野球が上手い人に限って、野球道具を丁寧に扱っているような気がします。
イチロー選手は、野球道具をとても丁寧に扱っておられるのは有名ですが、
そのイチロー選手が以前、野球道具に関するインタビューで、
「野球道具を粗末にする人は、野球が上達しない」
といっておられました。
たしかに、イチロー選手が言っているのも、間違いありません。
私も、高校の時の監督から、野球の道具については、指導を受けたので、
それ以来、野球道具を大切に扱っています。
それでは、今回は野球道具、グラブの手入れについて、長く使うための方法をお伝えしたいと思います。
グラブの手入れの仕方!
(出典:http://mariners-fan.net/)
それでは、さっそくですが、グラブの手入れの仕方をお伝えします。
練習後にグラブが汚れているという仮定でお話しします。
①グラブの表面の砂などを雑巾などでふき取る。
②雑巾でふき取ろうとしても落ちにくい場合は、ローションを塗って、雑巾でふき取る。
③保革油を塗ってツヤ出しの仕上げをする。
④湿気のないところで、グラブを干す。
③を除いては、毎日練習後には、した方が良いと思います。
①は、守備で飛びついたりすると、砂がついていたりするので、その砂を雑巾や歯ブラシで取って下さい。(2~3分)
②は、①の雑巾でふき取っても取れない場合のみ行いましょう。(5分)
その際のローションは、私は、下のミズノのクレンジングローションを使うと良いと思います。
(出典:http://products.mizuno.jp/)
クレンジングローションの値段は、税込みで、1,296円です。
注意点は、ローションは、たくさん塗りすぎないことです。
なぜなら、ローションをつけすぎると、グラブに浸み込み、グローブが重たくなってしまうからです。
液体の面積で言うと、2平方センチ位で十分です。
それを、伸ばしながら、塗って下さい。
③については、週に1回ほどの頻度で、手入れすると良いと思います。(5分)
この際に塗るクリームは、ミズノのレザーケアクリームがおすすめです。
(出典:http://www.sports-shop.jp/858)
このレザーケアクリームの値段は、税込みで、1404円です。
少し高いですが、グラブを長持ちさせるためには間違いなく良いと思います。
これも②のクレンジングローションと同様に、あまりたくさん塗らないようにして下さい。
私は、このクリームを何個買ったのかわからないくらい買いました。
ホントこのクリームはおすすめです。
④は、できるだけ風通しが良いところで干すのが良いと思います。
以上のような手入れをしてください。
手入れをするといっても、10分少々しか時間はかからないので、毎日練習後に、すぐにすると良いと思います。
最初は、面倒くさい感じになりますが、慣れてくると、面倒くさいこともなくなります。
このようにたった10分ほどですが、グラブを毎日手入れすると、20年以上は間違いなく使えます。
ただ、私は、その20年の間には、グラブの網やひもを何回も交換しました。
そのくらい手入れすると、グラブに対してかなりの愛情がわいてくると思います。
私が野球道具を大切に扱うようになったキッカケ!
私が、20年以上も同じグラブを使い続けてきた、丁寧に扱うようになったキッカケを参考のために、お話ししたいと思います。
私は高校に入学した後、監督から、
「野球道具は、自分の身体の一部だと思って、丁寧に扱いなさい。」
って言われました。
また、
「野球道具をまたぐことは、人の頭の上をまたぐのと同じ」
とも言われました。
それは、
先ほどのイチロー選手と同じように、野球道具を粗末に扱うようでは、
肝心な野球は上達しないっていうことにつながるのかなって思います。
そのようなことを、監督から言われてから、
グラブに関しては毎日手入れをしていました。
おかげで、今現在も、高校の時に買ったグラブは何回も修理をしながらも、草野球で現役バリバリで使っています。
このように、丁寧に扱えば、グラブは20年以上経った今でも問題なく使えますし、
逆に自分の手になじんでいるので、
自分の手のように扱うことができます。
結果として、そのグラブのおかげで、自分でいうのもおかしいですが、守備を上達させていただいたと思っています。
ですから、今までグラブの手入れをしていなかった人は、これからグラブの手入れをしっかりとすれば良いと思います。
そうすることで、その手入れをしたグラブは自分の手になじんでくると思います。
そして、自分の手になじんできた頃には、守備が格段に上手くなっていると思います。
まとめ!
このように今回は、グラブを長く使うための手入れの仕方をお伝えしました。
グラブを手入れすると同時に、グラブは自分の身体の一部っていうことも忘れないでくださいね。
そういう気持ちで、グラブを手入れをすれば、試合において、あと一歩のところで、捕れるのか、捕れないのか微妙なところでも、おそらくボールを捕球できると思います。
結果的に、少しでも野球上達のための支えになればと思います。