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野球のキャッチボールにおいての遠投はどのくらいの距離を投げていますか?
遠投の際、そもそもどのくらいの距離で投げれば良いのかとかいろいろと思うことがあると思います。
その遠投の際のポイントは、
試合に活かすための練習ということを意識できているのかが重要だと思います。
そこで、今回は、肩を強くする方法、コツなどを遠投の投げ方を通して、お伝えしていきたいと思います。
試合での遠投はどんな時に必要?
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まず、試合において遠投が必要な場面ってどのようなものが想像できますか?
外野手であれば、タッチアップでの送球、進塁を許さないための送球、
内野手であれば、ショートの三遊間へのゴロでの送球など
いろんな場面で遠投が必要になってきます。
そこで、その遠投は、実際の試合ではどのくらいの距離を投げているのでしょうか。
遠投と言っても、
おそらく50メートル~60メートルの距離を自分の目線の高さくらいで投げられたら十分なのではないでしょうか。
たしかに遠投と言えば、90メートルとか100メートルくらいの距離を投げることが想像できると思います。
しかし、実際の試合で90メートルとか100メートルの距離を投げることは、まずないでしょう。
ですから、試合での遠投と言っても、実際には60メートルくらい、そして、それ以上の距離を投げるとしても70メートルくらい投げられれば大丈夫でしょう。
しかし、100メートルくらいの距離をノーバウンドで、投げようとして、かなりフライ上のボールを投げているのが多いのが現状だと思います。
これは、大きな勘違いです。
たしかに、100メートルくらいの距離を遠投することで、投球フォームが小さくなっているのを、矯正するために投げているのなら、わかるのですが、
試合では、まず、その100メートルくらいの距離を投げることは、まずないので、長い距離を投げる意味合いとしてはどうなのかなって感じです。
プロ野球選手でも、野手は基本的に50メートル~70メートルくらいの距離でしかキャッチボールしないのは、それ以上の距離が必要ないからだと思います。
実際に、私が大学の時の試合前のキャッチボールでは、70メートルくらいの距離しか投げていませんでした。
それは、試合ではその距離をしっかりと投げられれば、十分だったからです。
長々となりましたが、
私がお伝えしたいのは、試合で必要なものを練習でも同じようにすることで、試合に活かしてほしいからです。
ですので、遠投といっても、試合に必要な50メートル~70メートルくらいをしっかりとライナーで投げることができれば、十分でしょう。
肩を強くするためのキャッチボールでの投げ方とは?
続いて、キャッチボールでは、実際にどのように練習すれば良いのかですが、
先ほどお伝えしたように、
試合で活かせるような距離で練習すれば良いと思います。
キャッチボールでは、
50メートル~70メートルの距離では、ライナー性のボールを投げることを意識して投げるようにして下さい。
70メートル~100メートルの距離では、自分の目線の高さくらいのボールをできる限り長い距離が投げれるように、おもいっきり投げてください。
この時のポイントは、ワンバウンド、ツーバウンドでも構わないので、下半身をできる限り意識して、低くて伸びのあるボールを投げるように意識して投げてください。
また、助走をしてもかまわないので、とにかく低くて伸びのあるボールをできるだけ長い距離投げるんだっていう意識で投げてください。
結局は、それを繰り返せば、次第に伸びのあるボールが投げることができ、肩が強くなってきます。
試合では、大遠投なんて、ほとんど必要ないので、60メートル~70メートルくらいの距離を矢のような送球ができるようになれば、強肩の仲間入りだと思います。
そもそも3塁から1塁までの対角線の距離が40メートル弱なので、50メールほどの距離を矢のような送球ができれば、内野手として、肩に関しては十分でしょう。
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まとめ!
今回は、肩を強くするための遠投の投げ方をお伝えしてきました。
もう一度まとめてみますと、
キャッチボールの際は、
低くて伸びのあるボールを投げることを意識することが必要だと思います。
ポイントとしては、
距離を伸ばした際に、
ワンバウンド、ツーバウンドでも構わないので、下半身をできる限り意識して、低くて伸びのあるボールを投げるように意識して投げることが重要だということです。
そのように練習をすれば、下半身をどのように使うと、低くて伸びのあるボールが投げられるのかがわかってきます。
そして、その結果、徐々に肩が強くなってきます。
今回は、肩を強くするためのコツとして、練習の遠投の際の投げ方についてお伝えしました。
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