(出典:http://topicks.jp/)
日本ハムファイターズの大谷翔平選手が、またまた自らの日本記録を更新し、164キロを出しましたね。
投げれば、投げるほど、結果のついてくる大谷翔平選手は、ホント凄いとしかいいようがありません。
バッターとしても、ホームラン数が20本を超えるなど、ますますメジャーリーグの評価も上がっています。
そんな、大谷翔平選手は、早ければ2017年のオフにもメジャーに移籍するのではという話も具体的に出てきています。
そこで、現在の大谷翔平選手の成績での海外の評価も踏まえて、ピッチャーとしてメジャーリーグと契約を結ぶのであれば、どのくらいの年棒になるのかを徹底的に分析したので、お伝えしていきたいと思います。
大谷翔平投手の成績!
大谷選手は、バッターとしても今年(2016年)は、ホームラン数が20本を超え、打率も.300をゆうゆうに超えていることから、
バッターとしてメジャーリーグに行けば、メジャーリーグとどのような契約を結ぶのか物凄く興味があるのですが、今回はピッチャーとして仮にメジャーに行ったことを想定して、ピッチャーだけに絞って、分析してみます。
まず、ピッチャーの成績を見てみましょう。(2016年9月17日現在)
2014年 11勝(4敗) 防御率 2.61 投球回数 155回1/3 奪三振 179個 四死球 61個
2015年 15勝(5敗) 防御率 2.24 投球回数 160回2/3 奪三振 196回 四死球 49個
2016年 8勝(4敗) 防御率 2.12 投球回数 123回 奪三振 151個 四死球 49個
このように、プロでの経験年数を重ねるにつれて、だんだん成績が良くなってきているのがわかります。
今年に関しては、前半戦終盤での右指のマメの影響もあって、一か月ほど投げていないので、10勝にも満たないですが、
先日の登板では、ケガを感じさせないような状態で、160キロ台を連発して、自己記録をさらに更新する164キロを出しました。
スピードは、ホント圧巻ですね。
今までの日本のプロ野球の歴史で、160キロ台をバンバン投げられるピッチャーはいませんでしたから、球史に残るくらいの逸材だと思います。
それでは、続いて、海外の評価、メジャーの評価について、お話ししていきたいと思います。
(出典:http://news.livedoor.com/)
メジャーの評価!
大谷選手のメジャーの評価は、昨年のプレミア12でも、かなりの高い評価だったのですが、今年に入ってさらに安定したピッチングを続けていることから、ますますメジャーの評価が上がっています。
打者としての大谷選手というのも非常に魅力的ではありますが、バッターとしては、仮にピッチャーとしてダメになった場合の保険くらいの感じでいいのではと思います。
なぜなら、ピッチャーとしての選手生命は、バッターと比較すれば短いので、今はピッチャーとして頑張ってほしいというのが私の思いです。
また、バッターとしても、ピッチャーとしても両方とも頑張るとなれば、両方ともしっかりとした練習をつまなければならず、両方とも中途半端になりかねないからです。
そう考えれば、ピッチャーメインで、メジャーリーグに行ってほしいというのが、私の本音です。
両方とも才能に満ちあふれ過ぎているが故の悩みですね。
メジャーのピッチャーとしての評価は、上がり続けていますが、
「ロサンゼルス・タイムズ」でも、今年(2016年)の新人王候補のドジャースのシーガー内野手よりも大谷翔平選手の方が上というのも話題になりました。
大谷選手を野手として考えても、シーガー選手よりも上ということは、かなり凄い評価だと思います。
それでは、ピッチャーとしてのメジャーの評価は、
今現在でも凄いが、まだまだ伸びしろもあると評価しています。
ストレート、カーブに関しては、申し分ないが、スプリットに関しては、まだまだ改良の余地があるとのことです。
しかし、今の状態でも、メジャーリーグのどこの球団でも十分にローテーションでやっていけるだろうとの評価もあります。
さらに、異次元の投球すら言われています。
さすが凄い評価ですね。
メジャーリーグに移籍した場合、
スピードを150半ばくらいに落として、コントロールを重視した方がさらに良くなるのではと思います。
なぜなら、スピードボールに関してはメジャーリーガーは強いですが、細かいところにコントロールできれば、いくらメジャーリーガーであっても打てないからです。
たしかに、スピードボールで真っ向勝負したい気持ちもわかりますが、厳しいところにいつでも投げられる繊細なコントロールをさらに磨く必要があるのかなって思います。
特に、メジャーリーグでは、球数制限や投球間隔が中4日のことを踏まえると、スピードボールに頼りすぎるのは、どうしても肩やヒジに負担がかかってしまうので、やはり肩やヒジの負担を考えて、スピードボールよりもコントロール重視にした方が良いと思います。
今後のメジャーリーグのさらなる評価も楽しみですね。
年棒はいくらになる?
(出典:http://baseballking.jp/)
大谷選手が仮にメジャーの契約を結んだ場合、どんな凄い契約になるのか、自分なりに分析してみました。
比較対象として、
ニューヨーク・ヤンキースの田中将大投手を挙げてみました。
田中将大投手 161億円(23億/年) 7年契約
田中投手の年棒と比較して考えてみますと、
大谷選手は今現在22歳、2017年のオフにポスティングで移籍すると想定すれば、24歳の年にメジャーリーグに挑戦することになります。
ちなみに、田中投手は26歳の年にメジャーリーグに挑戦しているので、大谷選手の方が2年早いことになります。
そうなれば、大谷選手の方が若くしてメジャーに行くことになるので、評価があがるのではと思います。
また、今年のドジャースの前田健太投手の予想をはるかに上回る活躍をみても、メジャーリーグの日本人のピッチャーに対する評価は上がっているはずなので、
かなりの高額での契約となると思います。
複数年で契約するとなれば、田中投手の161億円を上回る可能性すらあると思います。
あくまで予想ですが、一年あたり25億以上の複数年契約を結ぶのではと勝手に想像しています。
最低でも、田中投手の年棒がベースになってくるのではと思います。
まとめ!
このように、今までの大谷選手の成績をもとに、メジャーの評価、メジャーリーグに移籍するなら、年棒はいくらになるのかをお伝えしてきました。
大谷選手は、バッターとしても、ピッチャーとしても魅力的なので、二刀流という選択肢を残すのであれば、
ピッチャーが打席に立つ、ナショナルリーグへの移籍がいいのではと個人的には思います。
ナショナルリーグのドジャースの前田健太投手が、ホームランを打つということがありましたが、大谷選手もナショナルリーグにいけば、毎回打席に立つことができますし、ピッチャーとして登板のない日も代打でバッターボックスに立てばいいのではと思います。
まだまだ大谷選手は、進化の途中なので、今後の日本での活躍も楽しみですが、メジャーリーガーの大谷選手も早く見てみたいというファンの人もいるのではないでしょうか。
今後、先日出した164キロの日本記録を破る、165キロを出すのかは時間の問題だとは思いますが、今までの日本のプロ野球界にはない、日本の宝ですから、できるかぎり怪我のないように成長を続けてほしいと思います。
今後の大谷選手に、ご注目下さい。