(出典:http://www.asahi.com/)

菅野智之投手は、読売ジャイアンツのエースピッチャーとして、安定感のあるピッチングを続けています。

 

また、WBCでも、侍ジャパンのエースとしても活躍していた菅野投手は、メジャーリーガーにも全く引けを取らない印象でした。

 

そんな菅野投手について、今回は「巨人のエースの菅野智之投手の凄い成績の要因について、球種や球速や制球力」などを徹底的に分析していきたいと思います。

 

菅野智之投手とは?

 

ご存知の人も多いと思いますが、菅野智之投手について、プロフィールを交えまして、紹介していきたいと思います。

 

■身長体重 186センチ92キロ

■利き手 右投右打

■ポジション 投手(ピッチャー)

■出身高校 東海大相模高校

■甲子園出場歴 なし

■出身大学 東海大学

■出身地 神奈川県

■生年月日 1989年10月11日

■ドラフト 1位(2012年)

 

菅野投手は、東海大相模高校では、2年生の秋からエースピッチャーとなりました。

 

3年生の夏は、甲子園まであと一歩の決勝戦まで進出しましたが、桐光学園高校に敗れました。

 

やはり全国屈指の激戦地区の神奈川県大会は、いくら強豪校でも甲子園行くことが難しいですね。

 

ただ、菅野投手は、当時から最速148キロのストレートを投げていたので、プロ注目の選手として、スカウトマンの目に留まるほどの将来有望の選手でした。

 

ちなみに、東海大相模高校では、同期に現在広島東洋カープで活躍する田中広輔選手や1学年下には、現在日本ファイターズの大田泰示選手がいて、豪華なチームメイトの顔ぶれでした。

 

その後は、東海大学に入学し、1回生の秋から主力ピッチャーとして登板しました。

 

東海大学では、2回生の春から4季連続で、優秀選手賞を獲得し、3回生の春の全日本大学選手権では、準々決勝の同志社大学戦で、7回参考記録でしたが、ノーヒットノーランを達成しましたが、決勝戦では、敗れて大学日本一の達成は叶いませんでした。

 

また、4回生の秋には、リーグ優勝に大きく貢献し、MVP、最優秀投手、ベストナイン、特別功労賞などタイトルを総なめにしました。

 

そこで、菅野投手の大学の通算成績が凄いので紹介したいと思います。

 

37勝4敗 防御率0.57 347奪三振 14完封

 

と輝かしい結果を残しました。

 

ホント凄いと言うしかありませんね。

 

また、大学の時の最速のストレートは、高校時代の148キロから157キロまで速くなりました。

 

そして、その後の2012年に読売ジャイアンツから1位指名を受けて、入団することになりました。

 

凄い成績の要因とは?

(出典:http://www.ad-vank.com/)

菅野投手の成績が凄い要因としては、

 

①コントロールが良い

②マウンド度胸が良い

③多彩な変化球

 

他にもたくさん要因として考えることができますが、このような要因を3つ挙げてみました。

 

 

 

①コントロールが良い

 

菅野投手が、プロ入り後にすぐにプロとして活躍できたのは、やはりピッチャーの生命線である、コントロールの良さでしょう。

 

菅野投手は、ほんとコントロールが良くて、入団してから、1度もファーボールで崩れたことはないと思います。

 

菅野投手本人も、「コントロールができなくなって、困ったことはほとんどない」と言っているように、自分自身でも相当コントロールには自信があるようです。

 

そこで、2013年から2016年までの4年間の1試合当たりの四球率が気になったので、菅野投手がどんなに凄いのかを検証してみました。

 

697イニング 140四球 → 1試合当たりの四球率 1.8077個

 

凄い結果が出ました。

 

1試合当たりに2個もファーボールを出さないことがわかりました。

 

ほんと精密機械のようなコントロールなので、ビックリしますね。

 

このように、抜群のコントロールが好成績を残せている大きな要因でしょう。

 

 

 

②マウンド度胸が良い

 

菅野投手は、マウンドに上がると、強気のピッチングで、ひとかけらの隙すらありません。

 

しかも、どんな時でも、冷静で、なおかつ大胆な投球をするので、守っている野手も相当守りやすいと思います。

 

ピッチャーは、特に気持ちの面が大きく結果に現れてしまうポジションです。

 

その好投手の条件でもあるハートの強さ、マウンド度胸の良さを菅野投手は、兼ね備えていることになります。

 

 

 

③多彩な変化球

 

菅野投手は多彩な変化球を投げます。

 

シュート、ツーシーム、スライダー、カーブ、カットボール、フォーク、チェンジアップなど多種多様です。

 

しかも、その変化球のコントロールが良くて、ストライクゾーンとボールゾーンに投げ分けていますので、バッターは球種を全く絞れません。

 

その結果、バッターはその変化球に翻弄されて、凡打が多くなっています。

 

菅野投手は、WBCでも、メジャーリーガーを相手に、多彩な変化球で、バッターに自分のバッティングをさせていなかったように思います。

 

 

このように、菅野投手は、成績が凄いのは、様々な要因があるからこその結果だったことがわかると思います。

 

まとめ!

 

このように、読売ジャイアンツのエース菅野智之投手の成績が凄い要因について、球種や球速や制球力を徹底分析してみました。

 

菅野投手が凄い成績の要因としては、

 

①コントロールが良い

②マウンド度胸が良い

③多彩な変化球

 

これらの3つが要因として挙げられます。

 

菅野投手は、読売ジャイアンツのエースだけでなく、侍ジャパンのエースとして、日本を代表するピッチャーだと言えるでしょう。

 

その結果を出し続ける1番の要因は、

 

精密機械のような、抜群のコントロールでしょう。

 

菅野投手は、将来的には、メジャーリーグに行くのではという期待もありますが、まだまだプロ野球で気迫あふれるピッチングが見たいので、もう少し日本で頑張ってほしいです。

 

今後も菅野智之投手に期待したいです。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。