今や筋トレは、小学生、中学生くらいからしている人が多いかなっと思います。
ちなみに私は、中学の時に初めて筋トレをしていました。
私が中学、高校の時には、トレーニングルームはあったものの、以前と比べると、今ではトレーニングルームの器具などの設備がかなり整っていると思います。
私は、筋力トレーニングは絶対に必要な事ではあると思います。
しかし、トレーニングをする時期、やり方はしっかりと考えた方が良いと思います。
ちなみに、いつくらいから筋トレをした方が良いとかって考えたことはありますか?
また、いつくらいからした方がいいとかって指導を受けたことがありますか?
知っている人もいれば、知らない人もいますよね。
それでは、筋トレを本格的に始めた方が良いとされる時期について、お話していきたいと思います。
自分のエピソード!
先ほど、私は中学の時から筋トレを初めてやり始めたと言いましたが、あとになって、かなり後悔しています。
もっと手を抜いてやれば、良かったと思います。
負けず嫌いな性格なので、調子に乗ってやりすぎていた感があります。
その当時、どのような筋トレのメニューだったのかと言いますと、
うさぎ跳び、腕立て伏せなどのメニューだけでしたが、特に下半身を鍛えなさいという指導だったので、かなりの量のうさぎ跳びをやっていたと思います。
ホント、かなりヒザが痛くて、しんどかったのを今でも覚えています。
では、実際には、そのようなうさぎ跳びをやるべきトレーニングだったのか?
今なら、即答でノーと言えます。
当時は、知識的にも乏しかったため、先生から与えられた練習をただひたすらに何も考えずに、こなしていました。
でも、なぜあんな練習をしていたのか?
今でも不思議に思います。
指導者に言いたいのが、あまりにも考えなさすぎだと思います。
現状、小学校、中学校で指導されている方で、うさぎ跳びをやらせている人は、「やべぇ」と思われたと思います。
絶対に、うさぎ跳びはダメです。
なぜかというと、うさぎ跳びに関して言えば、ヒザに大きな負担を与えてしまうからです。
そのヒザに負担がかかりすぎたら、なぜダメなんってことですが、
ヒザ、要するに、関節に大きな負担をかけてしまうと、これからまだまだ成長途上の段階で成長を阻害してしまう可能性があるからです。
私も、そのうさぎ跳びが原因かどうかはわかりませんが、中学2年生くらいからは、ほぼ身長が止まりました。
ちなみに、家の家系は決して背が低いわけではなく、兄は身長180センチ近くありますし、私も最低でも170センチは超えると思っていたのに、167センチ止まりでした。
やはり、人を指導する際には、人の人生も同時に背負っていると思えるくらいの気持ちがないと指導者としては、ダメだと思います。
中途半端な感じで指導するから、正しい練習かどうかもわからないけど、しんどい練習をさせれば良いと思ってやらせている指導者も多いと思います。
たしかに、そのようなしんどい練習をすれば、忍耐力、精神力はつくかもしれませんが、それ以上のデメリットが大きすぎます。
私が思うには、やはり今の目先だけの指導ではなく、将来的な長い目をもって指導をする必要があると思います。
決して、将来のある若い子を潰してはいけません。
今まで、そのようなヒドイ練習をさせて、怪我をしてしまったりして、途中で野球を辞めた人をたくさん見てきています。
まっ、言い過ぎなところがあって、申し訳ないのですが、もっと将来のことも考えた上での、トレーニングが必要になってきます。
私のエピソードはこれくらいにして、本題に戻したいと思います。
(出典:http://ysmedia.jp/)
いつくらいから筋トレをすれば、いいの?
それでは、いつから筋トレはすれば、良いのか?
もう皆さんわかったと思いますが、別に中学、高校くらいからでも良いと思います。
ただ、あまりにも関節に負担のかかりすぎるような筋トレはできるだけ避けた方が良いかもしれません。
やはり指導者にもよりますが、例えば、右ピッチャーの場合、フォーク、カットボールを一切投げさせないという高校野球の指導者もいます。
それは、フォーク、カットボールというのは、肘への負担が大きいからです。
敢えて、高校で、そのような負担のかかる変化球は、将来のことを考えて投げさせないという、指導方針です。
それと同じようなもので、ある程度の筋トレは必要ですが、関節に大きな負担のかかるような筋力トレーニングは避けた方が良いです。
全ては、将来のためだからです。
結論としては、中学くらいからでも筋トレはしても良いが、できれば本格的にするのは、身体がある程度できた大学あたりからでも良いような気がします。
その代わりに、インナーマッスルをして鍛えたり、走り込みによって下半身を鍛えたりといろんな手法のトレーニングがありますので、大きな負荷をかけた筋トレだけが全てではないっていうことは頭に入れておいた方が良いと思います。
やはり、将来のことも総合的に考えた上で、トレーニングをしていくことが必要だと思います。