（出典：http://www.nikkansports.com/）
野球中継を観戦していて「アピールプレイ」という言葉を聞いたことのある人は多いと思います。
しかし、そのアピールプレイとは、そもそもどのような意味なのか、疑問をもった人も多いのではないでしょうか。
そこで、その疑問を解消するために、
今回は「野球のアピールプレイの意味」について、具体例を用いて、わかりやすく解説していきたいと思います。
アピールプレイの意味とは？
先ほどもお伝えしたように、「アピールプレイ」と聞いても、ふわっとした感じのイメージしかわかない人が多いように思います。
そもそも「アピールプレイ」とは、
わかりやすく言えば、攻撃側のルール違反を守備側が審判に抗議することで、守備側の抗議が認められれば、攻撃側にストライク、又は、アウトが宣告されることです。
基本的には、審判に対して、抗議をすることは認められていません。
しかし、攻撃がに明らかなルール違反があった場合に、審判に対し、抗議することが認められることになります。
ですので、どんなときにでも、気軽に審判に対し、抗議することはできないということです。
そこで、アピールプレイとはどんな時に起きるかですが、
①ハーフスイング
②タッチアップ時の離塁
これらが、「アピールプレイ」の事例です。
そこで、個別にわかりやすく説明していきたいと思います。
①ハーフスイング
この①の「ハーフスイング」は試合中に、よく見られるシーンだと思います。
具体的な状況としては、
攻撃側であるバッターが、ピッチャーの投球に対して、スイングをしたような感じになったときに、
守備側であるキャッチャー、又は、監督などの人が球審、又は、塁審に対し、「アピールプレイ」をします。
そして、その審判の審議による結果が、もし、認められば、ストライクとみなされます。
①は、1試合中に、状況として、何回もあるケースなので、「アピールプレイ」の中では、かなりわかりやすいケースだと思います。
「アピールプレイ」という言葉だけを知っていた人も、この具体例で、理解が少しは深まったのではないでしょうか。
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②タッチアップ時の離塁
（出典：https://sportiva.shueisha.co.jp/）
この②は、比較的難しいケースになります。
具体的な状況としては、
ランナーが3塁にいる場面で、攻撃側のバッターが、外野フライを打ち、ランナーがタッチアップをした時に、守備側の「アピールプレイ」が認められ、3塁ランナーがアウトになるケースです。
なぜ、守備側の「アピールプレイ」が認められたのか？
それは、タッチアップの際に、3塁ランナーが、外野手がボールを捕球する前に3塁ベースを離れてしまったからです。
本来、タッチアップは、このケースであれば、外野手がボールを捕球したと同時に、3塁ランナーが3塁ベースから離れて、本塁にスタートを切ることができます。
ですので、攻撃側のルール違反として、守備側の「アピールプレイ」が認められたことになります。
このケースはレアなケースですが、実際には、プロ野球のシーズン中に、何回かしかケースとしては、ありません。
ただ、ご存知の人も多いと思いますが、
2006年の第1回WBCの日本対アメリカの試合で、日本の攻撃の際に、守備側のアメリカの「アピールプレイ」が認められ、3塁ランナーがアウトになったのが記憶に新しいです。
このように、あまり②のケースはありませんが、たまに起こるので、知っておくと良いでしょう。
まとめ！
このように、「アピールプレイ」の意味がわかってきたのではないでしょうか。
「アピールプレイ」の意味とは、
攻撃側のルール違反を守備側が審判に抗議することで、守備側の抗議が認められれば、攻撃側にストライク、又は、アウトが宣告されることです。
また「アピールプレイ」の具体的なケースとしては、
①ハーフスイング
②タッチアップ時の離塁
などがあります。
このように、プロ野球の中継を見ていて、ハーフスイングは1試合で何度も起きますので、
もし実況の人が、「アピールプレイ」と言われても、すぐに反応できるようになったに違いありません。
今回は「野球のアピールプレイの意味」について、お伝えしました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
