野球の打順の役割って知っていますか?
打順は、それぞれ様々な役割があり、各打順の役割を知っておく必要があると思います。
なぜなら、自分が任された打順をある程度理解し、置かれた打順によって、しっかりと任された仕事をしなければいけないからです。
私も、1番から9番まで全ての打順のを任されたことがありますが、やはりその打順に合った役割を果たせるようにできる限り努力していました。
ちなみにメジャーリーグは、打順の役割が日本とは異なっているところが多く、日本での打順の役割がやはり打線のつながりの面では、重要だと思います。
ですから、打順は、チームの打線がうまくつながるかどうか、大変重要なものなので、その役割をしっかりと頭に入れていただく必要があると思います。
ただし今回は、7番以降はかなり流動的なので、1番~9番のうち、1番~6番のみをお伝えしていきたいと思います。
また、性格によって打順の不向きがあるので、その辺りもお伝えしていきたいと思います。
1番の役割!
・足が速い
・選球眼が良い
・簡単に凡退しない(追い込まれてもカットをして粘ることができる)
・出塁率が高い
このような役割が挙げられます。
基本的には、このような特徴のある選手が1番には好ましいと思います。
性格的には、気が強く、積極的なバッティングができる性格の方が好ましいと思います。
例えば、元巨人の仁志敏久選手やマーリンズのイチロー選手のようなリードオフマンが理想です。
やはり、1番から攻撃的な選手がいるとピッチャーからしても相当嫌ですし、恐怖感を与えることができます。
(出典:http://matome.naver.jp/)
2番の役割!
・ランナーを進めることができる(→セカンド方向にいつでもゴロを打つことができること)
・バントが上手い
・選球眼が良い
・足が速い
このような役割ができることが必要です。
2番バッターはとにかく自分は凡退しても、ランナーを進めることができる選手。
自己犠牲に対して何の抵抗もない人が向いていると思います。
私も2番をよく任されたこともあるので、そのあたりは、何の抵抗もなく、ノーアウトランナー2塁にいるときに、セカンド方向にゴロを打ってランナーを進めていました。
このようなことができる選手が2番には、向いていると思います。
また、2番バッターは、1番が凡退した後に出塁してチャンスメイクすることも役割として挙げられるのかなって思います。
3番の役割!
・勝負強い(→得点圏打率が高い)
・長打がある
・巧打がある
・試合の流れを見極めることができ、最低限の仕事がしっかりとできる
このような役割が求められます。
「3番最強説」ってよく言われるように、チームで一番チャンスに強く、ランナーを返すことができる選手が理想です。
ですから、チームにおいても、一番信頼された選手が3番に置かれることが多いと思います。
4番の役割!
・長打がある(→ホームランを打って、流れを変えることができる)
・勝負強い
・思い切りが良い
このような役割が基本的にあります。
4番はどっしりして、多少三振が多くても、足が遅くても、流れを変えることのできる、ホームランを打つことができるのが求められます。
3番バッターに比べると、穴は多いと思いますが、長打力があり、思い切りの良い性格の人が向いているのでないかと思います。
5番の役割!
・勝負強い
・長打がある
・巧打がある
5番の役割は、チャンスに強く、長打が打てることが求められます。
4番の後を打つので、さらにチャンスが広がったところで、回ってくることが多く、勝負強い選手が求められます。
また、しっかりと巧打でつなげることができる選手も向いていると思います。
6番の役割!
・勝負強い
・出塁率が高い
・巧打がある
6番バッターの役割で一番重要な役割は、勝負強さです。
チームで3番の次に勝負強い選手が6番を任されるケースが多いと思います。
なぜならば、4、5番が敬遠等で歩かされたり、塁に残るケースが非常に多く、6番は、そこでのチャンスを返すことができるかどうかで、
チームの勝ち負けすら左右してしまうことが多いとされるからです。
ですから、6番バッターの役割はかなり重要であると思います。
まとめ!
このように、1番~6番まで、それぞれ役割があると思いますので、
打順を決める際の参考にしていただければと思います。
ただし、この打順の役割はあくまでも基本とされているだけで、
この役割が絶対的に正しいというわけではありません。
各チーム、監督の方針がありますし、1番、2番、3番にチーム内で一番打つ選手から順番に並べているチームもあるくらいですから、あくまでも参考にしていただければと思います。