野球のバッティングにおいて、一番重要といっても過言ではないものは何だと思いますか?
それは、タイミングの取り方です。
なぜなら、いくら素振りをしてスイングスピードを上げようと思っても、
いくら筋力トレーニングをしてパワーをつけても、
実際に、タイミングをうまく取り、ボールをとらえることができなければ、結局のところ打てないからです。
バッティングでタイミングの取り方について、悩まれている方も多いと思いますので、
今回は、バッティングのタイミングの取り方について、何種類か挙げてみますので、その中で、自分に合ったタイミングの取り方ぜひマスターしてほしいです。
タイミングの取り方!
タイミングの取り方は、さっきもお話ししたように、バッティングにおいては、たいへん重要で、タイミングさえばっちり合わせることができれば、
バッティングそのものを習得したといっても過言ではありません。
私も、様々なタイミングの取り方を試してみて、結局のところ、すり足打法に落ち着きました。
タイミングの取り方としては、大きく分けると4種類あるかと思います。
①1本足打法
②神主打法
③すり足打法
④ノーステップ打法
他には、振り子打法やガ二股打法などたくさんありますが、
①~④までをそれぞれ特徴を踏まえて、順に説明していきます。
(出典:http://www.getlinkyoutube.com/)
①1本足打法!
この1本足打法は、みなさんよくご存じだと思います。
例えば、世界のホームラン王の王貞治さんや元中日ドラゴンズの大豊泰昭さんが代表として挙げられます。
このタイミングの取り方の特徴は、
メリットとしては、
簡単に言えば、自分のポイントまで呼び込んで、体重を乗せて「ドカーン」と打つタイプなので、
飛距離がかなり出る打ち方です。
実際には、王さんや大豊さんはホームランバッターでしたので、その辺りはよくわかると思います。
しかし、デメリットとしては、自分のポイントまで、しっかりと呼び込めなければ、ボールを捉えることが難しいので、やはりかなりの練習量が必要になってきます。
この1本足打法は、長距離ヒッター向きであると言えます。
②神主打法!
この神主打法は、ヤクルトスワローズの山田哲人選手や巨人の阿部慎之助選手、そして、元中日ドラゴンズの落合博満さんなどが代表的な選手です。
神主打法の特徴としては、
ピッチャーが振りかぶった瞬間に、バットを神主さんのようにバットを立てながらタイミングを取る打ち方で、
かなりの練習をしないと自分のものにするのは、たいへん難しいと思います。
神主打法のメリットとしては、
広角に打つことができるところだと思います。
ヤクルトの山田哲人選手を例に出してみても、左に右に広角に打てていることがわかります。
デメリットとしては、
先ほどもお話ししたように、なかなか自分のものにするのは、厳しいと思います。
この神主打法は、中距離ヒッター向きだと思います。
③すり足打法!
このすり足打法は、中日ドラゴンズの荒木雅博選手が代表的な選手として挙げられます。
この打ち方のメリットは、
すり足でタイミングを取る打ち方で、目線のブレが生じにくいことから、ボールを捉える確率がかなり高いうち方です。
このすり足打法は、ミートを中心とした、アベレージヒッター向きと言えます。
私も最終的には、このすり足打法がしっくりきたので、このすり足打法でした。
タイミングが非常に取りやすく、コンパクトにバットが出る感じだったので、どんなピッチャーにも対応できた感じははありました。
このタイミングの取り方は、オススメです。
④ノーステップ打法!
このノーステップ打法は、オリックスバッファローズのT-岡田選手や横浜DeNAベイスターズの筒香嘉智選手が代表的な選手として挙げられます。
このノーステップ打法のメリットは、
無駄な動きが少なく、軸がぶれないということから、バットがスムーズに出やすいと思います。
しかし、デメリットとしては、
岡田選手にしても、筒香選手にしても、軸の回転がポイントとなる打つ打ち方のため、強靭な筋力がなければ、オススメできません。
岡田選手、筒香選手、ともに筋力が強いから、打つことができているだけなので、相当の練習をしないと習得は難しいと思います。
このノーステップ打法は、長距離ヒッター向きだと言えます。
まとめ!
①1本足打法 →長距離ヒッター向き
②神主打法 →中距離ヒッター向き
③すり足打法 →アベレージヒッター向き
④ノーステップ打法→長距離ヒッター向き
まとめてみますと、以上のようなタイプに分かれると思います。
タイミングの取り方は、バッティングにおいて、一番重要とも言われるので、
自分に合ったタイミングの取り方を、試行錯誤しながら、習得していくことが大切だと思います。