(出典:http://kyosp.blog.jp/)

野球には、ポジション(ポジション)が9つありますが、その中で、少し意味の難解なポジションがあります。

 

そのポジションは、遊撃手(ゆうげきしゅ)です。

 

その「遊撃手」とは、なんなのか?ということに疑問をもたれた人も多いのではないでしょうか。

 

たしかに、野球をしている人でも「遊撃」をこたえられる人は、ごくわずかだと思います。

 

そこで、今回は「野球のポジションの遊撃手の由来や意味や守備位置 」について、わかりやすく解説していきたいと思います。

 

遊撃手(ゆうげきしゅ)とは?

 

遊撃手の由来について、気になる人も多いとは思いますが、遊撃の由来は、たいていの人は知らないのではないでしょうか。

 

それでは、遊撃手の由来について、解説したいと思います。

 

遊撃手は、

 

明治時代の教育家の中馬庚(ちゅうまん かなえ)さんが、「戦列で時期を見て待機し、ボールが来れば動き回るので、「遊軍」のように感じた」ことから、遊撃手という名称が広まったそうです。

 

この中馬庚さんは、BASEBALLを「野球」と最初に訳した人でもあります。

 

たしかに、遊撃手と言えば、内野の要であり、左右に動き回る俊敏なタイプの選手が多いので、その考えると、なんとなく理解できそうですね。

 

また、遊撃手は、

 

アメリカの野球の黎明期に、ピッチャーの他に、2人守る選手がいて、打者のすぐ近くを守っていて、短い距離で、打球をストップさせるということから、ショート・ストップと呼ばれていました。

 

そして、その後、2人いたショート・ストップは1人となり、今現在の「ショート」と呼ばれているそうです。

 

ということは、時代の流れ次第では、ショートが2人いた可能性もあったということですね。

 

ちなみに、英略字では、遊撃手は、「SS(ショート・ストップ)」とされています。

 

それでは、次に遊撃手の守備位置について、解説していきたいと思います。

 

遊撃手の守備位置とは?

 

遊撃手の守備位置(ポジション)は、上の画像を見ていただくとわかるように、ピッチャーの左後方に位置します。

 

遊撃手の守備位置は、内野手の中でも、ファーストから一番遠い位置を守ることから、かなりの遠投力が必要になってきます。

 

また、遊撃手の守備位置の番号としては、「6」です。

 

ですので、高校野球は、守備位置のポジション別に背番号がつけられるので、背番号が6番の選手が、遊撃手(ショート)を守る選手ということになります。

 

先ほどもお伝えしたように、遊撃手は、左に右に広範囲の守備や肩の強さなどが求められるポジションのため、「守備の花形」とも呼ばれています。

 

ですので、「ショート」とポジションは、ピッチャーと並ぶくらい、難しいポジションでもあります。

 

また、遊撃手は、俊足で、守備が上手い選手が多いという守備型の選手が特徴だったのですが、

 

近年は、読売ジャイアンツの坂本勇人選手やオリックスバッファローズの中島宏之選手など、守備だけでなく打てる遊撃手が増えてきています。

 

このように、時代の流れとともに、遊撃手の特徴も変わりつつあります。

 

まとめ!

 

このように、野球の遊撃手(ショート)の由来や守備位置について、解説してきました。

 

遊撃手の由来とは、

 

明治時代の教育家の中馬庚(ちゅうまん かなえ)さんが、「戦列で時期を見て待機し、ボールが来れば動き回るので、「遊軍」のように感じた」ことから、遊撃手という名称が広まったそうです。

 

ちなみに、中馬庚さんは、BASEBALLを「野球」と最初に訳した人でもあります。

 

また、遊撃手の守備位置は、ピッチャーの左後方に位置します。

 

そして、遊撃手の守備位置の番号としては、「6」です。

 

このように、遊撃手の由来や守備位置について、少しずつ理解が深まったのではないでしょうか。

 

少しでも、理解の支えとなれば、幸いです。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。