が、なんとなくわかってきたのかなと思います。

 

ピッチャーの球速を上げる方法としては、

 

①下半身の強化

②上半身のインナーマッスル

③下半身主導のフォームを身につける

 

これら3つの方法をマスターできれば、必ず速いボールを投げることができるでしょう。

 

その中でも、特に重要なのが、③の下半身主導の投球フォームを身につけることでしょう。

 

ですので、キャッチボールのときでも、下半身の体重移動がスムーズに乗っているのか確認しながら、1球1球練習すれば、より効果的でしょう。

 

これは、ピッチャーだけでなく、野手についても、重要なことなので、ぜひ下半身主導の投球フォームを身につけましょう。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。