(出典:http://www.asahi.com/articles/)
ピッチャーにとって、スライダーは、カーブに並ぶほど変化球としてもっている人が多いと思います。
スライダーは、球種としてもっていると引き出しが増えるので、大きな武器として有効に使えるのではないでしょうか。
しかも、スライダーは、握り方、回転のかけ方などによって、様々な変化を生むので、身につけれられると好投手になれる可能性があります。
今回は、スライダーの投げ方のコツ、カーブとの違い、軌道などをお伝えしていきたいと思います。
スライダーの変化とは?
スライダーの投げ方、握り方などの前に、
まずは、スライダーの変化について、どのように軌道するのかを説明していきたいと思います。
スライダーの変化は、
①横滑りのスライダー
②縦へ落ちるスライダー(Vスライダーとも言います)
③バッターの手元で少しだけ動くスライダー
④ストレートの軌道で、バッターの手元で動くスライダー
など、スライダーは、いろんな軌道があります。
ですが、今回は、まずスライダーの中でも比較的習得のしやすい、
①横滑りのスライダーの投げ方のコツを解説していきたいと思います。
スライダーの握り方は?
スライダーの握り方は、
人差し指と中指の間にボールの縫い目がくるように握ります。
(出典:http://ameblo.jp/bbone891/)
このように握れば、スライダーが投げられます。
次に、投げ方ですが、手首はさほど使わずに、
人差し指より中指に力を入れて投げます。
そして、投げる際のポイントですが、
ストレートを投げるようにしっかりと腕をふって投げてください。
ですから、手首を捻ったり、腕を弱めに振ったりはしないように心がけるのがポイントになります。
スライダーを投げるのが苦手な人に多いのが、手首を捻ったりする人がいます。
ですので、手首はさほど使わないようにすることもポイントです。
スライダーは比較的習得しやすい変化球ですので、まずは、横滑りのスライダーから身につけましょう。
慣れてくると、自分なりにアレンジして、指の力の入れ具合や、リリースの仕方などによって、
いろんなスライダーを試しに投げてみて、自分にしか投げられないスライダーを投げられようにすることで、投球の幅を広げるのには良いと思います。
ニューヨーク・ヤンキースの田中将大選手や、ロサンゼルス・ドジャースの前田健太選手は、
何種類ものスライダーを投げていて、投球の幅を広げています。
ですので、まずは横滑りのスライダーを習得から始めていきましょう。
カーブとの違いは?
カーブとの違いは、
①スライダーは、カーブに比べて落差、変化は小さい。
②スライダーは、カーブよりスピードがあります。
このように、カーブよりも落差、変化は小さいけれども、スピードが速いということになります。
バッターからすれば、カーブは投げた瞬間に、球速が遅いのですぐにわかるのですが、
スライダーは、ストレートに近いスピードでバッターの手元で変化するため、投げた瞬間にはわからないことが多いのが特徴です。
また、スライダーは、カーブよりも投げやすいと言われるくらい、ある程度練習すれば、すぐに投げられるようになります。
ちなみに、カーブが投げられない人でも、スライダーは、投げられるという人もいるくらいです。
ですので、まだスライダーを習得していないという人は、ぜひ投球の幅を増やすためにもスライダーを持ち球としてもっておくといいと思います。
まとめ!
このように、スライダーの投げ方、コツをお伝えしてきました。
スライダーの投げ方のコツとしては、
①手首はさほど使わずに、人差し指より中指に力を入れて投げる。
②ストレートを投げるようにしっかりと腕をふって投げる。
このような2点をポイントとして、練習していただければ、スライダーを習得できると思います。
少しでも投球の幅を増やすためにも、ぜひ習得してほしいです。
少しでも野球の上達に役立てれば、うれしいです。