野球の試合中継を見ていて、ピッチャーのマウンドについて、疑問を持たれた人も多いのではないでしょうか。

 

例えば、ピッチャープレートからホームベースまでの距離やマウンドの大きさやピッチャープレートのサイズなど様々な疑問点です。

 

ただ、それぞれは、野球のルールでしっかりと決められています。

 

そこで、今回は「野球のピッチャーマウンドの高さや距離やプレートのサイズ」などについて、できるだけわかりやすくお伝えしていきたいと思います。

 

ピッチャーマウンドの高さや直径とは?

 

ピッチャーマウンドの高さや直径について、お伝えしていきたいと思います。

 

ピッチャーマウンドの高さは、25.4センチ高くなっています。

 

また、ピッチャーマウンドの直径は、約5.486メートルとなっています。

 

そして、ピッチャープレートは、そのピッチャーマウンドの中心を軸にして、ホームベースから見て、後方に45.72センチ後ろの場所に設置されています。

 

ですから、ピッチャープレートは、マウンドの中心に設置されていると勘違いされていた人も多かったのではないでしょうか。

 

実は、ピッチャーマウンドの中心よりもやや後ろに設置されているのです。

(出典:http://www.geocities.jp/)

また、マメ知識にはなりますが、ピッチャーマウンドは、土でなければなりません。

 

これを知らなかった人は多いのではないでしょうか。

 

日本でも、メジャーリーグでも、ピッチャーマウンドが芝でできているのを見たことがないですよね。

 

そうなんです。

 

ピッチャーマウンドは、土でなければいけないからなんです。

 

ですから、芝のピッチャーマウンドは、なかったのです。

 

ちょっとしたマメ知識として、知っておくとよいでしょう。

 

ピッチャープレートからホームベースまでの距離とは?

(出典:http://www.sponichi.co.jp/)

ピッチャープレートからホームベースまでの距離は、それぞれの野球の組織によって、異なります。

 

この各組織とは、例えば、プロ野球や高校野球や少年野球などのことを言います。

 

たしかに、それはそうですよね。

 

プロ野球と少年野球では、体格や筋力も全く異なりますし、同じ条件だと面白みが少なくなりますもんね。

 

ですので、ピッチャープレートからホームベースまでの距離を各組織別に説明します。

 

組織 ピッチャープレートからホームベースまでの距離
プロ野球

社会人野球

高校野球

一般軟式野球

18.44メートル
ボーイズリーグ

(中学生)

18.44メートル
ボーイズリーグ

(小学生)

15.367メートル
少年野球

(高学年)

16.0メートル
少年野球

(低学年)

14.0メートル

 

このように、各組織によって、ピッチャープレートからホームベースまでの距離の距離が異なっていることがわかります。

 

このピッチャープレートからホームベースまでの距離の覚え方としては、基本的には、18.44メートルと覚えていただき、少年野球だけが少し短いと、ざっくりとした理解で十分でしょう。

 

そうすれば、おおよそ理解できるのではないでしょうか。

 

ピッチャープレートのサイズとは?

 

続いて、ピッチャープレートのサイズについて、お伝えしていきたいと思います。

 

ピッチャープレートは、白い長方形だということは、なんとなくわかると思います。

 

実際のピッチャープレートのサイズは、これも先ほどお伝えしたように、一般用と少年用とは大きさが異なります。

 

・一般用 縦15.2センチ×横61センチ

・少年用 縦13センチ×横51センチ

 

このように、若干ではありますが、ピッチャープレートのサイズは異なっています。

 

 

野球のルールについて、こちらの記事がオススメです。

 

野球のルールを知らない初心者に!簡単でわかりやすい説明とは? 

 

まとめ!

 

このように、「野球のピッチャーマウンドの高さや距離やプレートのサイズ」などについて、お伝えしてきました。

 

少しずつピッチャーマウンドについて、理解が深まったのではないでしょうか。

 

まとめてみますと、

 

マウンドの高さ→25.4センチ高くなっている

マウンドの直径→約5.486メートル

プレートからホームベースまでの距離→基本的には、18.44メートルと覚えていただき、少年野球だけが少し短い

プレートのサイズ→一般用は、縦15.2センチ×横61センチで、少年用はサイズは少し小さめ

 

これからは、プロ野球や高校野球を見ていても、ピッチャーマウンドの規格がわかっていると、少し違った目線で見ることができて、今までよりも楽しんで見ていただけるのではないでしょうか。

 

今回は「野球のピッチャーマウンドの高さや距離やプレートのサイズ」などについて、お伝えしました。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。