(出典:https://www.daily.co.jp/)
阪神タイガースの藤浪晋太郎選手は、プロ入り後、1年1年着実に成長を遂げています。
大阪桐蔭高校の時からご存知の人も多いと思いますが、藤浪投手は、阪神タイガースの若きエースとしての躍動しています。
そこで、今回は「阪神タイガースの藤浪晋太郎投手の成績が凄い要因について、球種や球速や制球力」を徹底的に分析していきたいと思います。
藤浪晋太郎とは?
ご存知の人も多いと思いますが、藤浪晋太郎投手について、プロフィールを交えまして、紹介していきたいと思います。
■身長体重 197センチ89キロ
■利き手 右投右打
■ポジション ピッチャー(投手)
■投球フォーム スリークォーター
■出身高校 大阪桐蔭高校
■甲子園出場歴 3年生の春、夏
■出身地 大阪府出身
■生年月日 1994年4月12日
■ドラフト 1位(2012年)
藤浪投手は、大阪桐蔭高校では、1年生の夏からベンチ入りを果たしました。
大阪桐蔭高校のベンチ入りをすることすら難しいのにも関わらず、1年生の夏からベンチ入りを果たすのは、ホント凄いですね。
そして、2年生の春からエースピッチャーとなりました。
2年生の夏は、大阪府大会の決勝戦まで進出しましたが、東大阪大柏原高校に終盤に得点を重ねられ、6対7でサヨナラで負けてしまいました。
藤浪投手は、力投しましたが、藤浪投手から13安打を放った東大阪大柏原高校は、終盤の粘り強さが光りました。
2年生の秋季近畿地区大会の1回戦の関西学院高校戦では、藤浪投手が、完封勝ちをおさめ、ベスト8に進出しました。
続く準々決勝では、奈良県の強豪の天理高校に4対8で敗れましたが、ベスト8に進出したことから、春の選抜大会を決めました。
3年生の春の選抜大会では、大黒柱のエース、藤浪投手が、接戦ながら好投し、順調に決勝戦まで勝ち続けました。
そして、決勝戦は、強豪の光星学院高校との対戦となりました。
試合は、大阪桐蔭高校が2点を先取し、3回表に光星学院高校に2対2と追いつかれますが、得点を重ねた大阪桐蔭高校が、最終的には、7対3とリードを広げて、優勝を果たしました。
3年生の夏の大阪府大会は、決勝戦までは危なげのない試合運びで、勝ち続けました。
そして、決勝戦は、履正社高校との対戦し、打撃戦ながら自力で勝った大阪桐蔭高校が10対8で勝ち、全国の切符を掴みました。
甲子園では、決勝戦まで順調に勝ち続け、2季連続の決勝戦進出となりました。
決勝戦は、なんと春の選抜大会と同じカードの光星学院高校との対戦となりました。
この試合は、エース同士の投げ合いでしたが、少ないチャンスをものにした大阪桐蔭高校が3対0で完封勝ちをおさめ、史上7校目の春夏の連覇の偉業を成し遂げました。
また、藤浪投手は、20年ぶりとなる準決勝、決勝の2試合連続完封を達成して、ここ一番の強さを発揮しました。
ちなみに、藤浪投手の甲子園での通算防御率は、1.07で、文句のつけようがない結果でした。
その後は、高校日本代表にも選出されました。
藤浪投手は、高校でのストレートの最速は、153キロで、「浪速のダルビッシュ」とも呼ばれていました。
そして、2012年の秋のドラフト会議では、阪神タイガース、オリックスバッファローズなど4球団から1位指名を受けて、抽選の結果、阪神タイガースに入団することになりました。
藤浪投手の成績が凄い要因とは?
藤浪投手の成績が凄い要因は、
①伸びのあるストレート
②粗さのあるコントロール
これら2つが、挙げられるでしょう。
これらについて、簡単に解説していきたいと思います。
①伸びのあるストレート
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藤浪投手のストレートの最速は、160キロです。
しかも、そのストレートの平均球速は、150キロなので、相当凄いことがわかると思います。
ストレートが速いので、変化球もより効果的に活きてきています。
ちなみに、藤浪投手の変化球の球種は、高速スライダー、カットボール、ツーシーム、スプリット、カーブを投げます。
また、藤浪投手は身長197センチなので、角度のあるボールを投げることができるので、バッターからすれば、かなり打つのが難しくなります。
このように、藤浪投手は、ストレートが速く、伸びることから、好成績を残せているのでしょう。
②粗さのあるコントロール
藤浪投手は、制球力は、あまり良くはないです。
ただ、藤浪投手の成績が良くなる要因の一つだと思います。
それは、バッターは的を絞りにくくなるために、打つずらいからです。
例えば、バッターが、本来ならアウトコースにくるだろうと予想していて、外側に踏み込んで打とうとしたら、急にインコースにボールがきてしまい、打ち取られてしまうケースです。
このように、本来ならくるだろうと予想していても、必ずそのコースに、くるかどうかはわからないために、バッターは狙い球をしぼりにくくなるので、バッターを抑える上では、荒れ球が効果的に活きています。
ただ、あまりにも制球力を乱してしまうケースもあるので、その辺りは、これからの課題となるでしょう。
しかし、荒れ球は、藤浪投手の長所でもあると思います。
このように、荒れ球を投げることが、好成績にもつながっています。
まとめ!
このように、阪神タイガースの藤浪晋太郎投手の成績が凄い要因について、球種や球速や制球力について、お伝えしてきました。
藤浪投手の凄い成績の要因としては、
①伸びのあるストレート
②粗さのあるコントロール
これら2つが、好成績を残せている要因でしょう。
藤浪投手は、1年ごとに、成長し続けていますので、阪神タイガースのエースだけではなく、日本代表、侍ジャパンのエースとしての活躍も期待したいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。