(出典:http://column.sp.baseball.findfriends.jp/)
広島東洋カープの若手筆頭株の鈴木誠也選手は、2016年に大ブレイクしました。
監督の緒方孝市監督が、しきりに「神ってる」と連呼されていましたが、鈴木誠也選手は、たまたま偶然に活躍したわけでなく、
もともと凄い能力があったところ、緒方孝市監督が鈴木選手の能力をうまく引き出したのではないでしょうか。
そこで、今回は「鈴木誠也選手の成績が凄い要因を打撃面や守備面」について、徹底分析していきたいと思います。
鈴木誠也選手とは?
まずは、鈴木誠也選手について、プロフィールを交えまして、簡単に説明していきたいと思います。
■身長体重 181センチ90キロ
■利き手 右投右打
■生年月日 1994年8月18日
■ポジション 外野手
■出身高校 二松学舎大学付属高校
■出身地 東京都出身
■ドラフト ドラフト2位(2012年)
鈴木誠也選手は、今は外野手を守っていますが、二松学舎大学付属高校の時は、ピッチャーでした。
当時のピッチャーの時のストレートは、最速148キロを記録していたそうです。
また、高校通算43本塁打を打っていて、投打にわたり大活躍していました。
そして、ピッチャーとしてプロ入りしたのではなく、打撃力と走力を評価されて、内野手として、2012年にドラフト2位で広島東洋カープに指名されて、入団しました。
また、背番号は、イチロー選手のようになってほしいという球団からの願いによって、「背番号51」になったそうです。
打撃力とは?
(出典:https://baseballking.jp/)
鈴木選手は、2016年のシーズンで、
129試合 打率.335 29本塁打 95打点
の成績を残しました。
そこで、鈴木選手がなぜ、こんなに打てるようになったのか?ということですが、
それは、自分の間で、打てるようになったからです。
2015年くらいまでも、ミート力が良かったのですが、2016年のシーズンからは、さらに、自分が確実にミートできるポイントが増えたために、打率が大幅に上がりました。
その「自分の間」とは、わかりやすく言えば、
自分が打てるポイントまで、しっかりとボールをひきつけて打つことです。
ですから、鈴木選手は、バットの芯で捉えられることが多くなったのだと思います。
そして、その結果として、高打率につながったのでしょう。
また、右方向への打球も、インパクトの瞬間の右手がうまく使えていて、しっかりと押し込むことができていることから、右方向への打球が伸びています。
そして、結果として、ホームランなどの長打が多いのも鈴木選手の特徴です。
また、鈴木選手は、シーズンオフの自主トレで、「球界を代表するミートのスペシャリスト」のソフトバンクホークスの内川聖一選手と行っていて、その内川選手の打撃練習を見て、打撃のヒントを掴んだようです。
内川選手と自主トレをできることは、球界ナンバーワンといっても良い、最高のお手本から学ぶことができるので、吸収できれば、どんどん鈴木選手の打撃技術も上がっていきますからね。
そして、2016年には、打率もホームランも自己最高記録を残し、広島東洋カープの25年ぶりのリーグ制覇に大きく貢献しました。
ただ、鈴木選手のポテンシャルからすれば、トリプルスリーの達成も可能だと思いますし、その上の、3割、40本、40盗塁を達成できるのではと思います。
守備力とは?
(出典:http://sp.plus-blog.sportsnavi.com/)
鈴木選手の守備力は、2016年にゴールデングラブ賞を受賞したように、相当凄く高いレベルです。
特に、肩に関しては、高校でピッチャーをしていたことから、度肝を抜くようなボールをキャッチャーまで送球します。
ひょっとしたら、今現在のプロ野球選手の中でも、トップクラスの肩ではないでしょうか。
ほんとレーザービームの送球なので、カットプレイに入る野手もちょっと怖いでしょうね。
そして、足も50メートル5秒8で、かなりの俊足なので、守備範囲も相当に広いです。
ですので、守備に関しては、プロ野球界でも代表するくらいの位置にいるのではないでしょうか。
まとめ!
このように、広島東洋カープの鈴木誠也選手の成績が凄い要因として、打撃面や守備面について、解説してきました。
鈴木選手は、2016年には、大ブレイクでしたが、鈴木選手のポテンシャルを考えると、これから先の成績は、もっと凄そうなので、楽しみです。
しかも、打撃力だけでなく、守備力も球界を代表するくらいのレベルなので、将来的には、メジャーリーグへの考えも少しはあるのではないでしょうか。
鈴木選手は、3割、40本、40盗塁のトリプルスリーのさらに上をいくような成績を残してほしいと個人的には思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。