(出典:http://www.chunichi.co.jp/)
中日ドラゴンズの又吉克樹投手は、球界を代表するようなセットアッパーとなりました。
又吉投手は、ルーキーイヤーの2014年から2016年まで、3年連続で60試合以上の登板をし、鉄腕ぶりを発揮しています。
そこで、今回は「中日ドラゴンズの又吉克樹投手の好成績の要因について、球種や球速や制球力」を徹底的に分析してみたいと思います。
又吉克樹投手とは?
まずは、又吉克樹(またよし かつき)投手について、プロフィールを交えまして、紹介していきたいと思います。
■身長体重 180センチ74キロ
■利き手 右投右打
■ポジション ピッチャー(投手)
■投球フォーム サイドスロー
■出身高校 西原高校
■出身大学 環太平洋大学
■出身独立リーグ 四国ILplus・香川
■出身地 沖縄県出身
■生年月日 1990年11月4日
■血液型 A型
■ドラフト 2位(2013年)
又吉投手は、現在は、セットアッパーとして活躍していますが、実は、西原高校の時には、セカンドを守っていました。
そして、その西原高校の時に、コントロールの良さを評価されて、セカンドからピッチャーにコンバートしました。
また、現在の投球フォームは、サイドスローですが、ピッチャーを始めたときは、オーバースローだったようです。
今思うと、オーバースローの又吉投手を見てみたいですね。
そして、その後、投球フォームをサイドスローに変更しました。
また、西原高校では、春夏通じて、甲子園への出場はかないませんでした。
その後、西原高校を卒業し、環太平洋大学に入学しました。
環太平洋大学では、1回生の秋のリーグ戦から登板し始めました。
そして、2回生の春のリーグ戦では、主力のピッチャーとして、防御率0.60の大活躍をみせました。
また、又吉投手のストレートの最速スピードが、高校時代の138キロだったのが、144キロまでに成長しました。
又吉投手の大学通算成績は、リーグ通算41試合、13勝18敗でした。
そして、その後、環太平洋大学を卒業し、独立リーグの香川オリーブガイナーズに入団しました。
香川オリーブガイナーズでは、1年目から、主力投手として登板し、7勝(2完封)1敗、防御率1.34で、前期優勝に貢献し、前期のMVPに選ばれました。
入団1年目の慣れていない前期からの大活躍は、ホント凄いですね。
そして、後期も6勝3敗と結果を残し、前後期の通算成績が、13勝となり、最多勝のタイトルを獲得しました。
その後、2013年の秋のドラフト会議で、中日ドラゴンズから2位の指名を受けて、入団することになりました。
変化球の球種とは?
(出典:https://matome.naver.jp/)
又吉投手の変化球の球種は、スライダー、シュート、シンカー、チェンジアップです。
この中でも特に武器として使っている変化球は、スライダーです。
サイドスローの多くのピッチャーが主に武器としているスライダーを又吉投手も武器としています。
また、バッターを追い込んでからのシンカーもかなり効果的に使っています。
左バッターなら、外に逃げていきますし、右バッターなら、内角に食い込んでくるため、バッターは、そのシンカーに対して、かなり苦労しています。
このように、又吉投手は、スライダー、シンカーを中心とした変化球を投げます。
球速や制球力とは?
又吉投手のストレートの最速は、152キロです。
サイドスローからの152キロのストレートは、相当威力があります。
そのストレートにかなりの切れがあることから、変化球が、より効果的に活きています。
やはりストレートの切れは、ピッチャーの生命線でもあるので、ストレートの切れが又吉投手の好投を支えているのだと思います。
また、制球力は、まずまず良い方です。
過去3年間(2014年~2016年)の平均を分析してみましたら、1試合当たりの四死球が3個以下なので、まずまずコントロールは良いピッチャーだと言えます。
このように、又吉投手は、最速152キロのストレートで、まずまずコントロールが良いピッチャーであると言えるでしょう。
まとめ!
このように、中日ドラゴンズの又吉克樹投手の好成績の要因について、球種や球速や制球力を徹底的に分析してみました。
変化球の球種は、スライダー、シュート、シンカー、チェンジアップです。
この中でも特に武器として使っている変化球は、スライダーです。
また、ストレートの最速は、152キロで、まずまずコントロールが良いピッチャーと言えるでしょう。
又吉投手は、2017年からは、先発ピッチャーとしての配置転換をしていますが、今後の活躍にも期待したいですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。