(出典:http://column.sp.baseball.findfriends.jp/)
ご存知のように、キャッチャーは、守備の中でも、怪我の多いポジションです。
ただ、その怪我の危険のリスクを少しでも和らげるために、
野球のルールでは、キャッチャーは特別に、規定が定められています。
そこで、今回は、そのキャッチャーが身につける「ミットやマスクやレガースなどの防具や守備位置」などについてお伝えしていきたいと思います。
キャッチャーの防具の規格とは?
キャッチャーは、先ほどお伝えしたように、他のポジションとは異なり、かなり怪我の多いポジションです。
例えば、ホームベース上での、ランナーとの接触プレイです。
また、バッターがスイングした後の、バットがキャッチャーの頭部に当たることもたびたびあります。
ただ、キャッチャーは、他のポジションとは異なり怪我の危険が伴うため、あらかじめ野球規則で、マスクやレガースやプロテクターの装着が義務づけられています。
もし、そのマスクなどがなければ、キャッチャーは怪我の連続ですね。
しかし、キャッチャーは防具をつけているので、少しは怪我のリスクは少なくなります。
次に、キャッチャーミットの規格について、お伝えします。
キャッチャーミットは、他の野手のグラブと異なり、分厚くできています。
そのキャッチャーミットは、
外周で96.5センチ以下です。
また、ミットの先端から下端まで39.4センチ以下、
親指と人差し指の部分との間隔は、その先端で15.2センチ以下、
親指の叉状の部分で10.2センチ以下、
網の先端の幅は17.8センチ以下でなければなりません。
重さの制限は他の野手のグラブと同じでありません。
(出典:http://home.catv.ne.jp/)
ちなみに、キャッチャーミットの形状は、ピッチャーの的にしやすいように、丸みをおびた形状となっています。
このように、キャッチャーミットは、野球の規定で決まっています。
キャッチャーの守備位置は?
キャッチャーの守備位置は、ホームベースの後ろにキャッチャーボックスがあり、そのキャッチャーボックス内で守備をすることになります。
そのキャッチャーボックスの大きさは、
一般用:横幅109.2センチ、ホームベースからの距離243.8センチ
少年用:横幅90.1センチ、ホームベースからの距離203.2センチ
(出典:http://www.geocities.jp/)
このように、一般用よりも少年用の方が、キャッチャーボックスの大きさは小さいです。
そして、1つだけ知っておいてほしいルールがあります。
それは、もしキャッチャーが、キャッチャーボックスからはみ出してしまった場合はどうなるかということです。
例えば、ピッチャーが敬遠をしようとした際に、キャッチャーが、キャッチャーボックスをはみだして構えてしまった場合、
ボークと判定されることになります。
プロ野球で、ピッチャーが敬遠をする際に、キャッチャーがバッターから大きく離れて、キャッチャーボックスから外れて構えているように見えますが、
実は、ピッチャーがボールを放すまでは、キャッチャーは、キャッチャーボックス内で構えていて、
ピッチャーがボールを放した瞬間に、キャッチャーボックスから外れて、バッターから大きく離れたところで、捕球しています。
ですので、ピッチャーが敬遠をする際には、ピッチャーがボール放すまでは、必ずキャッチャーボックス内で構えるようにしましょう。
そうでないと、ボークとなってしまい、大きくピンチが広がってしまいますので、注意が必要です。
野球の基本的なルールについては、こちらの記事がオススメです。
野球のルールを知らない初心者に!簡単でわかりやすい説明とは?
まとめ!
このように、キャッチャーの防具の規格や守備位置について、少しずつ理解が深まったのではないでしょうか。
まとめてみますと、
キャッチャーのミットの規格は、
外周で96.5センチ以下です。
また、ミットの先端から下端まで39.4センチ以下、
親指と人差し指の部分との間隔は、その先端で15.2センチ以下、
親指の叉状の部分で10.2センチ以下、
網の先端の幅は17.8センチ以下でなければなりません。
重さの制限は他の野手のグラブと同じでありません。
そして、キャッチャーの守備位置は、ホームベースの後ろにキャッチャーボックスがあり、そのキャッチャーボックス内で守備をすることになります。
キャッチャーは、他のポジションと異なり、怪我のリスクが少し大きいですが、少しでも怪我のリスクを減らすために、防具を身につけることが義務づけられています。
今回は「キャッチャーの防具の規格や守備位置」などについて、お伝えしました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。