(出典:http://pinky-media.jp/)

広島東洋カープのエースピッチャーの野村祐輔投手は、2016年の25年ぶり7回目のリーグ優勝の原動力となりました。

 

野村投手は、いくつかのタイトルを獲得するなどチームにとって、欠かせない存在でした。

 

そこで、今回は「広島東洋カープの野村祐輔投手の成績が凄い要因について、球種や球速や制球力」などを徹底的に分析していきたいと思います。

 

野村祐輔投手とは?

 

ご存知の人も多いと思いますが、まずは、野村祐輔投手について、プロフィールを交えまして、紹介していきたいと思います。

 

■身長体重 177センチ82キロ

■利き手 右投右打

■ポジション ピッチャー(投手)

■出身高校 広陵高校

■甲子園出場歴 2回(3年生の春、夏)

■出身大学 明治大学

■出身地 岡山県出身

■生年月日 1989年6月24日

■ドラフト 1位(2011年)

 

野村投手は、強豪の広陵高校で1年生の時からベンチ入りを果たしました。

 

そして、3年生の春には、選抜大会に出場し、エースピッチャーとして、ベスト8進出の原動力となりました。

 

また、3年生の夏には、広島県大会を制し、春夏連続の甲子園出場を決めました。

 

1回戦では、強豪の駒大苫小牧高校に逆転勝ちをおさめ、準決勝まで順当に勝ち進みました。

 

準決勝では、現在横浜DeNAベイスターズの田中健二朗投手を擁する常葉菊川高校に勝ち、決勝進出を決めました。

 

決勝戦の佐賀北高校戦では、野村投手が、7回まで佐賀北高校打線を1安打無失点と完全に封じ込み、4対0でリードしていました。

 

そして、迎えた8回裏に、野村投手は、ヒット、ファーボールなどで1点を返された後、決勝の逆転満塁ホームランを打たれ、4対5と負けてしまい、残念ながら準優勝となりました。

 

その後、高校卒業後は、東京6大学の名門の明治大学に入学しました。

 

明治大学では、1回生の春から登板し、秋のリーグ戦では、主戦投手として頭角を現し、リーグ史上5人目の防御率0.00(34回、2/3)でリーグ戦を終えました。

 

その後も活躍をつづけ、3回生の秋には、大学日本代表に選出され、U-26のNPB代表との試合では、1イニングを無失点に抑えるピッチングを披露しました。

 

また、4回生の秋には、リーグ戦で初のベストナインを獲得し、

 

その後の明治神宮大会では、決勝まで順当に勝ち続け、決勝戦の愛知学院大学戦では、野村投手は好投し、愛知学院大学を4安打に抑えて、2対0の完封勝ちをおさめ、悲願の大学日本一となりました。

 

ちなみに、野村投手の大学のリーグ通算成績は、

 

65試合 30勝12敗 防御率1.92 358奪三振

 

の素晴らしい結果を残しました。

 

そして、明治神宮大会前に行なわれたドラフト会議では、広島東洋カープから1位指名を受けて、入団することになりました。

 

野村投手の成績が凄い要因とは?

 

野村投手の成績が凄い要因としては、

 

①多彩な変化球

②コントロールの良さ

 

これら2つにあるでしょう。

 

①多彩な変化球

(出典:https://www.daily.co.jp/)

野村投手は、多彩な変化球を操ります。

 

野村投手の球種とは、

 

カーブ、カットボール、スライダー、チェンジアップ、シュートです。

 

野村投手は、変化球としては、多彩にボールを投げますが、どの変化球を多く使うというのではなく、まんべんなく投げるので、バッターは配球を読みづらいことから、好結果につながっているのだと思います。

 

しいて言えば、カーブ、チェンジアップが多少多いように感じますが、的を絞りにくいピッチャーであることには間違いありません。

 

野村投手は、その多彩な変化球を投げ分けるので、好成績につながっているのでしょう。

 

②コントロールの良さ

 

好成績の要因は、「コントロールの良さ」が挙げられるでしょう。

 

野村投手、本人も「コントロールを大切にしている」そうです。

 

ホント低めへのコントロールが凄く良いと思います。

 

アウトコース低めに決まる最速149キロのストレートのコントロールは、絶妙です。

 

そのコントロールの良さが、多彩な変化球をさらに活かしています。

 

例えば、ストライクゾーンぎりぎりからボールになるボールや、ボールからストライクゾーンに入ってくるボールの出し入れがいつでもできるのは、ホント野村投手の強みです。

 

また、ランナーがいるときに、追い込んでからのチェンジアップで、注文通りに内野ゴロに打ち取るのは、ホント野村投手の真骨頂でしょう。

 

このように、コントロールの良さが好成績に直結していると思います。

 

まとめ!

 

このように、広島東洋カープの野村祐輔投手の成績が凄い要因について、球種や球速や制球力などを徹底的に分析してきました。

 

野村投手の好成績の要因としては、

 

①多彩な変化球

②コントロールの良さ

 

これら2つに凝縮されるでしょう。

 

野村投手は、2016年には25年ぶりのリーグ優勝の立役者となり、MVPや最多勝や最高勝率など数々のタイトルを獲得し、エースとして堂々たる成績を残しました。

 

野村投手には、引退された黒田博樹さんの大きな穴を埋めるためにも、エースとして、これからも内容の濃い投球をみせてほしいです。

 

今後も、広島東洋カープのエースの野村祐輔投手の活躍に期待しましょう。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。