(出典:http://www.sankei.com/sports/)
バッティングにおいて「フォロースルー」は、かなり重要だと思います。
実は、強打者、好打者など、どんなタイプのバッターにとっても、物凄く大切なものです。
今回は、そのフォロースルーを大きくすることで、飛距離を大きく伸ばすことができるので、
その飛距離を伸ばす、フォロースルーのコツについてお伝えしていきたいと思います。
フォロースルーとは?
まず、始めに「フォロースルーとはどのような部分を指すのか?」というところからお話ししたいと思います。
フォロースルーとは、
「インパクト(バットがボールに当たった瞬間)後に、バットのグリップが体の正面から外れる瞬間まで」がフォロースルーとなります。
バッティングにおいて肝心なのは、「インパクトの瞬間まで」と思われがちですが、
実際のところ、フォロースルーが、しっかりとできていなければ、飛距離が伸びないです。
言い換えると、速くて鋭い打球が打てないことになります。
ですから、インパクトの瞬間までも重要ですが、その後のフォロースルーまでの一連がバッティングにおいては、重要でしょう。
実際に、インパクト後に、フォロースルーを全くしない状態にすると、どうなるのか?
間違いなく、弱い打球しか飛びません。
ですので、インパクト後のフォロースルーまで、しっかりとできなければいけないということになります。
次に、フォロースルーは、どのようにすれば良いのかということが気になると思います。
フォロースルーは、インパクト後も力を緩めずに、しっかりと振りぬくことです。
例を挙げるなら、ヤクルトスワローズの山田哲人選手でしょう。
山田選手は、インパクト後もしっかりとフォロースルーが大きく最後までバットを振りぬいています。
そのため、思っているよりも飛距離がぐんぐんと伸び、左中間スタンドやバックスクリーンまで放り込むホームランを量産しています。
下の動画ですが、フォロースルーが大きいため、打球が物凄く伸びて、そのままバックスクリーンに飛び込むホームランになっています。
(出典:https://www.youtube.com/watch?v=A8QsmMRishE)
このように、フォロースルーがしっかりと大きく、しっかりとバットを振りぬければ、物凄く打球が変わってくると思います。
フォロースルーを見直すだけで、間違いなく、打球が速くなるでしょう。
それでは、次に、フォロースルーを大きくするための練習方法を紹介したいと思います。
フォロースルーを大きくするための練習方法は?
フォロースルーを大きくするための練習方法は、いくつかあると思いますが、
一番効果的だと思われるのは、
「ロングティー」でしょう。
ロングティーは、打球を遠くへ飛ばす練習というのもありますが、実は、フォロースルーの練習でもあります。
なぜなら、しっかりとフォロースルーができていなければ、打球が遠くに飛ばないからです。(言い換えれば、速い打球が飛ばない。)
打球が遠くに飛ばないということは、しっかりとフォロースルー、下半身が使えていないということになります。
そこで、気をつけなければいけないポイントは、
フォロースルーを大きく取ろうと、遠くに打球を飛ばそうという思いが強すぎて、変に力が入り過ぎる、力み過ぎには注意してください。
ご存知だとは思いますが、力み過ぎたら、間違いなく鋭い打球は飛びませんので、
リラックスをして、インパクトの瞬間とその後のフォロースルーにだけ意識すると良いでしょう。
また、ロングティーでは、一球一球丁寧に確認しながら、打ち込むことを意識して下さい。
まとめ!
このように、フォロースルーは、インパクトと同じくらい重要だと思います。
もう一度おさらいしますと、
①インパクトの瞬間までも重要ですが、その後のフォロースルーまでの一連が、バッティングにおいては、重要だということ。
②フォロースルーは、インパクト後も力を緩めずに、しっかりと振りぬくこと。
③フォロースルーは、ロングティーによって、練習すること。
このように、フォロースルーが飛距離アップに大きくかかわってくることがわかります。
フォロースルーは練習によって、誰でも磨くことができるので、
ロングティーをたくさんするなどして、大きなフォロースルーを身につけてください。
練習をたくさんすることで、速くて鋭い打球を打ってください。
速い打球が打てれば、もっと野球が楽しくなりますよ。
今回は、フォロースルーによって、飛距離を大きく伸ばすコツをお伝えしました。
少しでも打撃上達の支えになれば、うれしく思います。