田中将大投手がヤンキースのエースとして、ヤンキース投手陣を支えています。
田中将大投手が、これだけ安定して活躍できるのにも、様々な理由があると思います。
メジャーリーグでのピッチャーの評価の仕方にはかなりの疑問がありますが、
日本人ピッチャーは間違いなく世界でもトップクラスの力があると思います。
今回は、その中でも、ヤンキースのエースとして、躍動し続ける田中将大投手が結果を残している要因とされる、
変化球、球種を徹底的に分析したので、お伝えしていきたいと思います。
変化球、球種は何種類あるのか?
(出典:https://twitter.com/)
田中投手が、安定したピッチングをしているのも、コントロールの良さ、多彩な変化球、マウンド度胸など様々な理由があると思います。
その中でも、メジャーリーガーを翻弄している、多彩な変化球について、お伝えします。
田中投手の変化球は何種類あると思いますか?
基本的には、伸びのあるストレートと決め球となる変化球があれば、抑えることができるとも言われています。
そんな中で、田中投手は、6種類の変化球を持っていると言われています。
6種類ってホント凄いですね。
6種類という、この数字を聞いただけでも、バッターからすれば、的が絞りにくく、打ちづらいイメージを抱いてしまいます。
その変化球とは、
スプリット、スライダー、フォーシーム、カーブ、シンカー、カーブなどです。
その中でも、スピードに変化をつけながら投げているので、実際にはもっとたくさんの変化球を投げていることになります。
そりゃ、たとえメジャーリーガーであっても、打てないですね。
ただ単に変化球をたくさん持っているだけでも打ちづらいと思います。
しかし、そんな田中投手の変化球は、どの変化球も精度が高く、特に2つの変化球に至っては、メジャーリーグでも魔球と呼ばれています。
さすが、メジャーリーグに行く前の日本のペナントレースでは、
快挙の成績
24勝(無敗)、防御率1.27
を残したのも納得できますね。
このように、田中投手が多彩な変化球でメジャーリーガーを翻弄し、メジャーのトップ選手でさえ、凡打の山を築いているのも納得できますね。
もう少し打線の援護にさえ恵まれていれば、もっとたくさんの白星がついていてもおかしくはありません。
今や、メジャーリーグでもトップクラスのピッチャーといっても過言ではありません。
田中投手は、先ほど紹介しました、6種類の変化球のうち、メジャーリーグで、魔球と呼ばれている2種類の変化球をもっていますが、実際にはどんな変化をするのかを、次は紹介していきたいと思います。
2つの魔球とは?
(出典:http://kamatyo.com/)
たくさんの方がご存知だとは思いますが、
その2種類の魔球とは、
スプリットとシンカー(ツーシーム)です。
スプリットは、田中投手がメジャーリーグに行った一年目で、すぐに魔球と認定された変化球です。
このスプリットは、レッドソックスの上原浩治投手も武器にしています。
上原浩治投手は、ストレートとスプリットの2種類の球種しか、ほとんど投げないのにも関わらず、メジャーリーガーを抑え込んでいます。
ただし、このスプリットは、肘にかなりの負担がかかるために、あまり多投してほしくないですね。
田中投手が何回か故障しているのも、このスプリットが原因とも言われています。
ちなみに、メジャーリーグでは、スプリットは、肘にかなりの負担がかかるため、スプリットを禁止している球団もあるらしいです。
もう一つの魔球とされる変化球は、シンカーは、メジャーリーグでは、リバーススライダーとも言われています。
2016年の7月18日のレッドソックス戦で投げた1球のシンカーがビックリするほどに変化したので、全米でも話題となりました。
このシンカーは、左バッターからすれば、外側に大きく逃げていくために有効ですし、
右バッターから見ても、内角に大きく食い込んでくるので、今後もかなりの武器となりそうです。
まとめ!
このように、田中投手がメジャーリーグで躍進し続けるのには、
この6つの変化球をもっていて、相手バッターに的を絞らせない投球をしているからこそだと思います。
メジャーリーグで、魔球と認定される変化球を2つもっている田中投手は、ホント凄いとしか言いようがありませんね。
田中投手は、まだ20代ですし、探求心旺盛な田中投手の成長が楽しみですし、今後どのような活躍を見せてくれるのかも楽しみです。
これからの田中将大投手に、ご注目下さい。