(出典:http://matome.naver.jp/)
野球のキャッチャーは、ピッチャーと同じくらい重要な役割を担っています。
いわば、チームの試合の勝ち負けを大きく左右するポジションではないでしょうか。
性格的にキャッチャーに向いている人もいますが、技術的なもの以外にインサイドワークやチームをまとめる力など自分の努力次第では誰にでも守ることができるでしょう。
そこで、今回は、キャッチャーに求められる役割や必要なこと、重要性などをお伝えしていきたいと思います。
キャッチャーに必要な役割とは?
キャッチャーに必要な役割や資質はどのようなものだと思いますか?
先ほどもお伝えしたように、性格面や体格が小さいなどで、自分には向いていないのではないかと思われる人もいるかもしれませんが、そのようなことは気にしなくても良いと思います。
たしかに、体格面で大柄な人はキャッチャーに向いているかもしれませんが、キャッチャーには、それ以外にも必要で重要なことがたくさんあるので、それを身につければキャッチャーとしては合格です。
プロ野球選手のキャッチャーでも全員が大柄ではありません。
ちなみに、ソフトバンクホークスのキャッチャーの拓也選手は身長169センチです。
ですから、体格が小さい人は、体格を気にする必要はないでしょう。
話は少し逸れましたが、
キャッチャーをするのなら絶対に磨いてほしいものを3つだけ挙げたいと思います。
①洞察力(観察力)
②統率力
③冷静さ
この3つがキャッチャーに必要な役目ではないでしょうか。
ですから、この3つを伸ばしていくとキャッチャーとしては、十分でしょう。
それでは、順に説明していきたいと思います。
①洞察力(観察力)
「洞察力」は、
バッターを見る目、試合の流れを読む力などを言います。
特にバッターを見る力が重要ではないでしょうか。
これを知って、洞察力(観察力)に自信がない人はどうすればよいのか悩まれると思いますが、気にされなくても大丈夫です。
この洞察力は、たくさんの試合経験を積むことによって学んだり、試合に出ていないときは、ベンチからでも打者のスイングを観察して、苦手な傾向やクセを学ぶことができます。
ですから、試合に出るチャンスがあれば、バッターの配球を読んだり、バッターボックスの位置などいろんなことに気がつくようになることが必要になってきます。
これを磨くには、常にバッターに視線を送り、ちょっとした変化に気付けるようにしなければなりません。
少し厳しいことを言っているので、かなり不安になるかもしれませんが、心配いりません。
一歩ずつで良いので、バッターのちょっとした変化に目を向けることで少しずつ洞察力は身につきます。
このようにして、洞察力を身につけていきましょう。
観察するのに少しずつ慣れてくると、バッターとの駆け引きが楽しくなってきます。
②統率力
「統率力」は、
チームを引っ張っていくことを言います。
キャッチャーは、唯一ただ1人、野手全員をみることができ、いろんなことが見えたりします。
そういうことで、客観的にものごとを観れることが一番大きいです。
プロ野球でも、巨人の阿部慎之助選手や楽天の嶋基弘選手など選手会長を務めているケースも多いですから、そういう意味でもチームを引っ張っていける統率力が必要になってきます。
ただ、この統率力は、キャッチャーとして、必死に頑張っていれば、少しずつ身についてくるでしょう。
③冷静さ
「冷静さ」は、なぜ必要になるのかと言いますと、
それは、
試合中には、いつも良い状況ばかりではないので、そのようなチームが浮足だった状況であっても、キャッチャーは常に冷静にプレイしなければなりません。
なぜなら、キャッチャーは、ピッチャーにサインを出し、いわば、ピッチャーととも試合を動かしているからです。
ですから、そのキャッチャーが冷静さを失うと、チームとしてバラバラになりかねないからです。
そのためにも、どのような状況であっても、常に冷静な気持ちでいることが必要になります。
逆に、チームが冷静になれるような言葉をかけられるようなキャッチャーになれれば、最高ですね。
このように、キャッチャーには、冷静さが必要になってきます。
まとめ!
このように、キャッチャーとして必要な役割をお伝えしてきました。
少しまとめてみますと、
①洞察力(観察力)
②統率力
③冷静さ
以上の3つがキャッチャーとして身につけてほしい、また、磨いていただきたいところです。
性格面や体格面で不安な人もおられるかもしれませんが、キャッチャーは性格面や体格面が絶対必要というわけではありません。
ですから、小柄でキャッチャーを目指されている人は、あきらめないでください。
頑張れば、必ず良いキャッチャーになれます。
今回は、キャッチャーに求められる役割や重要性をお伝えしてきました。