(出典:http://baseballking.jp/)
楽天イーグルスの辛島航投手は、ようやく才能が開花し始めました。
辛島投手は、怪我が多く、満足のいくシーズンが少なかったように思います。
しかし、2017年のシーズンは、ようやく辛島投手の本来の力が発揮でき、好成績を残しています。
そこで、今回は「楽天イーグルスの辛島航投手の好成績の要因について、球種や球速や制球力」を徹底的に分析していきたいと思います。
辛島航投手とは?
まずは、辛島航(からしま わたる)投手について、プロフィールを交えまして、紹介していきたいと思います。
■身長体重 173センチ72キロ
■利き手 左投左打
■ポジション ピッチャー(投手)
■出身高校 飯塚高校
■甲子園出場歴 1回(3年生の夏)
■出身地 福岡県出身
■生年月日 1990年10月18日
■血液型 A型
■ドラフト 6位(2008年)
辛島投手は、福岡県の飯塚高校では、1年生の夏からベンチ入りを果たしました。
そして、2年生の秋の新チームから、エースピッチャーとなりました。
その後、3年生の最後の夏の福岡県大会では、辛島投手の大活躍もあり、決勝に進出しました。
決勝戦は、沖学園高校との対戦となり、試合は、飯塚高校が、先制、中押しと得点を重ねて、エースの辛島投手も力投し、結局6対1で飯塚高校が勝利し、創部初の甲子園の切符を掴みました。
この福岡県大会では、辛島投手は、大車輪の働きをみせました。
結果は、6試合中、5試合に完投(2完封)し、防御率0.39の好成績でした。
しかも、6試合で、46イニングを投げて、四死球が6個とコントロールが抜群でした。
そして、甲子園では、初戦で、沖縄県代表の浦添商業高校と対戦しました。
試合の方は、辛島投手に爪が割れるというアクシデントがあり、本来のピッチングができずに、浦添商業高校に、0対7と大敗をしてしまいました。
辛島投手の高校の時の特徴としては、最速141キロの切れの良いストレートを武器としたピッチャーでした。
そして、2008年の秋のドラフト会議で、楽天イーグルスから6位指名を受けて、入団することになりました。
球種とは?
辛島投手の変化球の球種は、緩いカーブ、スライダー、チェンジアップ、ツーシームです。
辛島投手は、基本的には、ストレートを中心に、スライダーとカーブとチェンジアップを満遍なく投げる印象です。
しかし、その中でも、決め球としては、スライダーを投げるケースが多いように思います。
このように、2017年のシーズンで好調の要因としては、左バッターだけでなく、右バッターに対しても、このスライダーが効果的に使えていることが好成績の要因と言えるでしょう。
球速や制球力とは?
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辛島投手のストレートの最速は、145キロです。
辛島投手のストレートは、決して、速くはありません。
ですが、バッターを打ち取れる要因としては、ストレートの切れが良いからです。
また、辛島投手の投球フォームは、リリースポイントがバッターから見えずらいので、バッターは打ちにくいということも言えると思います。
ですので、ストレートのスピード自体は、出ていませんが、バッターの体感は、スピード以上の速さに見えているので、打つのが難しいのでしょう。
次に、辛島投手の制球力は、まずまず良い方です。
また、プロ入り後(483イニング)の成績から算出した、1試合当たりの四死球は、約2.6個なので、コントロールが良いピッチャーと言えるでしょう。
まとめ!
このように、楽天イーグルスの辛島航投手の好成績の要因について、球種や球速や制球力を分析してみました。
辛島投手の変化球の球種は、緩いカーブ、スライダー、チェンジアップ、ツーシームです。
また、ストレートの最速は、145キロで、制球力は、まずまず良いです。
辛島投手の好成績の要因としては、やはり、切れの良いストレートを中心に、コントロール良く、両コーナーに投げ分けることができることやバッターから見えづらい投球フォームにあります。
辛島投手は、怪我が多くて、なかなか結果に結びつきませんでしたが、試合に出れば結果がついてくる力はあるので、これからの活躍に期待したいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。