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(出典:http://topicks.jp/)

ピッチャーにとって、勝率はものすごく深い意味があるのではないでしょうか。

 

勝率が高ければ、高いほどピッチャーとして良いのは間違いありませんが、

 

真のエースピッチャーと言われるような選手になるには、この勝率が非常に重要なものになってくると思います。

 

そこで、今回は「プロ野球のピッチャーの勝率の計算方法や見方や歴代最高ランキングの記録」などについてお伝えしていきたいと思います。

 

勝率の計算方法とは?

 

TAMPA, FL - MARCH 02: Masahiro Tanaka #19 of the New York Yankees participates in the New York Yankees Spring Training at George M. Steinbrenner Field on March 2, 2015 in Tampa, Florida. (Photo by Masterpress/Getty Images)

(出典:http://daliosite.com/)

 

「勝率の計算方法」とは、

 

勝率=勝利数÷(勝利数+敗戦数)

 

勝率の計算方法は、物凄くシンプルなので、ものすごくわかりやすいのではないでしょうか。

 

この勝率の見方は、

 

先ほどもお伝えしたように、ものすごく深い意味があります。

 

ここで問題となってくるのが、

 

「勝利数の多さと勝率の高さ」のどちらが重要なのかということです。

 

例えば、

 

成績が、15勝15敗のピッチャーと

 

10勝3敗のピッチャーのどちらが評価として高いと思いますか?

 

これは、いろんな見方があるとは思いますが、

 

多数の人は、後者の10勝3敗のピッチャーを評価するでしょう。

 

なぜなのかわかりますか?

 

それは、

 

前者は、15勝15敗のピッチャーは、たしかに勝ち数は多いのですが、負け数も勝ち数と同じ数なので、チームへの貢献度は、まずまずです。

 

一方で、

 

後者は、10勝3敗のピッチャーは、勝ち数は前者より多くありませんが、7勝も勝ち越しています。

 

ということは、このピッチャー1人で、貯金を7個も作っていて、チームへの貢献度が非常に高くなります。

 

ですので、ピッチャーを評価する上で、勝ち数は重要な要素ですが、それ以上に、勝率が重要だといえるでしょう。

 

実は、2016年のメジャーリーグでも、同様のことがありました。

 

ニューヨーク・ヤンキースの田中将大投手が、シーズン通算成績が、14勝4敗で、勝利数はメジャーリーグの中でトップに近いわけではありませんでしたが、

 

勝率.778と非常に高かったので、他の18勝以上しているピッチャーと同様の評価を受けていました。

 

ですので、田中将大投手は、メジャーリーグのシーズン最高のピッチャーに与えられるサイヤング賞にもノミネートされていました。

 

田中将大投手の勝率の高さは、メジャーリーグで非常に評価されているのがわかります。

 

たしかに、田中将大投手1人で、10勝も勝ち越しているので、相当チームへの貢献度は高いと思います。

 

このように、真のエースピッチャーになるためには、

 

勝利数は重要ですが、勝率はそれ以上に重要なものだといえます。

 

ですので、究極的なことを言えば、

 

勝率が高く、なおかつ、勝利数が多ければ多いほど、好投手といえるでしょう。

 

歴代最高勝率ランキング!

 

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(出典:https://ja.wikipedia.org/)

 

歴代最高勝率ランキングをお伝えする前に、

 

歴代最高勝率ランキングの基準について、説明します。

 

歴代最高勝率の基準は、

 

「2000投球回数以上投げたピッチャーの中でのランキング」

 

となっています。

 

それでは、歴代勝率ランキングをお伝えします。

 

1位 藤本 英雄 .697(1942-1955)東京巨人軍(現・読売ジャイアンツ)(他中部日本ドラゴンズ)

2位 稲尾 和久 .668(1956-1969)西鉄ライオンズ(現・西武ライオンズ)(他3球団)

3位 斎藤 雅樹 .652(1984-2001)読売ジャイアンツ

4位 杉内 俊哉 .648(2002-2015)読売ジャイアンツ(他ソフトバンクホークス)

5位 杉浦 忠  .638(1958-1970)南海ホークス

 

このように、見てみますと、未だ現役で活躍中の読売ジャイアンツの杉内俊哉投手がなんと、勝率.648で、第4位にランキングしています。

 

杉内俊哉は、ソフトバンクホークス、読売ジャイアンツのエースとして、負けないピッチャーとしても有名で、プロ入り以来、1シーズンで二桁の負け数が未だありません。

 

相当凄いですね。

 

プロ野球のピッチャーの中でも、10年以上もプレイしていて、これだけ負けないピッチャーも珍しいですね。

 

それは、同時に毎年エースピッチャーとして活躍されていたからこその、成績なのではないでしょうか。

 

今は怪我のリハビリ中ですが、早く復帰して、以前の輝きが見てみたいですね。

 

まとめ!

 

このように、勝率の見方が少しずつわかってきたのではないでしょうか。

 

勝率の計算方法は、

 

勝率=勝利数÷(勝利数+敗戦数)

 

の算式で計算します。

 

また、勝率は、勝利数と同等以上に重要なものだといえます。

 

歴代の勝率ランキングでは、

 

いまだ現役選手の読売ジャイアンツ杉内俊哉投手が通算勝率.648で第4位にランクしています。

 

勝率は、真のエースピッチャーになるためにも、ものすごく重要なものだと言えるでしょう。

 

今回は、「プロ野球のピッチャーの勝率の計算方法や見方や歴代最高ランキング」をお伝えしました。