(出典:https://sportiva.shueisha.co.jp/)

西川遥輝選手は、今や日本ハムファイターズの核弾頭として、欠かせない選手となりました。

 

バッティングが凄いということは、皆さんご存知だと思いますが、なぜ、あれだけ西川遥輝選手の打撃が良いのでしょうか。

 

そんな疑問を抱かれた人も多いと思います。

 

そこで、今回は「日本ハムファイターズの西川遥輝選手の打撃良い要因」について、分析していきたいと思います。

 

西川遥輝選手とは?

 

まずは、西川遥輝選手を知っていただくために、プロフィールを交えまして、紹介していきたいと思います。

 

■身長体重 179センチ76キロ

■利き手 右投左打

■守備位置 外野手、内野手(セカンド)

■出身高校 智弁和歌山高校

■甲子園出場歴 4回(1年生の夏、2年生の夏、3年生の春、夏)

■出身地 和歌山県出身

■生年月日 1992年4月16日

■ドラフト 2位(2010年)

 

このように、西川遥輝選手は、智弁和歌山高校からドラフト2位で、日本ハムファイターズに入団しました。

 

智弁和歌山高校では、高校屈指の強豪校なのにも関わらず、1年の春からレギュラーとして出場し、1年生ながら夏の甲子園に出場しました。

 

その後は、2年の夏から3年の春、夏と3季続けて甲子園に出場しています。

 

西川選手が大きく注目されたのが、1年生の春季大会で、1番ショートとして先発出場し、4本塁打を放ったことです。

 

この素晴らしい結果によって、プロのスカウトから大きく注目されるようになりました。

 

ただ、西川選手は、高校時代は、怪我が多く、3年間満足した野球生活はできなかったのではないでしょうか。

 

1年生の夏は、右手の骨折、2年生の春にも手のひらを骨折し、重要な大会前には、常に怪我に悩まされました。

 

しかし、野球センス抜群の西川選手は、プロのスカウトからは高評価で、2010年のドラフト会議で、ドラフト2位で日本ハムファイターズに指名され、入団することになりました。

 

西川選手の打撃が凄い要因とは?

 

西川選手の打撃成績が年々良くなってきていますが、バッティングが凄い理由は、いくつかあります。

 

①思い切りが良い

②選球眼の良い

③筋トレの効果

 

西川選手の打撃は、まだまだ成長途上で、もっと良い成績を残せると思いますが、特に打率が大きく伸びたのは、これらの3つの要因が大きいと思います。

 

①思い切りが良い

(出典:http://column.sp.baseball.findfriends.jp/)

西川選手は、日本ハムファイターズでは、1番、2番を任されることが多いのですが、相手ピッチャーを脅威にさせるのは、この「思い切りの良さ」でしょう。

 

とにかく西川選手は、思い切りが良く、ファーストストライクから積極的に強くスイングしていきます。

 

ですので、相手ピッチャーは、ストライクを容易に投げることができません。

 

また、その思い切りが良さは、西川選手は、長打率にも結果として表れています。

 

西川選手の2016年の長打率は、.398で、リーグ16位ですが、西川選手よりも上の順位の選手を見れば、各チームのクリーナップの選手が、ずらりと並びます。

 

その中でも、通常1番、2番を打つ西川選手が引けを取らない長打率を残しているのは、思い切りの良い、鋭いスイングを常にしているからです。

 

ですので、西川選手は、甘いボールなら、2塁打、3塁打、ホームランにするので、その「思い切りの良さ」が、打撃成績に大きくあらわれていると言えるでしょう。

 

②選球眼の良い

 

西川選手は、2016年には、プロ入り初の3割(.314)を達成しました。

 

その高打率となった要因となるのが、「選球眼の良さ」でしょう。

 

西川選手は、2016年の打率が大幅に上がりましたが、出塁率がものすごく高いのです。

 

出塁率は、2016年の成績で言えば、リーグ4位の.405です。

 

出塁率は、相当凄い成績だと思います。

 

この出塁率の高さは、やはり選球眼の良さが大きいでしょう。

 

ストライクとボールのきわどいところでも、しっかりと見極められることで、ファーボールを選ぶことで、打率を落とすことを防ぐことができます。

 

それは、ストライクゾーンにくるボールのみ、しっかりと打つことができているとも言えるでしょう。

 

ですので、結果として、

 

選球眼の良さ→出塁率の上昇→打率の上昇

 

につながっています。

 

打率ばかりに目がいきがちですが、打率が高くなった要因としては、選球眼の良さにより、出塁率が上昇し、打率が良くなったと言えます。

 

ですので、たまたま打率が高かったのではなく、しっかりとした要因(選球眼の良さ)となる裏付けがある事がわかります。

 

③筋トレの効果

 

西川選手は、先ほどもお伝えしたように、スイングスピードが速く、打球が速いです。

 

そのスイングスピードが速いのは、筋トレによる筋力アップも要因として考えられます。

 

プロ入り前から、筋力は強かったと思いますが、プロ入り後はさらに筋力アップしたのではないかと思います。

 

見た目自体もプロ入り前と比べると、1回り大きくなったと感じます。

 

体重は、プロ入り前の70キロから76キロまで増えているので、その筋力アップで筋肉がついた分が、そのまま体重として増えたと考えられます。

 

その筋力アップにより、スイングスピードが速くなり、それに伴い打球が速くなり、ヒット、ホームランが増えたと言えるでしょう。

 

まとめ!

 

このように、日本ハムファイターズの西川遥輝選手の打撃が凄い要因について、お伝えしてきました。

 

打撃成績が凄い理由としては、

 

①思い切りが良い

②選球眼の良い

③筋トレの効果

 

これらの3つが、要因として挙げられます。

 

西川選手の打撃が良くなった理由は、偶然ではなく、良い結果が残せる裏付けがあることがわかります。

 

西川選手は、2016年にプロ入り後、初の3割を越えましたが、西川選手の実力からすれば、ホームランも20本以上打てる力があるので、今後の西川選手に注目したいと思います。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。