硬式野球の木製バットは、基本的には、大学や社会人野球からの使用となっています。

 

高校卒業後も硬式野球をされる人は、高校までは、金属バットを使用していて、

 

高校卒業後に、急に金属バットから木製バットに切り替わるので、どのような種類のバットを選ぶとよいのか、とまどわれた人も多いのではないでしょうか。

 

そこで、今回は「硬式野球の木製バットの種類」について、素材や人気のバットなどをお伝えしていきたいと思います。

 

硬式野球の木製バットの種類とは?

 

先ほどもお伝えしたように、今まで金属バットを使用していて、急に木製バットに切り替わる場合に、

 

どのような種類の木製バットを選べばよいのか悩む人が多いでしょう。

 

同じような木製バットでも木の素材によっては、全く異なります。

 

そこで、その木製バットの種類とは?

 

①アオダモ

②ホワイトアッシュ

③ハードメープル

 

バットの種類は、これらの3つに分かれます。

 

そこで、これらの素材の特徴やメリットや人気について、

 

個別に説明していきたいと思います。

 

①アオダモ

 

アオダモの産地としては、北海道の日高地方を中心にたくさん分布しています。

 

また、このアオダモは、成長がものすごく遅く、70年から80年の年月をえて、やっとのことで、直径60センチほどになります。

 

ただ、そのような長い年月をかけて成長するため、木目がしっかりとつまっている特徴があります。

 

その木目がつまっているため、木目が割れてくるという心配が少ないのも特徴です。

 

また、品質が良いので、ホワイトアッシュと比べても値段が高いです。

 

また、このアオダモは、バット以外の用途はないそうです。

 

ですので、バットで使用するためだけに、作られている木なのです。

 

また、材質としては、硬いけれども、しなりもあって、弾力性があるという特徴もあります。

 

ただ、このアオダモは、マーリンズのイチロー選手が主に使用していましたが、

 

気候の影響から、少なくなってきています。

 

ですので、アオダモのバットを愛用していたイチロー選手は、アオダモのバットからホワイトアッシュのバットに切り替えたそうです。

 

そう考えると、アオダモはひょっとしたら、枯渇してしまうかもしれないということです。

 

②ホワイトアッシュ

(出典:http://goodluck365.blog.so-net.ne.jp/)

ホワイトアッシュの原産地は、主に北米です。

 

アオダモよりも40年から50年と、成長が早いため、アオダモに比べて安価なバットです。

 

このホワイトアッシュは、

 

木目が比較的にまっすぐで、しなりがあるという特徴があります。

 

また、メジャーリーグでは、ホワイトアッシュを使用している選手が多いのも特徴です。

 

③ハードメープル

 

ハードメープルは、主にカナダが原産地となっています。

 

ハードメープルの特徴としては、

 

木目が緻密で、折れにくいです。

 

また、先ほどもお伝えしたように、メジャーリーグでは多くの選手が、ホワイトアッシュを使用していますが、

 

ハードメープルも人気のあるバットです。

 

それは、元サンフランシスコ・ジャイアンツのバリー・ボンズ選手が、ハードメープルのバットを使用して活躍していたので、全米で有名になったそうです。

 

また、材質的に折れにくい特徴なので、大学、社会人野球では、たくさんの選手が使用しています。

 

たしかに、アマチュア野球であれば、お金の問題もあるので、できるだけ折れにくいバットを使用するのが賢い選択だと思います。

 

まとめ!

 

このように、硬式野球の木製バットの種類について、少しずつわかってきたのではないでしょうか。

 

木製バットの種類をまとめてみますと、

 

①アオダモ

②ホワイトアッシュ

③ハードメープル

 

これらの3種類に分けられます。

 

人気としては、

 

ホワイトアッシュ>アオダモ>ハードメープル

 

値段としては、

 

アオダモ>ホワイトアッシュ>ハードメープル

 

おおよそ、このようになります。

 

ですので、自分の状況にあったバットを選択することをオススメします。

 

今回は「硬式野球の木製バットの種類」について、お伝えしました。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。