(出典:https://baseballking.jp/)

メジャーリーグで主流だった「ツーシーム」が、日本のプロ野球でも投げるピッチャーが多くなってきました。

 

ただ、そもそも「ツーシーム」という言葉が先行して、ツーシームの意味を知らない人も多いことでしょう。

 

また、ツーシームの変化、軌道については、知らない人も多いのではないでしょうか。

 

そこで、今回は「野球の変化球のツーシームも意味や握り方や投げ方」について、解説していきたいと思います。

 

ツーシームとは?

 

ツーシームは、メジャーリーグでは、ほとんどのピッチャーが投げていましたが、先ほどもお伝えしたように、日本のプロ野球でも、投げるピッチャーが多くなってきました。

 

なぜこのように、ツーシームを投げるピッチャーが多くなってきたのか?

 

それは、日本のプロ野球のバッターのレベルが上がり、普通の変化球ではなかなか抑えることができなくなってきたからです。

 

ですから、ツーシームを投げるピッチャーが多くなってきました。

 

 

続きまして、そのツーシームの軌道は、シュート回転をします。

 

よく言われているのが「バッターの手元で動くボール」です。

 

このツーシームは、普通のシュートではなくて、真っ直ぐのような軌道で、バッターの手元で急に変化をします。

 

ですので、なかなかバッターは打つことができません。

 

日本でもツーシームを投げるピッチャーが多くなってきましたが、メジャーリーグでは、ほとんどのピッチャーが投げているのが、なんとなくわかりますね。

 

ツーシームは、空振りを奪うボールでもありますが、右ピッチャーが、右バッターにツーシームを投げる場合は、バッターを詰まらせて、内野ゴロを打たせるためのボールとしても有効なボールです。

 

メジャーリーグでは、テキサス・レンジャーズのダルビッシュ有選手やニューヨーク・ヤンキースの田中将大投手は、

 

ランナーがいるときに、ダブルプレイがほしいときに、ツーシームを投げて、内野ゴロで打ちとるために、多投しています。

 

このように、ツーシームは、空振りを奪ったり、内野ゴロに打ち取りたいときに、効果的なボールです。

 

ツーシームの握り方や投げ方とは?

 

(出典:https://matome.naver.jp/)

ツーシームの握り方は、

 

①ボールの縫い目がもっとも狭い、2本の縫い目に沿って、中指と人差し指を置きます。

②親指を中指と人差し指の真下にくるように添えます。

 

その親指は、どこの縫い目にもかけないようにして下さい。

 

握り方に関しては、このようにして握っていただくと、ツーシームが投げられます。

 

 

 

次は、そのツーシームの投げ方ですが、

 

ストレートと同じように、しっかりと腕を振って投げてください。

 

基本的には、相手バッターは、ストレートと思って打とうとすれば、急に手元で変化する変化球なので、ストレートを投げるつもりで、しっかりと腕を振って投げてください。

 

そして、ここでの応用的なポイントですが、

 

人差し指と中指の幅を広げれば、変化が大きくなります。

 

ただ、少し球速が落ちるので、状況に応じて使うと効果的です。

 

人差し指と中指の縫い目へのかけ具合によって、軌道が変わるので、ツーシームでも、変化の異なるツーシームを2種類くらいもつのも有効だと思います。

 

 

例えば、右ピッチャーが、右バッターのインコースに食い込ませるツーシームや左バッターのアウトコースにストライクゾーンからボールになる、逃げていくツーシームを投げるのが王道ではないでしょうか。

 

このように、ツーシームを2種類に使い分けると、ピッチングにも幅が出てくるので、おすすめです。

 

まとめ!

 

このように、「ツーシームの軌道や握り方や投げ方」について、お伝えしました。

 

ツーシームは、プロ野球でも投げるピッチャーが多くなってきていますが、それだけ日本のバッターのレベルが上がり、なかなか打ち取ることができないからでしょう。

 

ツーシームは、ストレートと同じような軌道で、バッターの手元で変化するボールなので、空振りを奪ったり、内野ゴロを打たせてダブルプレイがほしいときに有効なボールです。

 

ですので、ピッチングの幅を広げるためにも、一度ツーシームを投げてみては、いかがでしょうか。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。