(出典:http://matome.naver.jp/)
野球の内野守備は、ノックを受けたり、実戦を想定した守備練習で、上達できると思います。
また、内野守備においては、グラブの出し方や送球する時の足の運びなど練習しなければいけないところはたくさんあると思います。
しかし、今回は普段から少し気にとめておくだけで、他の人よりも内野守備が上手くなるようなコツをお伝えしたいと思います。
内野守備において気をつけるべきこと?
私は、実戦で活かせるために、普段の練習からどうすれば良いのかいろいろと悩んだ時期がありました。
そのような経験も踏まえて今回はお伝えしたいと思います。
内野守備が上手くなるために気をつけるべきことは、
①とにかく前に出て捕球すること
②動きをとめないこと
この2点が今回お伝えする内容になります。
今回は、この2点をお伝えしますが、この2点を普段の練習から気をつけるだけで、内野守備が必ず上手くなります。
また、実戦で必ず活きてくるのは間違いないと思います。
(出典:http://miccheck121212.com/)
①とにかく前に出て捕球すること!
この「とにかく前に出て捕球すること」は、
内野手の基本だと思います。
なぜ、この「とにかく前に出て捕球すること」をいまさらお伝えしているのか?
それは、これができていない人が多いと感じるからです。
甲子園に出場している人、大学でプレーしている人の中でも、前に出て捕球することができていない人がいると思います。
私は、この「とにかく前に出て捕球すること」は、非常に重要だと思います。
このことを少しでも普段から気にしておくだけでも、守備の成長につながると思います。
守備は、バッターが打った後、打球によっては前に出て捕球することができないかもしれませんが、
気持ちは常に前に出て捕球することを心がけてほしいと思います。
なぜなら、少しでも弾んだ打球に対して、前に出て捕球しなければ、その時点で内安打の確率が大きく上がるからです。
当たり前だと思われるかもしれませんが、バッターが打った瞬間の、特に一歩目が重要だと思います。
内野手の人は、指導者からよく言われたことがあるのではないでしょうか。
その一歩目次第で、
しっかりとアウトにできるのか。
内安打になるのか。
エラーの確率が大きく上がるのか。
だいたい想像がつきます。
また、前に出ずに捕球したら、仮に足の速い左バッターなら、大きくプレッシャーがかかり、実際にアウトにできたとしても、エラーの確率や内安打の確率は大きく上がったりします。
大げさかもしれませんが、マーリンズのイチロー選手が、ごく普通のショートゴロやちょっと緩めのセカンドゴロを打って、相手のエラーを誘えるのは、その前に出る姿勢を見せていても結果として、相手内野手のプレッシャーを与えた結果、内安打になったり、エラーを誘えたりします。
とにかく普段から、前に出て捕球することを心がけることが必要です。
前に出て捕球することは、同時に気持ちに余裕が生まれ、その後の送球も落ち着いて送球できることにもつながります。
ですから、内野手は、とにかく前に出て捕球することを心がけてほしいと思います。
②動きをとめないこと!
この「動きをとめないこと」とは、
内野手の捕球から送球にいたる動きを連動させることです。
もっとわかり易く言えば、
捕球してから、送球するまでの足を止めずに、動きながら捕球し、送球することです。
たまに、捕球する際に足が一回止まってしまって、そこから送球する人がおられるのですが、
そのように一度足を止めてしまうと、
動きが硬くなってしまい、捕球と送球が別々の動きとなってしまい、送球にも悪影響を与える可能性があるからです。
ですから、足を運びながら捕球し、送球するという、捕球と送球は一連のセットとして考えていただければと思います。
しかも、その時のポイントとしては、
しっかりと下半身を使ったスローイングを心がける必要があります。
なぜなら、上半身だけのスローイングになれば、送球が安定しませんし、ショートやサードであれば、
ファーストまで活きたボールが投げることができず、悪送球につながる恐れがあるからです。
まずは、捕球から送球までの一連の動きを習得した上で、
その後に、下半身を意識したスローイングができているのか確認すれば良いと思います。
まとめ!
今回は内野守備が上手くなるために気をつけるべきこととして、
①とにかく前に出て捕球すること
②動きをとめないこと
の2点をお伝えしました。
2点とも非常に重要なことで、普段から少しでも気をつけるだけでも、守備が上達するので、
ぜひ心に留めておいていただければと思います。
少しでも守備の上達に役立てれば、うれしく思います。