(出典:http://number.bunshun.jp/)
野球で、体格の大きい人は、有利というのは、よく聞きます。
実際に少年野球や中学野球でも、身長の大きな人が活躍しているところをよく見かけますね。
そこで、今回は「野球での体格差は、本当に有利なのか」ということを様々な視点でお伝えしていきたいと思います。
実際のところ、体格差は有利なの?
先ほどもお伝えしましたが、中学くらいまで野球をしてきた人なら、
少年野球、中学野球で身長の人が活躍している人が多かったと思います。
チームのホームランバッターであったり、エースピッチャーだったということがあったと思います。
その時、「なぜ体格(身長)の大きい人が凄いんだろう?」
なんて思われませんでしたか?
実は、身長が高いと、おのずと他の身長の低い人に比べると大きく有利なのです。
それは、なぜなのか?
身長が高いと、その分だけ手足が長くなります。
そして、その手足が長さは、爆発的なパワーを生み出すからです。
科学的にみれば、筋力は、筋肉が長ければ長いほど、物凄く爆発的なパワーを生み出します。
ですから、手足が長ければ長い分、爆発的なパワーを生み出すことにつながります。
私も高校当時は全く気づきませんでしたが、高校の時の先輩で、身長が190センチくらいの人がいました。
その人は、ひょろっとした体型で、がっちりというタイプではありませんでした。
しかし、スイングスピードが速くて、物凄い打球を打っていました。
時には、ホームランも打っていました。
あんなに細いのに、なんであんなに打つのかなって疑問に思っていました。
のちのち、体格とパワーの関係という知識として知ってから、あれだけ体格(身長)が良かったから、結果として、破壊力のあるバッティングをしていたことに納得できました。
ですから、日本ハムファイターズの大谷翔平投手が164キロの剛速球を投げるのも納得しますね。
しかも、大谷選手に限っていえば、向上心が物凄くあって、それでいて、探求心も旺盛です。
ですから、恵まれた体格で、考え方自体も素晴らしいので、まだまだ伸びしろがあると思います。
少し話はそれましたが、改めて結論を言いますと、
体格が良いと、爆発的なパワーを生み出すので、大きく有利に、はたらきます。
身長が低い人はどうしたら良いの?
では、「身長の低い人はどうすれば良いのか?」というのが知りたいですよね。
身長の低い人は、できるだけ体重を増やすように努力すれば良いでしょう。
しかし、ここでいう体重を増やすというのは、
ある程度にしてください。
あまりにも、体重を増やしすぎると、俊敏性がなくなってしまうからです。
理想で言えば、西武ライオンズの森友哉選手や元読売ジャイアンツの仁志敏久さんではないでしょうか。
両者の体格は、身長が170センチ前後で体重が80キロくらいです。
2人とも身長は低いですが、中距離ヒッターとして、それなりにパワーがあります。
ですから、身長が低くても、体重を増やしながら、筋力トレーニングに励むようにすれば、体格の差は埋められるでしょう。
私は身長が、170センチに少し足りないくらいでしたが、体重を75キロくらいまで増やして、筋力トレーニングに励みました。
すると、大学では、公式戦でホームランが打てましたし、身長が低くて、体格としては少し不利でしたが、その体格差をある程度はカバーできたと思っています。
ですから、身長がいくら低くても悲観する必要はありません。
身長が低ければ、いろんなことを考えて、自分にしかできないプレーを目指すようにすれば、絶対に貴重な戦力となれるはずです。
まとめ!
このように、体格が大きな人は、科学的にみても、その大きい分だけ筋力が強いため、有利となります。
逆に、いくら体格に恵まれていなくても、体重を増やして、筋力トレーニングに励めば、その体格差はかなり埋められます。
ですから、決して悲観することなく、逆に自分にしかできないことをいろいろと考えながら、プレーすれば、必ず戦力となります。
今回は、「体格差があると有利なのか」ということについて、お伝えしました。